あなたの家にユリはありますか?
ユリの花はとてもきれいですよね。
庭にユリを植えている人や
ガーデニングで育てている人も
たくさんいらっしゃると思います。
生け花にして楽しんでいる人も
おられるでしょう。
でも、
猫にとってユリは
特に注意が必要な植物のひとつです。
猫がユリをうっかり食べてしまったら、
’’ユリ中毒’’を起こすかもしれません。
今回は、
- 猫がユリを食べてしまった時の対処法
- ユリ中毒の症状
- ユリ中毒とは?致死量は?
についてまとめました。
ユリ中毒はとても危険で、
時には死に至る場合もあります。
万が一の事故に備えて、
一緒にユリ中毒について
詳しく学んでいきましょう。
この記事に書いてること♪
猫がユリを食べてしまった!すぐにする対処法は?
猫がユリを食べてしまったときは、
すぐに次のような対処法をとりましょう。
2.動物病院へ急ぐ
ユリを食べた時は
ごくわずかしか食べていなくても、
一見なんともなさそうに見えても、
動物病院に行く必要があります。
ユリ中毒の症状は
少量でも強くでることがありますし、
食べてから1日後に
発症することもあるからです。
動物病院では、
- 胃洗浄
- 点滴によるユリ毒の排出
の治療が行われます。
ユリ中毒ならどんな症状が出るの?
ユリ中毒なら
どんな症状がでるのでしょうか?
●嘔吐・下痢・脱水
●おしっこがでない
ユリ中毒は、腎臓に症状がでます。
腎臓の損傷は表には出にくいので、
素人にはなかなかわかりません。
そもそもユリ中毒ってなに?致死量はどれくらい?
そもそもユリ中毒って
なんなのでしょうか?
致死量はどのくらいなのでしょうか?
ユリは可憐で清楚で、
そんな危険な植物には見えないですよね。
そもそもユリ中毒ってなに?
ユリ中毒とは、
’’ユリに含まれる毒成分が
猫の腎臓組織を破壊する病気’’
のことです。
ユリの毒成分は、
猫以外の哺乳類には無害だと
言われています。
犬も人間も、
たとえユリを丸ごと食べたとしても、
腎臓を破壊されることはありません
(たぶんお腹は壊します)。
しかし猫にとっては、
今の獣医学では
解毒できないほどの猛毒です。
一度ユリの毒成分が猫の体内に入ると、
腎臓をすべて破壊します。
ユリ中毒の進行を止める手立てはなく、
透析や輸液をしながら、
猫の自然治癒力を信じる以外に
できることはありません。
種類があるってこと、
ご存知でしょうか?
すべて危険ですが、
特に猫に危険なのは、
次の5つです。
・テッポウユリ
・オニユリ
・コオニユリ
・鹿の子百合
・キスゲ各種
とはいえユリはきれいなので、
育てたい人も
いらっしゃると思います。
そんな方には、
鉢植えがオススメです。
ユリを上手にを鉢に植え付ける方法を
動画でご紹介します。
猫ちゃんが絶対入れない場所に
鉢植えを置いて、
安全に楽しんでくださいね。
致死量はどのくらい?
’’ユリの毒成分の致死量は
とても少ない’’
というのも、
ユリ中毒の怖いところです。
ユリの毒成分は、
- ユリの花
- ユリの茎
- ユリの葉
- ユリの花粉
- ユリの花瓶の水
のすべてに含まれています。
そしてこれらをちょっとなめたり
かじったりしただけでも、
ユリ中毒になってしまいます。
ユリ中毒には、
特効薬や有効な治療法がありません。
透析などの対処療法への反応も悪く、
1週間以内に亡くなるケースが多いです。
まとめ
いかがでしたか?
ユリ中毒は、
猫の腎臓の組織を破壊する
とても怖い病気です。
致死量も非常に少なく、
ユリを食べたり
なめたりしただけでなく、
ユリの花瓶の水をなめただけでも
発症してしまいます。
治療への反応も悪く、
1週間程度で亡くなる場合が多いです。
ユリ中毒になってしまうと、
助かる見込みはあまりありません。
猫がユリを食べてしまわないように、
もう一度家の中やお庭を
チェックしてみてくださいね。