猫はあまり水を飲まない
生き物のため、トイレの回数が
少ないことは飼い主さんも
ご存知のことかと思います。
それだけに、猫のトイレの
回数が多いと病気ではないか
と心配になりますよね。
そこで今回は
猫のトイレの回数に
関するお話として、
- 猫のトイレの平均回数
- トイレの回数が多い時に確認すること
- トイレの回数が多いときに疑う病気
についてご紹介します。
猫のトイレの回数で気になる
ことがある飼い主さんは是非、
チェックしてください。
猫のトイレの回数が多いのはどうして?
猫の祖先は砂漠に住んでいた
こともあり、猫はあまり水を積極的に
飲もうとしません。
そのため、猫のトイレの回数は
少なく、1日に4~5回と言われて
います。
猫のトイレの平均回数は後ほど
ご説明しますが、猫のトイレの
回数が6回以上の場合は、
愛猫が排尿トラブルに見舞われている
場合がありますので、病院に行って
診てもらいましょう。
猫のトイレの平均の回数はどどれくらいなの?
![](https://nyantan.com/wp-content/uploads/2016/07/b65929874652225b91c958fc4666bb29_s-e1469103030381.jpg)
猫のトイレの平均回数は、
- 子猫(1歳未満の猫)
- 成猫(1歳以上の猫)
によって違います。
子猫のトイレの平均回数は、
- ウンチ…1日2~4回
- おしっこ…1日1~2回
になります。
おしっこよりもウンチの
回数が多いのが特徴です。
一方、成猫のトイレの平均回数は、
- ウンチ…1日1~2回
- おしっこ…1日2~3回
になります。
子猫と異なり、おしっこの
回数が多いのが特徴です。
でも、この回数はあくまでも
平均値になります。
猫にも個性がありますので、
健康でもおしっこやウンチの回数が
平均よりも多かったり少なかったり
があります。
愛猫のトイレの回数を
把握することは、病気の早期
発見にもつながりますので、
一度猫のトイレの回数を記録して
みると良いですね。
ちなみに我が家の愛猫の
トイレの回数は、
- ウンチ…1日1回
- おしっこ…1日4回
になります。
若干平均よりおしっこの
回数が多いのですが、
健康診断の結果問題なかった
ので、この回数が愛猫の
平均値みたいです。
猫のトイレの回数が多いのは病気が原因?
![](https://nyantan.com/wp-content/uploads/2016/08/stethoscope-840125_640.jpg)
愛猫のトイレの回数が
いつもより多くても少なくても
心配ですよね。
猫のトイレの回数が多かったり
少なかったりするとどんな病気の
可能性があるのでしょうか。
また、命に係わる場合も
あるのでしょうか?
次の章で詳しく見てみましょう。
1.トイレの回数が急に増えた時に考えられることは?
猫のトイレの回数が
急に増えた時に確認して
欲しいのがおしっこが
出ているかどうか。
トイレの回数が増えていても、
実はおしっこが出ていなかったり
少量しか出ていなかったりする場合が
あるからです。
急にトイレの回数が増えた時
のほとんどの原因は膀胱炎に
よるもの。
膀胱炎の場合、おしっこが
丸1日出ないと尿毒症になり
命にかかわる可能性があります。
まずは少量でもおしっこが
出ているかを確認しましょう。
2.トイレの回数が少ない時に考えられることとは?
![](https://nyantan.com/wp-content/uploads/2016/06/lgf01a201411111100.jpg)
猫のトイレの回数が少ない
時に考えられるのは、
- ストレス
- 脱水症状
- 病気
のいずれかになります。
猫は環境の変化やストレスに
陥るとトイレを我慢したり
水を飲まなかったりするため、
脱水症状に陥りやすくなります。
また、綺麗好きのため、
トイレが汚いとトイレを我慢
してしまうことも。
トイレ周りを常に清潔にして、
猫がトイレをしやすい環境を
作ってあげましょう。
水分を取らない猫には、
ウェットフードなどで水分を
補給してあげると良いでしょう。
これらのことを解決しても
トイレの回数が少ない場合は、
- 膀胱炎
- 尿路結石
- 尿毒症
など泌尿器系の病気にかかっている
可能性があります。
先程も述べましたが、尿毒症は
命に係わる病気。
トイレの回数が多い時も少ない時も
気になることがあれば早めに病院へ
連れていきましょう。
3.トイレに頻繁に行くのに出ない時に考えれることとは?
愛猫がトイレに頻繁に行くのに
おしっこが全く出ないときは、
先程も言いましたが、膀胱炎に
なっている可能性があります。
おしっこが少しでも出ている
場合は感染性の膀胱炎に
かかっており、おしっこが出にくく
なっている可能性があります。
感染性の膀胱炎はすぐに命に
係わることはないのですが、
問題はおしっこが全く出ていない時。
この場合は、尿路結石によって
おしっこが出なくなっている可能性が。
猫は体が小さいため、1日おしっこが
出ないだけで尿毒症となり死に至ります。
猫が頻繁にトイレに行くのに
全くおしっこが出ていない場合は、
すぐに病院で診てもらいましょう。
猫が頻繁にトイレで血尿が出るときは要注意!原因は何?
![](https://nyantan.com/wp-content/uploads/2016/06/280065_w300.jpg)
猫が頻繁にトイレに行き、
血尿が出ている場合は危険信号。
尿路結石の可能性があります。
血尿が出ている原因は、
尿路に石が詰まって、尿路を傷つけて
しまっているから。
猫は言葉を発することができませんが、
この場合、排尿するたびに激しい痛みが。
そのまま放っておくと血尿も
止まり、尿毒症になる恐れも。
愛猫が苦しんでいる姿は飼い主に
とってもつらいもの。
血尿が出たらすぐに病院へ
連れていきましょう。
まとめ
猫のトイレの回数が多い時
または少ない時に考えられる
猫の状態や病気についてまとめて
みましたがいかがでしたでしょうか。
猫が頻繁にトイレにいく
場合の原因のほとんどは、
膀胱炎によるものです。
けれども、尿が出ているか
否かによって、
- 感染性の膀胱炎(軽度)
- 尿路結石による膀胱炎(重度)
に分けられます。
尿が全く出ない場合は、
尿路結石から尿毒症に陥る
可能性があるので、早めに
病院へ行きましょう。
また、猫のトイレの回数が
少ない場合も泌尿器系の
病気の可能性があります。
いずれの場合も、トイレの回数
が症状として現れますので、
愛猫のトイレの平均回数を
日ごろから知っておくことが
大切です。
また、猫のトイレの回数が
多くなると、砂があちこち
飛び散ってしまいますよね。
猫のトイレの砂が飛び散ると
掃除も大変です。
猫のトイレの砂の飛び散りの
対策方法については、以下の記事を
ご確認ください。
この記事が愛猫のトイレの回数
の増減で不安になっている飼い主さん
の参考になれば幸いです。
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