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猫の皮膚病の対策!自宅でできる5つの対処法について紹介

病気  

猫の皮膚病は他の病気とおなじく、
早期発見と早期治療が肝心です。

ですが、もっと大切なのは
皮膚病にならないようにすること。

猫が皮膚病として主に挙げられるのは

  • ノミ・ダニの寄生
  • アレルギー
  • ストレス
  • 真菌(カビ)の感染

といった、どれも日常的に
罹患の可能性が潜んでいるものばかりなので
飼い主さんは日頃から
これらのケアをする必要があるでしょう。

ですが必要以上に
不安になることはありません。

毎日の意識をほんのちょっと変えるだけで、
愛猫の皮膚の健康を守ることができますよ。

今回は猫の皮膚病を予防するための
対策についてお伝えしていきたいと思います。

是非愛猫のために実践してみてくださいね。


猫の皮膚病の対策!自宅でできる5つの対処法

猫の皮膚病対策として、
自宅でできる対処法5つをご紹介します。

  • 薬用シャンプーで洗ってノミやダニを駆除
  • キャットフードの切り替え
  • ストレス発散させる
  • 完全室内飼いにする
  • 新しい猫を迎える際は寄生虫やダニ・ノミの検査を行う

次からの項目で
それぞれ詳しくお伝えしますね。

1.薬用シャンプーで定期的に洗ってノミやダニを駆除

猫が皮膚病にかかる原因の1つが
ノミやダニといった外部寄生虫。

これらに寄生されることによって

  • ノミアレルギー性皮膚炎
  • 疥癬
  • 耳疥癬

といった皮膚病にかかり、

皮膚病の種類にもよりますが、

  • 強いかゆみ
  • フケ
  • 脱毛

などの症状があらわれます。

こういった皮膚病を予防するために有効なのが
薬用シャンプーで猫を定期的に洗って
猫の体を清潔に保つことです。

ノミ・ダニを駆除する成分入りのものを
選んでくださいね。

使用頻度は3~4ヶ月に1度程度が目安です。

これより短いスパンになると、
皮膚の油分が失われて
逆に皮膚炎を起こす原因となってしまうので
洗いすぎないよう注意しましょう。

また猫によっては
シャンプーや濡れることが大きな
精神的ストレスになる場合もあるため、

愛猫の様子を見て半年に1度にするなど
加減してあげてください。

薬用シャンプーについて詳しく知りたい方は
こちらの記事をどうぞ。

猫の皮膚病には薬用シャンプー!市販のでも効果はあるの?

猫の体を清潔に保ち、
皮膚病を予防してあげましょう。

2.キャットフードの切り替え

猫の皮膚病は
キャットフードやおやつなどの
食べ物が原因で引き起こされることがあります。

特定の食べ物がアレルゲンとなる
アレルギー性皮膚炎がこれにあたります。

アレルギー症状として

  • 嘔吐
  • 下痢
  • おなかが鳴る・張る
  • 発熱

などのほか、皮膚への症状としては

  • 全身のかゆみ
  • 引っかきや脱毛
  • 赤くなる
  • 小さなブツブツが出る
  • 表面がポロポロはがれる

などがみられます。

残念ながらアレルギーの原因となる
食物の成分をつきとめることは困難ですが、

良質なフードに切り替えることで
アレルギーを起こす確率を減らし、
皮膚病を予防することができるでしょう。

猫の皮膚病予防でフードの切り替えを
検討する際はこちらの記事が参考になりますよ。

猫の皮膚病を予防するキャットフード!おすすめランキングTOP5

愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。

また毎日のサプリメント摂取で
体内の環境を整えて免疫力をつけ、
皮膚病にかかりにくい体を作っていくのも
おすすめです。

猫の皮膚病におすすめなサプリ!人気ランキングTOP5選

どれも人気なので
口コミも是非参考にしてみてください。


3.ストレス発散させる

一見自由気ままに見える猫ですが、
実はとても繊細でストレスには弱い動物です。

そのため病気ではなくとも、
強いストレスを受けたことが原因で
皮膚に疾患を負うことも。

体をしきりに舐めたり、
引っ掻いたりなどしてその部分に
脱毛が起こってしまうことがあります。

このような事態になる前に、
ストレスを上手に発散させてあげましょう。

ブラッシングや遊びなどで
触れ合いや運動の時間を
確保してあげてください。

こういった自動のおもちゃも上手に利用して、
猫ちゃんが遊びの中でストレスを
うまく発散できるようにしてあげたいですね。

また猫がストレスを受けないように
生活環境の変化などに気を配ることも
大切です。

4.完全室内飼いにする

猫の皮膚病の原因となる
真菌・ノミ・ダニ・花粉などのアレルゲンから
猫を遠ざける根本的な対策として、
完全室内飼いにするのが有効です。

外部で行動するとどうしても
真菌に感染した猫や、ノミ・ダニ・
アレルゲンなどに接触する確率が上がり、

それだけ健康が害される可能性も
高くなってしまいます。

皮膚病になる原因に
近づかないようにするためには
完全室内飼いが最も効果的といえるでしょう。

また交通事故や他の病気への感染などの
不幸な事態をも避けることができるので、

皮膚病予防のために限らず、
猫は完全室内飼いをすることを
強くおすすめします。

5.新しい猫を家に入れる前に病院で寄生虫やダニ・ノミの検査を行う

新しい猫を迎える際は、
家に入れる前に病院で
寄生虫やダニ・ノミの検査を受けましょう。

そして寄生が認められた際は
しっかり駆除を行ってください。

寄生されている猫の皮膚病を
治療するためはもちろんのこと、
先住猫たちへの感染を防ぐためでもあります。

寄生虫やダニ・ノミに
感染している猫と接触することで
他の猫に感染することがあるので
完治するまで、他の猫とは隔離させましょう。

病院での皮膚病の検査や治療、
費用についてはこちらの記事がおすすめです。

猫の皮膚病の治療法とは?検査内容や気になる費用についても解説

愛猫を一刻も早く
皮膚病から解放するためには、
自己判断に頼らず、
動物病院で治療を受けさせることが大切です。


猫の皮膚病は早期発見・治療が大事!重症化すると治療が長期に

猫の皮膚病は他の病気とおなじように
早期発見・早期治療が大切です。

症状が軽度のうちに治療に入れば
治りも早くなりますが、
放置して重症化させてしまうと
完治まで長期の時間が必要になります。

そして最悪の場合は
命に危険が及ぶ事態にもなりかねません。

日頃から猫の体の健康チェックを行い、
異常を見つけたらすぐに
病院へ連れていくようにしましょう。

まとめ

猫の皮膚病を予防する対策として

  • 薬用シャンプーで洗ってノミやダニを駆除
  • キャットフードの切り替え
  • ストレス発散させる
  • 完全室内飼いにする
  • 新しい猫を迎える際は寄生虫やダニ・ノミの検査を行う

上記の対処法をおすすめします。

早期発見・早期治療のため、
日頃から愛猫の健康チェックを
欠かさないようにしたいですね。

また猫の皮膚病とオロナインや
人間用の市販薬について知りたい方は
こちらの記事を参考にどうぞ。

猫の皮膚病にオロナインは効く?人間用の市販薬を使うリスクについても解説

人間用の市販薬は決して
猫に使用しないでくださいね。

皮膚病を治すのに
市販薬やサプリメントを検討している方は
こちらの記事を参考にどうぞ。

猫の皮膚病に市販薬!サプリメントでも改善できるって本当?

使い方をしっかり見極めた上で使用し、
効果がみられない場合は
病院へ連れていきましょう。


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舟坂 ちよみ

猫2匹と暮らすライターです。

日々ニャンズから幸せをもらっているので、
そのお返しができるよう勉強したくて愛玩動物飼養管理士になりました。

我が家のニャンズと触れ合うことはもちろん、
猫マンガや猫映画を楽しむことも大好きです!

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