猫の品種の中でも、小型・中型・大型と
分けられることがあります。
品種としては主に中型猫が多いですが、
大型猫にも他の品種にはない
特別な魅力がありますよね。
大型と聞くと、初めて飼うには
向かないようなイメージも
あるかもしれませんが、
そんなこともないんです!
大型猫の特徴は、大きい図体をして、
実は穏やかな性格の猫ちゃんが
多いのも魅力のうちの1つです。
そんな大型猫に興味を持った人、
大型猫を飼いたいと考えてる人へ向けて
おすすめの品種をご紹介しましょう。
参考にご覧下さい^^
大型猫の種類を画像で紹介!
さっそく可愛い大型猫たちを
いくつか紹介していきます。
今回は大堂な人気者から、
マイナーな品種まで抜粋してみました!
🐾ラグドール
原産国:アメリカ
体重:4~9㎏
価格相場:20~30万前後
ラグドールが誕生するまでには、
シャム猫のような
シールポイントの猫をベースに、
ペルシャやバーミーズなど
いくつかの種類を交配させて
品種改良が進められてきました。
そして、アメリカでは2000年頃に
品種として公認されたそうです。
ふわふわとした滑らかな長毛に、
美しいブルーの瞳の色が特徴的です。
大型猫としては
世界的にも人気を集めていますね。
“ぬいぐるみ”の意味をもつラグドールは
比較的抱っこをされるのが得意で、
大人しく抱っこを受け入れてくれます。
性格はとても穏やかで優しく、
人懐っこいですよ。
また、狩りに対する本能も低く
滅多に爪などを出しません。
容姿はまるでぬいぐるみです^^
いつまでもモフモフしていたいですね♡
🐾メインクーン
原産国:アメリカ
体重:3~9㎏
価格相場:15~30万前後
メインクーンはその昔、
海賊船の船猫として渡ってきた猫が
起原ではないかと考えられています。
詳細は明らかではないものの、
アメリカでは最も古い歴史を持ち、
そして最も大きな猫として知られています。
世界最長の記録を持つなど、
猫種の中でもその大きさはズバ抜けています!
柔らかい被毛、フサフサの立派な尻尾、
首回りはたてがみのように膨らみ
その見た目はワイルドな山猫のようです。
そんな見た目ですが、穏やかで
優しい性格をしています。
そして、
猫種の中でも、高い知能を持ちとても賢く、
トイレを流したり、蛇口を開けたりする行動も
よく見受けられるようです。
また、犬のようにボールを持ってくるような
ゲーム感覚で遊ぶのも得意のようですよ。
時に膝に乗って甘えることもある、
犬タイプの品種ですね^^
🐾サイベリアン
原産国:ロシア
体重:4.5~10㎏
価格相場:20~45万前後
ロシアで自然発生した猫種として、
1000年頃から存在していたとされる
長い歴史を持っています。
“極寒の地で生き抜く力を身につけた猫”
と言い表されることもあって、
忍耐強く、好奇心旺盛、
それでもって温和な性格をしているのです。
また、優れたハンター能力は恐れを知らず、
水に飛び込んで魚を捕ることもあるんだとか!
野生気質を強く感じますが、
人懐っこく甘えん坊な一面もありますよ^^
そんなギャップに、サイベリアンの
虜になってしまう人もいることでしょう。
ここまでご紹介した
3種類の大型猫たちはよく知られていて、
性格も扱いやすくとても人気が高いです!
そのため比較的入手もしやすい
種類となっていますね。
しかし、まだまだ未知なる大型猫が
いるんですよ~!
ここからは、日本では珍しく
現実味はないけれど実在する大型猫を
ご紹介します。
🐾サバンナキャット
原産国:アフリカ
体重:8~15㎏
価格相場:100万円以上
野性味溢れる見た目から、
本当に猫なの?と疑問に思いますね。
起原となったのは、
飼い猫のシャムと野性の猛獣である
サーバルキャットとの交配で
誕生したのが始まりです。
元々は猫と猛獣の
ハイブリッドなんです!
2m以上のジャンプ力を持ち、
運動神経は猫を大きく上回っています!
しかし、意外にも人懐っこく社交的な
性格をしているそうですよ。
海外ではセレブに愛されている、
超希少な猫です。
日本で飼育するには、
国の許可が必要のようですね。
サバンナキャットを動画でご覧下さい。
ジャレて甘える姿も可愛いですよ♡
10秒から動画になります。
🐾ピクシーボブ
原産国:アメリカ
体重:4~7.5㎏
価格相場:15~30万前後
アメリカでは人気がありますが、
日本ではあまり知られていない品種です。
1985年頃から作り出され
比較的歴史は浅い品種です。
とある山の麓で手に入れた猫が
起原となっているようですよ。
当時は、ヤマネコである
“ボブキャット”の子孫ではないかと
考えられて交配が進められていました。
しかし、ボブキャットのDNAは
ないことが判明したのです。
つまり、ピクシーボブの起原は、
自然発生に近いということですね。
どっしりとした筋肉質な体型に、
ワイルドな風貌は野性を感じさせます。
性格は穏やかで、従順です。
また、猫にしては珍しくとても社交的で、
スキンシップを好みます。
人の言葉を理解している
と言われているほど、
洞察力にも優れているそうです。
こう見えて、初心者向けの品種のようでね♪
🐾チートー
原産国:アメリカ
体重:6.8~10㎏
価格相場:200万円以上
2000年頃から、アメリカで
作出された比較的新しい品種です。
野性のような風貌でありながら、
穏やかな性格の大きめの猫を
産み出そうというのを目的に
動き始めたそうです。
そして、オシキャットとベンガルの
交配によって誕生しました。
容姿はチーターに似ていることから、
チートーと名付けられました。
性格は穏やかでとても愛情深いです。
見た目に反して、社交的で
攻撃的なところは一切なく
子どもとも仲良くなれるでしょう。
オスが子猫に対して
父性を見せることもあるそうです。
その美しいルックスでイクメン・・・
言うことなしではありませんか♪
世の中にはまだまだ知らない品種が
たくさんいるようです!
しかし、猛獣との交配だけあって、
純粋な猫種として
認めてくれないこともあるんです。
猫と同じように可愛いですし、
性格も優しいのですが
猛獣の血も確かに
受け継がれているのでしょう。
飼ってみたい大型猫の品種ランキング!ベスト5
あなたは、大型猫では
どの品種を飼ってみたいですか?
ちなみに私はやっぱり
メインクーンです♪
それでは、ランキング形式で
5位から紹介していきます!
5位:ノルウェージャンフォレストキャット
原産国:ノルウェー
体重:3.5~7㎏
価格相場:15~30万前後
起原はノルウェーでの
自然発生だと考えられていて、
遡ること4000年前という
とても古い歴史を持っているんです。
極寒地帯を生き抜いただけあって、
忍耐強さや環境適応能力は
かなり優れていることでしょう。
神話にも登場する猫で、
“森の妖精”と言われています。
何だか神秘的な美しい品種ですね^^
遊び好きで好奇心旺盛と、
少しやんちゃな一面もありますが、
穏やかで優しい性格をしています。
飼い主には愛情深く、そして賢いので
飼いやすい猫としても人気ですよ。
飼育のポイントは、上下運動の出来る
環境を作って運動をさせましょう。
大型で筋肉質な体型をしているので、
高タンパク、高カロリーの食事を
意識して与えて下さい。
ブラッシングは最低でも
週に3回を目安に出来ると良いですね。
4位:ラガマフィン
原産国:アメリカ
体重:4.5~9㎏
価格相場:20~30万前後
ラグドールを元に、
ペルシャやヒマラヤンなどを
掛け合わせることで
誕生したのがラガマフィンです。
ふわっとした長毛が特徴ですが
ラグドールよりも
カラーバリエーションが豊富ですね。
性格もラグドールとよく似ていて、
とても穏やかで大人しいです。
どちらかと言うと甘えん坊なので
甘えてくることも多そうですね。
それなりに運動量は必要ですが、
激しい動きはあまりしません。
どちらかと言うと、
人とおもちゃで遊ぶのが好きなので
よく相手をしてあげましょう。
子どもや他のペットとの生活も問題なく
受け入れやすいので、
初心者にもおすすめの品種です^^
広い空間を設けてのびのびと
生活をさせてあげましょう。
そして、長毛種なので週に2回は
整えるようにブラッシングをしましょうね。
3位:サイベリアン
再びサイベリアンが登場!
最初の情報は省きます。
サイベリアンは、とにかく優秀な
ハンター気質の持ち主です。
狩猟本能を満たそうとするので、
運動量は特に必要な品種ですよ。
広いスペースと上下運動の出来る環境を
用意してあげて下さい。
また、換毛期には抜け毛は凄いです!
普段からこまめなブラッシングで
余分な毛は取り除いてあげましょう。
寒い地域に合わせた
被毛の造りをしているので、
暑さには弱いので注意しましょう。
栄養バランスにも気を遣い、
健康を維持して下さい^^
2位:ラグドール
ラグドールはその愛らしい性格と
ぬいぐるみのようなルックスで
世界的に見ても人気の品種ですね。
毛量は多いですが、毛は絡みにくいことから
比較的お手入れが楽と言われています。
しかし、やはり毎日のブラッシングは
必要になってくるでしょう。
また、
飼育するには完全室内がおすすめです。
何か危険があったときに
とっさに回避することが苦手なので
外での事故は避けたいものです。
ラグドールは猫種の中でも
特に穏やかな性格をしているので、
飼いやすさでもトップクラスです♪
1位:メインクーン
堂々の1位に輝いたのは、
大型猫の中でも身長体重の世界記録をもつ
メインクーンでした!
“穏やかな巨人”と呼ばれるほど
優しい性格に魅了される人も多いですね。
そこまでの運動量は必要ないのですが、
やはり狩猟本能は強い方なので
いっぱい遊んであげましょう。
そして、広いスペースに
上下運動の出来る環境を整えて下さい。
やはり、毛量も多く抜け毛はあるので
毎日のブラッシングは必須です。
特に換毛期では、1日2回の
お手入れがベストですよ。
メインクーンのブラッシング風景です♪
大人しいですね^^
ちなみにオスは甘えん坊で、
メスは独立心もあり
そしてお転婆ちゃんです♪
猫好きの人が、
飼ってみたいと憧れる品種として、
大型猫の代表格である
サイベリアン、ラグドール、メインクーンが
TOP3に躍り出ましたね!
しかも、
決して初心者が飼うのには
向かない訳でもなく
温厚で扱いやすい性格をしているので
むしろおすすめの猫ちゃんたちです。
とは言え、体が大きければ
それなりにスペースや運動量は必要なので
よく遊んであげて下さい。
そして、ストレスを溜め込まない環境を
作れると良いですね。
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大型猫の寿命はどれくらい?
品種によっても異なりますが、
一般的な猫の平均寿命が
15歳前後なのに対して
大型猫は11~14歳前後と
少しだけ寿命が短い傾向にあります。
しかし、暮らしの環境も向上され
最近では長寿の猫ちゃんも
たくさん増えてきていますよね。
食事や運動などで健康管理をすれば、
平均寿命を越えて
長生きしてくれることでしょう。
大型猫は、体が成猫へと成長するのに
2~3年はかかると言われています。
その成猫になるまでの期間は
特に栄養価の高い食事が必要なのです。
また、種類によっても
かかりやすい病気は違いますが、
メインクーンやラグドールは
肥大型心筋症になりやすいそうです。
なので、日頃から様子の変化などにも
気付けると良いですね。
そして、基本的に長毛種の場合は、
毛球症のリスクも上がりますし、
暑さに弱いサイベリアンでは
熱中症の注意も必要になります。
それぞれの品種の特徴を理解し、
その子に合った過ごしやすい環境や
ケアを心掛けて下さいね。
そうすれば
長生きも実現出来ると思います!
餌の与え方も健康管理に欠かせませんよ^^
参考にご覧下さい。
”猫の餌の量と回数はどれくらいが適正?大きさや年齢別に紹介”へ移動する
子猫期が通常よりも長い大型猫は、
きっと飼い主さんのことを
いつまでも楽しませてくれるでしょう♪
まとめ
大型猫の中でも、
絶えず人気を得ているのは
メインクーンやラグドールなど
やはり馴染みの深い種類でしたね♪
人気の品種は比較的入手しやすいですが、
入手困難の品種もいます。
あなたはどんな大型猫が好きですか?
似てるようでみんな違う個性を持っているので
よく見比べてみて下さい。
そして、
大型猫に興味が湧いた!
大型猫が飼ってみたい!
そう考える人は、
直接ブリーダーなどに問い合わせて
その品種の魅力をもっと
聞き出してみましょうね。
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