猫の指の本数って普通は何本？6本指の子もいるって本当！？

ふと野良猫を眺めていて、
『指が６本ある！？』
と驚いたこと、ありませんか？

あるいは猫を飼って
初めて動物病院に行ったときに、
『あ、指が６本ありますね』
と言われて驚いた飼い主さんも
いるかもしれません。

今回は、
そんな猫の指にスポットをあててみました。

• 猫の指の本数
• ６本指の猫もいるって本当？
• 指の数は猫の種類によって違うの！？

についてご紹介します。

あのちっちゃくてかわいい猫の指には、
意外と奥深いエピソードが隠れています！

一緒に覗いてみましょう♪

猫の指の本数！普通は何本！？

猫の指の本数は、
普通は何本なのでしょうか？

 

猫の指は、普通
’’前足５本ずつ、
後ろ足４本ずつ’’です。

合計１８本指ですね。

前足は、私たち人間と同じく
親指・人差し指・中指・薬指・小指
があります。

後ろ足の親指は退化しており、
残りの４指しかありません。

6本指の猫もいるって本当？

普通、猫は１８本指ですが、
なかにはちょっと変わった猫もいます。

なんと前足の指が１本多く、
６本もある猫もいるのです！

このような指の多い猫を
’’多指猫’’といいます。

多指猫にはバリエーションがあり、
６本以上の指がある猫もいます。

また、『前足だけ多指』
『後ろ足だけ多指』
『前後両足多指だけ多指』など
パターンもいろいろです。

指の数は猫の種類によって違うの！？

指の数は、猫の種類によって
決まるのでしょうか？

 

答えは’’半分ＹＥＳ、半分ＮＯ’’です。

指の多い種類もありますが、
それ以外の種類でも
遺伝子的な組み合わせで
多指になることもあるのです。

詳しくご説明します。

指の多い種類　アメリカンポリダクティル

アメリカンポリダクティルは、
普通より多くの指を持つ種類です。

指の多い猫は普通の猫よりも
器用で運動神経が良く、
たくさんのネズミを捕まえると
いわれていました。

そのため多指猫は船乗り達に重宝され、
ヨーロッパの船乗り達と一緒に
アメリカに上陸して、
アメリカンポリダクティルが
誕生しました。

指の多い種類　クリッパーキャット

クリッパーキャットは
ニュージーランドの多指猫です。

クリッパーキャットは
アメリカンポリダクティルと同じく、
船のネズミ対策として
ヨーロッパから運ばれて、
ニュージーランドに上陸しました。

移民船に乗っていたそうです。

遺伝子の組み合わせによる多指

アメリカンポリダクティルと
クリッパーキャット以外の種類でも
多指猫が生まれることがあります。

多指になる遺伝子を
隠し持っている猫同士の子は、
多指になる可能性があるのです。

どの種類でも可能性がありますが、
メインクーンは
特に多指猫が生まれやすい種類と
いわれています。

まとめ

いかがでしたか？

 

猫の指は、普通は１８本です。

しかし中には、
前足が６本あるなどの
’’多指猫’’もいます。

多指でも健康や運動能力に害はなく、
むしろ器用でネズミ捕りが上手だと
昔からいわれています。

また幸運を招くともいわれており、
かの文豪ヘミングウェイからも
とても愛されました。

６本指の猫と出会えたら、
とてもラッキーです☆

ぜひ仲良くなってくださいね。