車に乗ろうと外に出てみると、
「ニャー、ニャー」どこからともなく、
猫の声が聞こえる気がする。どうやら
自分の車の辺りから猫の声が…。
とくに、寒い日の朝や夜になると、
エンジンが止まったばかりの車の下に暖を
求めて猫が入り込んでいることってよく
ありますよね。
でも、驚くことに車のエンジンルームに
入り込んでしまう猫もいるんですよ。
そこで今回は、猫がエンジンルームに入る
理由やJAFが出動することもある事故に
ついてご紹介したいと思います。
猫が不幸な事故に遭わないように、
ドライバーとしてできる対策を行うように
しましょう!
JAFも注意喚起!猫のエンジンルーム事故とは?
朝晩冷える気温の低い日や寒さの厳しい冬に
なると、暖を求めて猫がエンジンルームに
入り込んでしまう事故が多発しています。
最悪の場合、猫が死んでしまうケースも
少なくありません。
エンジンルームに入り込んだ猫に気づかず、
エンジンをかけて発進してしまうと猫は
パニックを起こしてしまいます。
車の外に逃げることもできず、エンジンの
熱で焼け死んだり、エンジンベルトや
タイヤに巻き込まれて命を落としてしまう
こともあります。
エンジンルームからの異臭で初めて、
猫を巻き込んでいたことを知る人も
少なくないようです。
猫に車のボンネットを傷つけられないための
対策には、こちらの記事がおすすめ!
「”車のボンネットの上に猫が!傷をつけられない対策とは?”へ移動する」
エンジンルームにはどこからどうやって入っているの?
不思議なのは、猫がどこからどうやって
エンジンルームに入り込んだのか?という
ことです。
では、猫がどこから入ったのか、猫が
エンジンルームに入る理由について
見ていきましょう。
猫はエンジンルームの下のスペースから侵入する!?
車のエンジンルームの下には猫が出入り
できるくらいのスペースがあります。
スペースと言っても、部品と部品の間にある
わずかな隙間です。
そんなわずかな隙間に猫が出入りしている
なんて、ちょっと驚きですよね?
実は、エンジンルームに入り込む猫の9割は、
子猫だと言われているんです!
確かに、子猫ならわずかな隙間でも
入り込むことができると納得できますね。
ここで、猫が車のエンジンルームに入り込む
瞬間の撮影に成功した動画をYou Tube で
発見したので、ご紹介します!
撮影されたのが深夜ということもあって、
見づらい部分もありますが、決定的な瞬間を
しっかりと捉えていました。
猫がエンジンルームに入る理由とは?
猫はなぜ、エンジンルームの中に入り込んで
しまうのでしょうか?
その理由には、主に3つの理由があります。
さっそく一つずつ見ていきましょう。
温まったエンジンルームで暖をとるため
「猫は寒がり」な動物と言われていますね。
冬になると、こたつの中に潜り込んだり、
電気ストーブの上で丸まっていたり暖かい
場所が好きです。
とくに、屋外で生活する野良猫にとっては、
止まったばかりのエンジンルームは
電気ストーブのように暖をとるには最適の
場所だったんです。
猫は暗くて狭い場所が好き!
「なんでそんな狭い所に!?」猫はベッドの
下やソファの下など暗くて狭い場所から、
目を光らせている姿を飼い主さんなら一度は
見たことがあるかと思います。
紙袋やダンボールに全速力で突進する
なんてこともありますよね!
そう、猫は狭くて暗い場所が好きなんです。
その理由は、外敵から自分の身を守ることが
できる安全な場所だからです。
また、猫が獲物とする小動物が身を潜めて
隠れていることが多いため、猫は狭くて暗い
場所に興味を惹かれるのだそうです。
猫は人目に付かない静かな場所を好む
神経質で警戒心が強い野良猫にとって、
人間は脅威ある存在です。
空家などに住みつく猫が多いのは、人目を
避けているからです。
車のエンジンルームは、猫にとって人目を
避けることのできる秘密基地のようなもの。
「ここなら、人目もなくて安心して眠れる」
そんな思いでエンジンルームに入り込んだの
でしょうね。
事故防止のためにできる対策とは?
では、事故防止のためにできる対策には
どんな方法があるのか見ていきましょう!
ここでは、3つの対策をご紹介したいと
思います。
事故防止の対策①エンジンルームの中を確認
ボンネットを開けてエンジンルームの中を
目視で確認しましょう。古典的な対策では
あるけれど、一番簡単で確実な方法です。
直接見ることで、猫がいた形跡があるか
どうかを知ることができます。
一般的に、冬に多い事故とされていますが、
夏でも数は少ないけれど同様の事故が
起こっています。
車に乗る前には、エンジンルームを覗く
習慣をつけるようにしましょう。
猫がエンジンルームにいた形跡って?
猫がエンジンルームにいたかどうかは、
猫がいた形跡があるかどうかで
知ることができます。
- エンジンルーム内に猫の足跡が
付いていた - 猫の食事の残骸があった
- 猫の毛や死骸などがあった
自宅の周りに、野良猫や外を自由に
行き来している飼い猫がいるのなら、
特に注意が必要です。
事故防止の対策②音で猫をエンジンルームから追い出す
エンジンルームに猫がいると仮定して、
自力で猫を引っ張り出すのは難しいです。
ならば、猫に「これから車が動くよ」と
音で教えて、エンジンルームの中から
猫自らが外に出るのを待つ他ありません。
ホーン(クラクション)を慣らす、
ボンネットをバンバンと叩く、車のドアを
強く閉めるなどエンジンをかける前に
試してみましょう!
ただ、音に驚いた猫がさらに奥に入り込む
こともあるので、注意が必要です。
「猫バンバン」プロジェクトって知って
ますか?
誰にでもできる”猫の命を守る”ために
ドライバーに呼びかけているNISSANの
プロジェクトです。
この優しいプロジェクトに参加しましょう!
事故防止の対策③超音波発生器を設置
猫には嫌いな音があります。それは、
人間には聞こえない超音波のような
高い音です。
エンジンルームへの猫の侵入を防ぐために
その音を利用したのが、超音波発生器です。
超音波発生器は、猫を感知すると自動的に
超音波が発生するので、車に猫が近づく
ことを防ぐことができます。
なんと、95%もの効果があると言われて
いる優れモノ!
ただ、購入には10,000円前後かかるので、
最終手段として考えても良さそうですね。
エンジンルームに猫を発見したらどうすればいいの?
エンジンルームに猫を発見したら、
JAFや車の整備工場、車のディーラーで
お願いしましょう。
すぐに手の届くところに猫がいるなら
救出することも可能ですが、奥に入り込んで
しまうと素人では難しいですよね。
そんなときは、エンジンルームの構造を
知り尽くしたプロに猫の救出やエンジン
ルームの修理、清掃をお願いするのが
一番です。
ただ、費用がかかる場合もあるので、
事前に確認してから頼みましょう。
まとめ
いかがでしたか?
エンジンルームの事故や対策について
見てきました。
猫は安全だと思ってエンジンルームに
入り込んだのに、実際には死と隣り合わせの
場所だったなんて、とても悲しい現実です。
不幸な事故に遭う猫をなくすためにも、
エンジンをかける前に必ず確認しましょう!
そして、「猫バンバン」プロジェクトを
広めましょう!
他にもこんな記事もおすすめですよ♪
「”猫アレルギーで喘息に!手放さないための対策や治療法とは?”へ移動する」
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