猫が小さい声や音を出さずに鳴く時はどんな意味がある！？

あなたの飼い猫ちゃん、
たまにすごく小さい声で鳴いたり
口を開けてパクパクしていること、
ありませんか？

たとえば
あなたがパソコンに夢中になっているときや
別の部屋でテレビに熱中しているときを
思い出してみてください。

強い視線と小さな鳴き声を感じたこと、
おありかと思います。

今回は、そんな猫の小さな鳴き声について
調べてみました。

• 猫が小さな声で鳴く意味
• 声を出さずに鳴いている時の意味
• 人間には聞こえない声で鳴いている！？
• 喉や声の病気ではない？

についてご紹介します。

猫がすごく小さい声で鳴く！これってどういう意味？

猫の鳴き声にはいくつか種類があり、
それぞれ違う猫の気持ちや意味が
込められています。

すごく小さな声で鳴く時には
どんな気持ちを伝えようと
しているのでしょうか。

すばり、
『甘えたい♡』
『構って欲しいな～』
という気持ちの時、
猫は小さな声で鳴くといわれています。

 

この小さな声、ちまたでは
’’サイレントにゃー’’
と呼ばれています。

サイレントにゃーはもともと、
子猫が母猫に甘える時の鳴き声
なんだそうです。

母猫に甘えたり
ミルクをねだったりする時に、
子猫はサイレントにゃーをします。

成長してもその癖は残り、
飼い主に甘えたい時や
構ってほしい時に、
猫は小さな声で鳴いて
その気持ちを伝えるのです。

 

サイレントにゃー以外にも、
目やしっぽの動きで
猫の気持ちを知ることができます。

くわしくは
’’猫のしっぽが膨らむのはなぜ？パタパタと振る時の気持ちは？’’
’’猫の気持ちは目や耳の動きでわかる！？その見分け方とは？’’
をご覧ください。

口を開けているのに声を出さずに鳴いている時の理由は？

サイレントにゃーには、
小さな鳴き声さえ
聞こえないバージョンもあります。

そんな、口を開けているのに
声を出さずに鳴いている時には、
どんな理由があるのでしょうか？

 

鳴き声が聞こえないサイレントにゃーも、
小さな鳴き声のときと意味は同じです。

甘えたい気持ちや
構って欲しい気持ちを込めて、
猫は口をパクパクさせているのです。

 

小さな鳴き声さえ聞こえないバージョンの
サイレントにゃーを動画でご紹介します。

たしかに口は鳴いている時の形なのに、
まったく声が聞こえません。

不思議ですよね。

どうして鳴き声が聞こえないのか、
サイレントにゃーの秘密を
さらに探ってみましょう！

人間の耳には聞こえない声で鳴いている！？

サイレントにゃーに秘められた
意味や理由についてご説明してきましたが、
サイレントにゃーには
もうひとつ秘密があります。

それは、口を開けているのに
声を出さずに鳴いている時には、
’’人間の耳には聞こえない声で鳴いている’’
ということです。

人間の耳で聞くことができる音域は
約２０キロヘルツ位までです。

しかし猫は、
約６５キロヘルツ位までの音域を
聞き分けたり発声したり
することができます。

サイレントにゃーの鳴き声は
人間の耳には聞こえないだけで、
実は２０キロヘルツ以上の鳴き声が
ちゃんと出ているのです。

喉や声の病気ではない？

愛猫が急に小さな鳴き声で鳴いたり
鳴き声が聞こえなくなったら、
とても心配ですよね。

もしかして喉や声の病気に
なったのでは・・・！？
と不安になると思います。

でも、なにも心配いりません。

ここまでお話ししてきた通り、
サイレントにゃーは猫にとって
ごくごく普通の行動です。

むしろ、子猫が親猫を慕うのと同じくらい
飼い主であるあなたのこと信頼して
甘えたいと思っている証です。

愛猫ちゃんが
次にサイレントにゃーをしたときには、
ぜひ「どうしたの？？」と近寄って
話しかけてあげてください。

きっと
「飼い主さんが気づいてくれた！」
と目を輝かせて、
喜んでくれると思いますよ。

まとめ

いかがでしたか？

猫がすごく小さい声で鳴いたり
声を出さずに鳴くことを、 
『サイレントにゃー』といいます。

サイレントにゃーには
’’甘えたい’’
’’構ってほしい’’
という意味が込められています。

サイレントにゃーを見かけたら、
ぜひ猫ちゃんを構ってあげてください。

きっと目をまん丸にして、
すごく喜んでくれると思いますよ♪