猫の皮膚病に市販薬!サプリメントでも改善できるって本当?
「愛猫の皮膚がおかしい」
「皮膚病になっている!」
そんなとき手軽な解決策として
市販薬やサプリメントの使用を
考える飼い主さん、
きっといらっしゃいますよね。
動物病院に連れていくのは猫にとって
少なからずストレスになりますし、
費用の面を考えても自宅で治せる方が
飼い主さんの負担も少なくて
済むかもしれません。
ですが、誤った使用の仕方をして
猫の健康を害することになっては本末転倒。
安易に判断しないよう
気をつけていただきたいです。
そこで今回は
猫の皮膚病に市販薬やサプリメントを使う際の
注意点について解説したいと思います。
この記事に書いてること♪
猫の皮膚病に市販薬を使うときに気を付けたい3つの注意点
皮膚病を患っている猫に対して
市販薬を使用する場合、
以下の3つの注意点に留意してください。
- 皮膚病の原因がはっきり分かっている時に使う
- 猫用の皮膚病の市販薬を使う
- 市販薬を投与しても改善しない場合は病院へ
次からの項目にて
それぞれ詳しくお伝えします。
このほか猫の皮膚病対策については
こちらの記事がおすすめです。
5つの対処法を実践し、
愛猫を皮膚病から守ってあげましょう。
1.皮膚病の原因がはっきり分かっている時に使う
猫の皮膚病に市販薬を使うとき
まず第一に気をつけていただきたいのが、
皮膚病の原因がはっきり分かっていること。
これは猫に限らず人間にも言えることですが、
病気の症状に合わせた効能のある
お薬を使わなくては、
治るものも治らないでしょう。
例えば、食べ物に対するアレルギーが原因で
アレルギー性皮膚炎を起こしている猫に
ダニ・ノミなどの寄生虫駆除薬を使っても、
症状の回復は全く見込めません。
また患っている皮膚病とは
異なる病気に効き目のある薬を使うと
かえって症状を
悪化させてしまいかねないでしょう。
猫がどんな原因の皮膚病にかかっていて、
どんな薬が効き目があるか、
これらをしっかり把握した上で
それに即した市販薬を使ってあげてくださいね。
2.猫用の皮膚病の市販薬を使う
また、猫用の皮膚病の薬を使いましょう。
皮膚病の原因がはっきり分かっていて、
効果が期待できる市販薬だとしても、
それが猫用ではなく人間用のものの場合は
使用してはいけません。
人間用の市販薬は用法と用量を守って
服用すれば効き目や安全性が保たれます。
しかしそれは人間に対しての基準で、
もちろんし使用を想定していない
猫に対しての基準ではありません。
そのため、人間にとっては安全性が高くても
猫にとっては毒性の高い薬品が
含まれているかもしれないのです。
中毒を起こし、成分や摂取した量によっては
命を失う場合もありえます。
このようなリスクがあるため、
皮膚病の猫に人間用の薬を使うのは
絶対にやめましょう。
必ず猫用のものを探してあげてくださいね。
3.市販薬を投与しても改善しない場合は病院へ
猫の皮膚病に対して
市販薬を投与しても症状が改善しない場合は
動物病院へ連れていきましょう。
- 与えている市販薬に効き目がない
- 市販薬では治せない皮膚病
などの可能性があります。
ではどんな薬を猫に与えればよいのか?
それはズバリ、病院からもらった処方薬。
先に挙げたリスクの心配が全くない、
猫の体に効くよう処方された薬です。
飼い主として愛猫にケアすべきことの第一は
健康。
動物病院で診察を受け、
処方してもらった薬をきちんと使用しましょう。
それが回復のためのいちばんの早道です。
猫の皮膚病のサプリメントはあくまでも予防として使用
皮膚病にかかった猫に
サプリメントを摂らせようとする飼い主さんが
いらっしゃるでしょう。
ですがサプリメントは健康補助食品。
お薬ではないので病気を治すような効果は
期待できません。
あくまで予防対策として病気になる前に
服用させるものなのです。
毎日のサプリメント摂取で
体内の環境を整えて免疫力をつけ、
皮膚病にかかりにくい体を作っていく
というのが正しい使用方法でしょう。
皮膚病予防にサプリの導入を
検討している方はこちらの記事を参考に
どうぞ。
どれも人気なので
口コミも是非参考にしてみてください。
サプリメントは皮膚病に直接効くわけではない
上の項目でも述べていますが、
サプリメントは健康補助食品なので、
病気を直接治すお薬ではありません。
体内の環境を整えて
免疫力をアップさせることで、
皮膚病を含む万病を予防しようというもの。
病気になってから摂るのではなく、
病気になるのを防ぐために摂るのです。
体質改善などの効果が感じられるまで
数ヶ月はかかりますが、食事感覚で使え、
副作用もないので、
長期的な目線で健康作りの一環として
導入するのがよいでしょう。
そうすることで結果的に
愛猫が皮膚病になるのを予防することが
できます。
サプリメントをペロペロ味わう
猫ちゃんの動画がこちら。
このくらい美味しそうにしてくれると
与える飼い主さんも嬉しくなりますよね。
まとめ
猫の皮膚病に対して市販薬を使う際は
以下の3点を注意しましょう。
- 皮膚病の原因がはっきり分かっている時に使う
- 猫用の皮膚病の市販薬を使う
- 市販薬を投与しても改善しない場合は病院へ
サプリメントには
病気を直接治す効果はありません。
体内環境を整えて免疫力のアップをはかり、
結果的に万病の予防につながるというものです。
猫が皮膚病になってから摂るのではなく、
皮膚病にならないために
日頃から摂取させたいですね。
病院での皮膚病の検査や治療、
費用についてはこちらの記事がおすすめです。
⇒猫の皮膚病の治療法とは?検査内容や気になる費用についても解説
愛猫を一刻も早く
皮膚病から解放するためには、
自己判断に頼らず、動物病院で
治療を受けさせることが大切です。
猫の皮膚病予防でフードの切り替えを
検討する際はこちらの記事が
参考になりますよ。
⇒猫の皮膚病を予防するキャットフード!おすすめランキングTOP5
愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。
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