あなたが猫を選んだ基準は何でしたか?
顔の可愛さ?それとも骨格がしっかり
してる?もしくは最初からこの毛色と
決めていた?
人それぞれ猫を選ぶ基準は違うことと
思います。
でも、見た目や気に入った毛色だけで猫を
選んだ場合、もしかしたらあなたが
想像していたおとなの姿とは違った風貌に
変わっているかもしれませんよ?
そこで今回は、「猫は成長とともに毛色が
変わるのか?」にスポットを当ててみます。
あなたの猫の毛色がどのように変わるのか
一緒に見ていきましょう!
猫の毛色は成長とともに変わるってホント!?
「猫は成長とともに毛色が変わるのか?」
その答えは、YESです!この答えに
ショックを受けたかもしれませんね。
でも、とりあえず落ち着きましょう。
まずは、猫の毛色は成長とともにどのように
変わるのか理解を深めることにしましょう。
毛色の変化にはどんな種類がある?
猫の毛色が変化する種類にはいくつか
あります。
例えば、子猫の頃は真っ黒だったのに、
成長とともに一部の黒い毛が茶色に変化する
猫がいます。
他には、オレンジと白が混ざっていた毛色が
成長するにつれて白い毛が無くなり、
全てオレンジになった猫もいます。
では、簡単に毛色の変化にどんな種類が
あるのかまとめてみましょう。
【猫の毛色の変化例】
- 白→クリームや茶色
- 黒→黒と茶色
- オレンジと白→オレンジ
- 灰色→黒
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シャム猫は温度で毛色が変わる!?
シャム猫には”サイアミーズ遺伝子”と
呼ばれる温度感受性を持つ遺伝子を
持っています。
そのため、体温が高いお腹などは、
色素形成が抑えられ白くなります。
逆に体温が低い手足などの末端は
色素が正常に形成されるため、
色が濃くなります。
また、季節によっても毛色は
変わります。夏は白っぽくなり、
冬は黒っぽくなる訳なんです。
シャム猫の他にもヒマラヤンや
ラグドール、トンキニーズなども
この遺伝子を持っています。
毛色の変化は子猫の時点でわかる?見分け方は?
猫の毛色が変化することもあるという
ことが分かりましたね。
でも、それならどの時点で猫の毛色が
変化するかを見分けられるのでしょうか?
毛色が変わる原因は遺伝子によるもの?
猫には毛色を決める9つの遺伝子と毛の
長さを決める1つの遺伝子が存在します。
これらの遺伝子の組み合わせによって、
猫の毛色が決定されるんです。
では、毛色を決める9つの遺伝子について
まとめたので、ご覧ください。
- 白色の遺伝子(W)
→全体を白一色にする - 茶色の遺伝子(O)
→茶(オレンジ)色が発現 - アグーチの遺伝子(A)
→一本の毛の先端と根元が黒になる - 黒色の遺伝子(B)
→黒色になる - アルビノ遺伝子(c)
→発色を薄める - タビーの遺伝子(T)
→縞模様の種類を決める - 銀色の遺伝子(I)
→黄色を希釈し、黒に影響はない - 色を淡くする遺伝子(d)
→全ての色素の発色を淡くする - 白斑の遺伝子(S)
→白い班をつくる
例えば、B遺伝子を持つ猫は、ブラックや
チョコレート、シナモンになる可能性が
高いです。
W遺伝子を持つ猫は、どんな遺伝子よりも
優性なため、真っ白な猫になるんです。
このように、子猫は母猫・父猫から一つずつ
受け継いだ毛色の遺伝子の組み合わせや
優性・劣性によって、子猫の毛色が
決まるのです。
肉球の色は毛色に関係していた!
猫の肉球の色は毛色によって色が
変わるって知ってましたか?
実は、猫の肉球の色は毛色に
関係していたんです!
毛色が薄い猫なら肉球も淡い色に
なります。
毛色が濃い猫なら肉球も濃い色に
なります。あなたの猫の肉球の色は
どんな色ですか?
猫の毛色の変化には個体差がある!
猫の毛色の変化には、個体差があります。
猫がどんな毛色の遺伝子を持っているのかに
よっても、変化の仕方は様々です。
2歳になっても毛色が変化する猫もいます。
飼い主さんとしては、真っ黒や真っ白な猫が
目的で選んだのに、茶色やクリーム色に
変化してしまったら、ショックは大きいこと
でしょう。
でも、愛猫の成長とともに毛色がどのように
変化するのかを間近で観察するのも猫を飼う
楽しみの一つだと思いますよ♪
番外編「キメラ」と呼ばれる猫
では、最後に動画を一つご紹介しますね!
こちらの猫ちゃん、決して毛を染めた訳でも
画像を編集したものでもありません。
普通に生まれてきた猫ちゃんなんです。
この猫のように、2つの受精卵が融合した
ことで、2つの異なる遺伝子の細胞を持つ
ことから「キメラ猫」と呼ばれています。
キメラとは、神話に登場する動物の体の
一部を寄せ集めてできた体を持つ怪物の
ことを言います。
怪物だなんて、ちょっとひどい言われよう
ですが…。
それにしても、不思議ですよね!
毛色の変化どころの騒ぎではありませんね。
でも、当の本人(猫!?)や周りの猫に
とっては同じ猫であって、何一つ他の猫とは
違いはないんです。
猫は、決して毛色や見た目だけで相手を
判断したりしない。だから、多くの人に
愛される存在なんでしょうね。
まとめ
いかがでしたか?
猫の毛色の変化について見てきました。
毛色を決める遺伝子によって、猫の毛色が
決まるのだとお分かりいただけたのでは
ないでしょうか?
例え、愛猫が変化した毛色が想定外だったに
せよ、今まで大切に育ててきた猫に変わりは
ありません。
毛色は猫の個性でもあります。世界にたった
1匹のオリジナルの猫だと思って、今まで通り
変わらない愛情を与えてあげてくださいね!
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