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2匹目の猫の迎え方!先住猫と仲良くするための5つのポイントを紹介

猫は1匹でも平気で暮らしていける動物です。

でも2匹いると遊び相手にもなるし、
可愛い仕草も増えますよね。

たしかに多頭飼いは楽しいことも多いです。

しかし、ひとりで自由気ままに
飼われていた猫と新しい猫をどのように
会わせていけば良いのでしょう。

猫にも相性があるので、むやみに
混ぜれば良いというものではありません。

そこで、2匹目の猫の迎え方について
紹介します。

猫の性格によっては慣れるまでに
時間がかかることもあるし、
どうしても相いれない相性の子もいます。

猫の様子を良く観察して
2匹目の子を迎えるかどうか決めてくださいね。


2匹目の猫が先住猫を仲良く暮らすための5つのポイント

猫の多頭飼いを始めるときには、
気を付けないといけないことや順番があります。

1番大切なのは先にいる子を中心に考えること。

先住猫の性格によっては
多頭飼いができないこともあるので、
もし無理そうなら多頭飼いはあきらめましょう。

2匹目の猫を迎えるときの5つのポイント
紹介するので、試しにやってみてください。

1.新しく迎える猫は先住猫がなるべく若いときに

猫も年をとると頑固になって、若いときより
更に新しい環境が苦手になってきます。

特に新しい猫が若い猫だと先住猫は
体力で勝てないので、たとえ新しい子が苦手でも
抵抗ができません。

そのため、今まで1匹で飼っていた猫の元に
2匹目を迎える時にはできれば先住猫が
若いうちにしてください。

思わぬ状況で保護してしまったりと
のっぴきならない事情があるときもありますが、
計画的に2匹目を飼うときには
気を付けましょう。

2.新しい猫に病気や寄生虫がついていないか必ず検査

新しい猫が健康かどうかをチェックしましょう。

元野良猫なら絶対に必要です。

体格や元気・食欲など基本的なことはもちろん、
糞便検査やエイズ・白血病の検査をすることも
おすすめします。

そしてたとえ何もいなくても
レボリューションなどの駆虫薬を
1回は使います。

猫は基本的に室内で飼うとは思いますが、
新しい猫が病気を持ち込むと
先住猫が病気になってしまうかもしれません。

猫伝染性腹膜炎などストレスによって
発症する病気もあるので全てをカバーするのは
不可能ですが、検査で分かるものは
しっかり除外しましょう。

ペットショップ出身の猫はエイズ・白血病は
さすがにいらないとは思いますが、
糞便検査などはやりましょう。

健康ならワクチン接種も必要です。

3.先住猫と新しい猫のパーソナルスペースを用意

それぞれの猫にパーソナルスペース
用意してあげてください。

特に2匹目の猫は隔離して、
しばらくは先住猫と会わせないこと。

理想なら別室に隔離するのが良いですよ。

2匹目の猫も新しい環境に来て
かなりのストレスを感じているので、
まずは新しい家に慣れさせることから
始めてあげてください。

猫は自分の避難場所ともいえる場所がないと
落ち着かないので、隠れられる・安心できる
場所を作りましょう。

トイレもそれぞれの猫にせめて1つずつ、
理想は2つずつ用意してあげてください。


4.新しい猫と先住猫の対面は約1か月かけてゆっくりと

しばらく新しい猫が家に慣れるまで
別室で暮らして、いよいよ対面というとき、
これも時間をかけましょう。

1ヵ月くらいかけちゃいましょう。

たとえばケージをとなり同士にしたり、
先住猫がいる部屋に2匹目の猫のケージを
置いて姿は見えないようにしておきます。

先住猫が新しい猫の気配に慣れてきたら
姿が見えるようにしておきます。

ケージごしで2匹がお互いに興味を持つか、
全然無関心に過ごせるようなら
新しい猫を出してみます。

このケージから出すのも、新しい猫が
自分から出てくるのをゆっくり待ってあげて
くださいね。

5.新しい猫より先住猫に意識を向ける

これが1番大事です。

新しい猫よりも、先住猫が安心しているか
注意してあげてください。

先住猫にとっては今まで自分だけが
可愛がられていたのに、イキナリ邪魔者が
入りこんできたようなもの。

正直良い気分はしていません。

新しい猫が来て体調を崩し
長期間のハンガーストライキを起こす子
いるくらいなので、

あまりにも先住猫が嫌がっているなら
新しい猫を飼うのは諦めるか、
先住猫が行かない部屋で飼ってください。

神経質な子や年をとった子は
特にこの傾向が強いです。

2匹目の猫を選ぶときのコツ

先住猫にとってなるべく相性の良い猫を
選びたいと思っても、2匹目の猫は
どのようなことを基準に選べば良いんでしょう。

比較的うまくいきやすいコツはあるので、
参考程度に試してみてください。

相性が合うかどうかは猫の性格にもよるし、
運が大きいですよ。

1.なるべく異性同士の猫を飼う

2匹目の性別を、先住猫とは違う性別
選びましょう。

先住猫が雌猫の場合はうまくいくかも
しれません。

雌猫は気が強い子が比較的多いので、
雌同士だと嫉妬の嵐が起きることがあります。

雄猫は基本的に甘えん坊の子が多いので、
雄同士でも結構仲良しになることが
多いですよ♪

たまに兄弟姉妹以外の猫が嫌いな猫がいるので、
愛護協会などから貰ってくるときは
2匹目の猫は猫と暮らせるのか
犬も平気なのかなど、その子にとっての
NGをしっかりと確認したほうが良いです。

2.先住猫よりも若い猫を飼う

できればなんですが、先住猫よりも
若い猫を飼いましょう。

年齢というか、先住猫がリーダーシップを
とれそうな猫です。

先住猫が中年、新しい猫が若猫や子猫であれば
先にいた子は力でも経験でも相手に勝てるので、
喧嘩になったときに下剋上が起きにくいです。

犬ほどではないですが猫も沢山いると
血縁関係での小さな群れを形成するので、
多頭飼いだと一応上下関係があります。

先住猫にとっても力で勝てる相手のほうが
安心するので、ストレス軽減のためにも
先住猫よりも弱い猫を選んでください。

いじめが起きたらあまり相性が良くないと
いうことで、多頭飼い自体を考え直しましょう


先住猫の性格によっては2匹目を飼わない方が良い

先住猫の性格によってはなじむのに時間が
かかりそうなケース、動画を見つけたので
紹介しますね。

↑シャイな子にいきなり2匹目を会わせた時の反応

猫によっては1匹で生活しないとストレスが
溜まってしまう子がいます。

今まで一身に飼い主さんの愛情も部屋も
受け取っていたのに、それが
半分になってしまうのは気に食わないんです。

当然ですね。

私たちだって、ひとり暮らしだったのに
いきなり全く知らない人が
部屋で暮らし始めたら嫌だし
「何!!!?」って思いませんか?

少なくとも私はそれが一生続いたら
ストレスたまります。

飼い主さんにとっても猫ちゃんたちが
ギスギスしていると見ていてあんまり
良い気分じゃないと思うので、

2匹目を飼いたいと思ったら
先住猫がその子を受け入れてくれるような
性格かを見極めてくださいね。

まとめ

多頭飼いのときに気をつけたいこと、
おうちの猫ちゃんはどうでしょうか。

ポイント
  • 先住猫が2匹目を受け入れてくれるかを
    最優先で考える
  • お互いが慣れるには1ヵ月以上
    かかることもある
  • 相性が悪そうなら潔く多頭飼いはあきらめる

猫が沢山いる生活は確かに楽しいですが、
先住猫が嫌な思いをすることになったら
どうでしょう?

先住猫と新しい子と、両方の様子を観察して
飼えるかどうかをみてあげてください。

猫も飼い主さんも楽しく暮らせるのが
大事ですよ♪

多頭飼いの猫が喧嘩をしたときに
仲直りさせる方法も紹介しているので、
チェックしてみてください↓

⇒多頭飼いの猫の喧嘩!仲直りさせる最良の方法とは?

喧嘩も猫には猫の事情があるので、
焦らず付き合ってあげてくださいね。


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比嘉 恵

動物が好きで、小動物病院で5年間勤務していました。
今興味があるのはホリスティックと皮膚科なので、どんどん勉強していきたいです。

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