体臭がほとんどなくてキレイ好きな猫には、
お風呂は必要ないとも言われています。
でも、人間と一緒に生活する上では、
外でゴロゴロしたりすれば汚れるし、
ノミを拾ってきている可能性だって
ゼロではありません。
飼い主さんが猫をお風呂に入れたいと
思うのも当たり前のことです。
ただ、猫をお風呂に入れるとして、
「どのように入れればいいのか?」
初めて猫をお風呂に入れる人なら
ちょっと悩んでしまいますよね。
そこで今回は、猫のお風呂の温度や頻度、
お風呂嫌いの猫にはどうすればいいのか
ご紹介していきたいと思います。
猫のお風呂!知っておきたい基本の入れ方
猫をお風呂に入れる前に、まずは正しい
お風呂の入れ方について理解しておく
必要があります。
お風呂の温度は何度が適温なのか?
お風呂に入れる頻度は何回くらい?
猫の毛を乾かす時はどうすればいいのか?
さっそく見ていきましょう!
猫のお風呂の温度の適温は?
猫にとって適温と言えるお風呂の温度は、
37~38度のぬるま湯がベストです。
猫の体温は38度くらいで、人間よりも
少し高めになっています。
また、猫は犬と比べると皮脂が少ない
動物なので、高い温度では必要以上に皮脂が
お湯によって洗い流されてしまいます。
さらに、人間に比べて猫の皮膚は薄いため、
温度が高すぎるとやけどをしてしまう恐れも
あるんです!
どれくらいの頻度で入れるべき?
では、猫はどのくらいの頻度でお風呂に
入れるべきなのでしょうか?
先ほど、猫は犬に比べて皮脂が少ないと
お話しましたが、同じ理由から猫のお風呂の
頻度は年に1~2回で十分なんです。
猫は”グルーミング(舌で全身を舐めて
毛づくろいや汚れを落とす習慣)”を
常にしているので、犬のように毎月お風呂に
入れる必要はないのです。
ただ、長毛種の場合はグルーミングが
行き届かないこともあるので、1ヶ月に1回は
お風呂に入れる必要があります。
また、去勢や避妊手術を受けていない猫は、
発情期に”スプレー”をすることで肛門周辺の
毛を汚し、臭くなることがあります。
なので、汚れ具合やニオイによっては
お風呂に入れる必要がありそうですね。
猫の発情期については、こちらの記事が
おすすめです!
「”猫の発情期!避妊手術を受ければ雌の鳴き声は落ち着く!?”へ移動する」
「”猫の鳴き声が夜になるとうるさい!飼い主がすべき対策は?”へ移動する」
では、お風呂の入れ方や用意するものを
見ていきましょう!
◆用意するもの◆
◆正しい猫のお風呂の入れ方◆
①ペット用バスタブに37~38度の ②お湯を溜めたら猫用シャンプーを ③猫を首までお湯に浸からせて被毛に ④猫をバスタブから出して頭以外の ⑤ぬるま湯のシャワーで泡をしっかり流す ⑥よくすすいだらハンドタオルで優しく |
乾かす時はドライヤーを使ってもいい?
猫をタオルドライしたら、次はドライヤーを
温風のLOWにして乾かしましょう。
でも、ドライヤーを使う前に注意して
おきたいことがあります。
それは、猫はドライヤーから発せられる
超音波のような高音域の音を感じ取ります。
すると、猫が驚いて暴れてしまう可能性が
あって危険です。
猫は高音域の音にとても敏感なので、
事前にドライヤーの音に慣れさせてから
お風呂に入れるようにしましょう!
お風呂が嫌いで嫌がる・震える場合はどうする?
猫がお風呂嫌いでお風呂に入れようと
すると嫌がる、震えるなんてことも少なく
ありません。
実は、猫がお風呂を嫌がるちゃんとした
理由があったんです!
では、その理由とお風呂を嫌がる猫への
対処法をご紹介します。
猫がお風呂嫌いな理由とは?
猫がお風呂嫌いなのは、猫が水を嫌がる
動物だからなんです!
「そんなこと飼い主なら誰でも知ってる!」
なんて声も聞こえてきそうですが、まだ
話には続きがあります。
猫の祖先であるリビアヤマネコは、昼夜の
気温差が激しい砂漠地帯に生息してました。
体が水に濡れてしまったリビアヤマネコは
水分が蒸発する際の気化熱で体温を奪われ、
急激に温度が下がった夜に耐えられずに
命を落としてしまいました。
そのため、リビアヤマネコは本能的に
水を避けて暮らすようになったと
言われています。
そして、現在の猫もその本能を遺伝子として
受け継ぎ、水を嫌がっているという訳です。
猫は水を嫌いますが、子猫のうちから水に
慣らしておけば、お風呂でリラックスできる
猫だっているんですよ♪
では、You Tube で発見した動画を
ご覧ください!
犬かきならぬ”猫かき”をご堪能あれ♪
猫ってこんなに気持ちよさそうな顔を
するんですね~♡
お風呂嫌いな猫にはどうすればいいの?
猫がお風呂を嫌がるなら、無理にお風呂に
入れないことです。
無理に入れても、恐怖心やストレスを
与えるだけです。
ひどい場合、飼い主さんへの不信感へと
繋がってしまうこともあります。
では、お風呂嫌いな猫の体の汚れを取るには
どうすればいいのでしょうか?
猫がお風呂嫌いなら、水を使わない
ドライシャンプーを使ったり、お湯で絞った
タオルで優しく全身を拭いてあげましょう!
まとめ
いかがでしたか?
猫のお風呂の入れ方やお風呂嫌いの猫への
対処法などについて見てきました。
猫が水を嫌がる理由もよく分かりました!
ついつい、猫が汚れると「すぐにお風呂に
入れなきゃ」って考えてしまいがちです。
でも、愛猫の体調や水への反応を見ながら
お風呂に入れるようにしましょう。
なるべくなら、子猫の頃からドライヤーや
水に慣らすようにしておくと良いですね!
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