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猫アレルギーでアナフィラキシーが出たらすぐ病院へ!主な症状5つを解説!

アレルギーを持っている人にとって怖いのが
アナフィラキシーですよね。

言葉は聞いたことがあっても
具体的にどんな症状が出るのかをきちんと
理解している人は少ないかもしれません。

アナフィラキシーとは
アレルギーの原因物質・アレルゲンに接触後
短時間で全身に複数のアレルギー症状が出ること
をいいます。

場合によっては命に関わることもあるため
正しい知識を知っておくことは

非常に大切でしょう。

そこで今回は猫アレルギーによる
アナフィラキシーの症状などについて
詳しく解説していきたいと思います。


アナフィラキシーの5つの症状を解説

アレルギーの原因物質・アレルゲンに接触後
短時間で全身に複数のアレルギー症状が出る
「アナフィラキシー」は以下の5つの症状に
分けられます。

  • 皮膚の症状
  • 消化器官の症状
  • 呼吸器の症状
  • 粘膜の症状
  • ショック症状

それぞれについて詳しく説明します。

1.皮膚の症状

皮膚の症状は
アナフィラキシーでよく見られます。

  • じんましん
  • かゆみ
  • 赤くなる

症状が重くなるにつれて我慢ができないほどの
強いかゆみに変わります。

2.消化器官の症状

アナフィラキシーの消化器官の症状は
こちらです。

  • 腹痛
  • 嘔吐
  • 下痢

症状が軽いときは
弱い腹痛、1回だけの嘔吐・下痢ですが
症状が重くなると腹痛の痛さが増したり
嘔吐・下痢を繰り返すようになります。

3.呼吸器の症状

アナフィラキシーの呼吸器の症状は
こちらです。

  • くしゃみ
  • 声のかすれ
  • 息苦しさ

症状が軽い場合は
間を置いてくしゃみや咳などが出ますが
症状が重くなると咳が継続して出るようになり

さらにひどくなると強い咳き込みが
持続して出るようになります。

4.粘膜の症状

粘膜の症状は
アナフィラキシーでよく見られます。

  • 目のかゆみ
  • まぶたの腫れ
  • 唇・舌・口の中の腫れ
  • 喉の痒み・イガイガ感

症状が進むと顔全体が腫れたり、
喉の粘膜が腫れて空気の通り道が
狭くなることで呼吸がしづらくなります。

 5.ショック症状

アナフィラキシーで最も危険度が高いのが
ショック症状です。

  • 血圧低下
  • 意識の混濁
  • 心停止

といった症状がみられ、
迅速に適切な処置や治療をしないと
生命に危険が生じます。


猫アレルギーからアナフィラキシーが出るまでの時間

猫アレルゲンに接触してから
アナフィラキシーが出るまでの時間は
以下の2通りがあります。

  • 30分以内
  • 1時間以上経ってから

通常30分以内に全身症状が現れる

アナフィラキシーは
アレルギーの原因物質・アレルゲンに接触後
30分以内と短時間のうちにあらわれることが
ほとんどです。

従って、猫と直接触れ合ったり
間接的に猫アレルゲンと接触して30分以内に
複数のアレルギー症状が出た場合は
アナフィラキシーと考えましょう。

アナフィラキシーを起こさないためには
猫アレルゲンとの接触が考えられる場合

外から帰宅したら手洗い・うがい・洗顔・
シャワーなどして
アレルゲンを除去することが大切です。

稀に1時間以上経ってから症状が現れることもあるので注意

稀にですが、1時間以上経ってから
症状があらわれることもあるので
注意が必要です。

その場合は原因が猫アレルゲンと特定するのは
なかなか難しいかもしれません。

いずれにせよ
猫アレルゲンとの接触が考えられる場合、

外から帰宅したら手洗い・うがい・
洗顔・シャワーなどして
アレルゲンを除去しましょう。

ショック症状になったら命の危機!119番へ連絡を

アナフィラキシー症状の中でも
特に危険なのが「ショック症状」です。

先程もお伝えしましたが

  • 血圧低下
  • 意識の混濁
  • 心停止

といった症状が出て、
迅速に適切な処置や治療をしないと
生命に危険が生じます。

これらの状態になったら
すぐに救急車を呼んでください。

猫アレルギーからアナフィラキシーになるのは稀!でも可能性はゼロではない

アナフィラキシー症状は蜂にさされた人や
食物アレルギーの人によく起こるとされ、
猫アレルギーからアナフィラキシーに
なることは稀です。

ですが可能性がゼロではないので
注意が必要。

病院で診察を受け、
適切な治療を受けましょう。

また万が一
アナフィラキシーを起こした場合の対処に
ついてもしっかり聞いておいてください。

そして日頃から猫アレルゲンを
遠ざけるよう心がけましょう。


まとめ

アレルギーの原因物質・アレルゲンに接触後
短時間で全身に複数のアレルギー症状が出る
「アナフィラキシー」の症状は5つ。

  • 皮膚の症状
  • 消化器官の症状
  • 呼吸器の症状
  • 粘膜の症状
  • ショック症状

特にショック症状は
迅速に適切な処置や治療をしないと
生命に危険が生じるので
すぐに救急車を呼びましょう。

アナフィラキシーはアレルゲンに接触後
通常30分以内に起こりますが
稀に1時間以上経ってから起こることも
あるため注意が必要です。

猫アレルギーからアナフィラキシーが
起こることは稀ですが、
可能性はゼロではありません。

外から帰宅したら手洗い・うがい・洗顔・
シャワーなどしてアレルゲンを除去するなど
日頃から猫アレルゲンを遠ざけるよう
心がけましょう。

このほか、猫アレルギーになる原因について
詳しく知りたい方はこちらの記事をどうぞ。

猫のアレルギーの原因とは!生まれつきの体質ってホント!?

予防法についても記載してあるので
是非参考にしてください。

また猫アレルギーの対処法については
こちらの記事がおすすめです。

猫アレルギーの対策とは!実際に効果があった5つの改善&対処法を紹介

実際に効果があった対処法なので
是非トライしてみてくださいね。


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舟坂 ちよみ

猫2匹と暮らすライターです。

日々ニャンズから幸せをもらっているので、
そのお返しができるよう勉強したくて愛玩動物飼養管理士になりました。

我が家のニャンズと触れ合うことはもちろん、
猫マンガや猫映画を楽しむことも大好きです!

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