しつけ

猫のしつけで叩くのはOK?噛み癖を直す正しい方法とは?

猫ちゃんのイタズラや噛み癖って、
けっこう頭を悩ませるものですよね。

私もその気持ちはよく分かるんです!
我が家のニャンコも
噛み癖やら毛布類の誤飲やらで
どう接して良いのか
分からない時期があったんです。

一体このイタズラや問題行動は
いつまで続くの?と、
先の見えない思いから
ついつい猫ちゃんに対して
向きになって本気で怒鳴ったり・・・

私自身そんな経験は何度もあり、
一旦冷静になって考えてみると
無駄なカロリーを使ったな~と
しばしば後悔をしたものです。

と言うのも、猫ちゃんに一方的に
怒りをぶつけるようなしつけは
そもそも効果がないのですから。

それでは、猫ちゃんには
どのようなしつけが効果的なのでしょうか。

まず、ポイントは
焦らずゆっくりと猫ちゃんと
向き合うことですよ。

今後のしつけ方法などが
知りたい方は必見の内容になっています!
一緒に考えていきましょう。



猫のしつけ方法!効果がある正しい怒り方とは?

猫のしつけ 正しい方法1

あなたはどんな風に
猫ちゃんのしつけをしているでしょうか?

間違ったしつけは、最悪猫ちゃんとの
信頼関係を失うことになるでしょう。
しかし、しつけ方を改めれば今からでも
決して遅いことはありませんよ。

猫ちゃんと暮らしていると、
よく問題として挙がるのが噛み癖や爪研ぎ、
粗相やイタズラなどですが、
中でも噛みつきの問題は
飼い主さんの鬱病にも
関係している場合があるそうです。

深刻な悩みになるまで抱え込む前に、
少しでも改善出来る対策
見つけ出していきましょう!

猫のしつけ!犬と違うのはどんなところ?

猫のしつけ 正しい方法5
猫ちゃんに叩く、殴るなどの体罰は
しつけとして通用するのでしょうか。

まず1つ理解して欲しいのが、
猫の持つ性質です。

例えば、犬の場合は群れをつくり、
リーダーに従いながら生活をする生き物です。

本来、誰かの言うことを聞くことで
安全を確保してきたものですから
命令されることを容易く
受け入れてくれるでしょう。

一方、猫の場合は単独行動が基本でした。
誰かの言うことを聞く必要はなく
自分で考え行動する生き物です。

そのため、
服従するという考えを持っておらず
犬よりもしつけが難しいそうです。

猫ちゃんをしつけるときには、
通常よりは時間がかかるものだと
思っても良いでしょう。

ところで、あなが猫ちゃんを叱る理由は
どんなことでしょうか。

私の場合は、噛み付きや網戸を登る、
キッチンを登る、ソファで爪研ぎをする
などですが、よく考えてみてください。

これらは猫ちゃんの生活の中では
当たり前の行動なのです。
自分で考え行動する猫ちゃんにとって、
良かれと思ってしていることです。

それを怒っても、猫ちゃんは
なぜ怒られているのか
理解しずらいそうです。

猫ちゃんのしつけの難しさは
そのような性質にあるんですね。



叩く・殴るのはOK?

猫のしつけ 正しい方法4

しつけが難しいとは言え、
人間と生活する以上
多少のしつけは必要だと思います。

そこで、しつけ方法として
叩く・殴るなどの体罰を使ったら
猫ちゃんはどう感じると思いますか?

これは、ただ嫌がらせをされた、
恐怖を与えられたと捉えてしまうだけ
しつけをするどころか、
飼い主さんに対して不信感を抱く原因にも
繋がってしまうでしょう。

なぜ叩かれたの?と考えるよりも先に、
恐い”と言う感情が前に出ます。

それを考えると、このような体罰は
当然しつけには向きません。

反省する気持ちよりも、
今度は飼い主さんにバレないように
実行しよう考え、
怒られることを回避するだけです。

また、犬にも共通して言えますが、
体罰などのしつけは
護衛反応が強まり、攻撃的な性格
作ってしまう可能性もあるんです。

それでは、何もしちゃいけないの?と、
そう言う訳ではありません。

やはり、猫ちゃんでもある程度のしつけは
必要な場合がありますからね。

猫ちゃんのしつけのポイントは、
言い聞かせるように叱るのと、
褒めてあげることです!

重要なのは、ただ怒ってばかりいるのではなく
信念を持って“叱る”と言うことです。

猫ちゃんは大きな音なども苦手なので、
「ダメ!」「コラ!」などの一喝でビシッと
叱るだけでも効果があります。

猫ちゃんの名前で怒ってしまうと、
名前に良いイメージが着かなくなるので
注意しましょう。

そして、必ず現行犯で叱り
気まぐれで叱るのではなく
一貫にしてダメなことはダメだと
毎回伝えていきましょう。

また、天罰方式の手もアリです。

これは飼い主がしたと気付かれないように
悪いことをしたら大きな音を立てたり、
水鉄砲や霧吹きなどで
すかさず水を吹き掛けたり・・・!

猫ちゃんは水を嫌いますから、
効果があるそうです。

まずは、体罰以外の方法
しつけをしてみるのが良いですね。

そして、普段からよく褒めてあげましょう
信頼関係を深めることで、
しつけもしやすくなるそうです。

飼い主さんに褒められたり、
気持ち良く撫でてもらえるだけでも
猫ちゃんの心は満たされますよ。

信頼関係さえ結ばれていれば、
もし怒っても、飼い主さんへの
信頼の方が強ければ関係は崩れません。

体罰が全面的にダメな訳ではありませんが、
しつけの意味であまり効果はありませんし、
信頼関係に溝を作る可能性もあります。

犬と違って、怒られることと原因が
結びつきにくいので・・・

猫ちゃんへのしつけは、
まずその問題の原因究明をして対策をしたり
物理的にイタズラが出来ないように
生活環境を変えるのが無難です。

噛みつきの原因を追究したい方は
こちらの記事がおすすめです。
⇒猫の行動で噛む時はどんな心理なの?習性が関係していた!

噛み癖のしつけは
こちらをご覧下さい。
⇒猫の噛み癖!1歳になると治すことができないって本当?



☑コラム〈イタズラ対策愛猫Ver.〉


うちの場合は、毛布やぬいぐるみを

噛みちぎるニャンコですから
まずイタズラされたくない
ぬいぐるみなどは全てしまいます。
クッションは絶対に置きません。
爪研ぎは、用意してあるものの他に
ソファや網目調のテーブルにしますが
もはや諦めています網戸に登る場合、登れない程度の
隙間くらいにしか窓を開けないか
登ったときは「あ~猫らしい♪」と、
ニャンコを網戸から取り上げます。
半分諦めていますね。笑

粗相も、外で工事をしていたり
引っ越しのときにしたことがありますが、
原因が解りやすいので、
また優しくトイレへ誘導して
しばらく様子を見るくらいで
完璧に戻りましたよ^^理由もなく噛んだときは
無視叱ります
が、

キッチンやテーブルに登るときだけは
一貫にして叱り、
すぐにそこから下ろします。

もし火が着いていてもいなくても、
食べ物があってもなくても
猫ちゃんにはその違いまでは解りません。

なので、登ること自体
イケナイことだと
教え込みたいのです。

幼い頃からの教え込みも効いたようで、
低いテーブルにも乗らずに済んでいますよ。

しかし、猫ちゃんと暮らすのには
それなりにイタズラは覚悟が必要ですし、
多少の妥協も必要だなと感じました。
(理想のインテリアなど)

特に子猫のうちはやんちゃ盛りです。
うちのニャンコの場合、
そんな時期もあっという間に過ぎて
気付けば落ち着いていたという
パターンでした。

猫ちゃんのしつけの基本は、
体罰ではなく言い聞かせるように
叱ることです。

DSC_0928

体罰でのしつけは、
例え結果的に効果があっても
嫌われてしまうリスクがあるので
おすすめは出来ません。

時間はかかるかもしれませんが、
決してしつけが出来ない訳ではありません。
問題に対して対策を打つと共に
叱る程度のしつけを心掛けて下さいね。

しつけスプレーなどのグッズは有効?

猫のしつけ 正しい方法7
市販では様々なしつけ用スプレーが
売られていますが、
実際どのような効果があるのでしょう。

一般的な用途としていくつかあるので
ご紹介していきます。

  • イタズラ防止スプレー

➡イタズラされたくない箇所に
猫の嫌いな匂いのするスプレーをかけて
近寄らせないためのスプレーグッズ

➡猫は柑橘系の匂いを嫌います
そのため、みかんの皮を置いておくのも
効果的と言うのを聞いたことがあります

➡使い方は様々ですが、
近寄らせないと言う意味では
家具などの爪研ぎ防止や、
入って欲しくない箇所にスプレーするのが
有効的です

  • かじかじ防止スプレー

苦味成分などが入っていて、
コードなどのかじって欲しくない
箇所に吹き掛けるスプレーグッズ

➡おすすめは、ビターアップルです
リンゴの苦味成分が含まれています

猫のしつけ 正しい方法8

  • トイレしつけ用スプレー

➡トイレの場所を分かりやすくするための
スプレーグッズ

アンモニア成分などが含まれていて、
トイレだと認識させたり、
トイレへの誘導を助けるもの

様々なメーカーで、
このようなスプレーが販売されています。

用途ではいくつかありますが、
スプレーグッズの効果については
必ずという保証はありません。

また、効果も3~6時間ほど
切れてしまうものも多いため、
マメに吹き掛ける必要があるでしょう。

よって、しつけ用スプレーに頼るだけでは
効果は期待出来ないと思います。

しつけ用スプレーを上手く活用するには、
やはり自分のしつけを基本とした上で、
補助的に使うのが良いかもしれません。

しかし、しつけ用スプレーが
向かない場合もあるでしょう。

例えば、
縄張りストレスなどが原因で起こる
マーキング問題では、
近寄らせないスプレーをしても
別の箇所へマーキングする可能性大です。

同じようなことを繰り返す、
いたちごっこの状況が予測出来ますね。

このように、全ての問題に
しつけ用スプレーが
通用する訳ではないそうです。

猫ちゃんの問題行動にはしつけ以前に
生活環境などを見直すなど
もっと根本的な問題があるのかもしれません。



もしこのようなアイテムを使用する場合は、
そこまでの期待をせずに
同時に他の対策もしていきましょう。

もちろん、効果を感じることもあるので
一度試してみる価値はありますよ^^

まとめ

猫のしつけ 正しい方法2
猫ちゃんにとって、人間からの体罰は
恐怖を感じてしまうことが多いでしょう。

そもそもの性質を理解してあげれば、
ただ叩いて怒るだけでは
全くしつけにはならないのですね。

しつけのポイントは、頭ごなしに
怒るのではなく“叱る”と言うイメージです。

すぐには理解してくれないかもしれませんが、
猫ちゃんも賢い生き物です!
何度か繰り返すうちに
いけないことの区別は
つくようになりますよ。

なので、根気強く愛情を持って
猫ちゃんに伝えていきましょう。



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にゃんたんとあそぼ編集部
猫ちゃんと遊ぶのが大好きな20~30代の男女4人チームです。 猫を飼っている経験から、 猫の気持ちがわかり、 どうすれば楽しく猫と同居できるのか?を 皆さまにお伝えしたいと思っています。 猫の飼い方や、楽しい猫ちゃんとの生活に お役立て頂ける記事を書いています。


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