猫が嫌いな匂いとは?ハーブやアロマも猫にとっては悪臭!?
お部屋がいい香りで包まれていると
ホッとしますね。
はたして猫はどうでしょう?
鼻をフンフンヒクヒク…
あっちを見たりこっちを見たり、
部屋から出て行ってしまった。
・・・臭いの?
今回は、私は良い匂いだと思っているけど、
あなた(猫)はどうなの?ということで、
猫の嫌いなにおい・好きな匂い
についてまとめました。
知らない間に嗅がせていてるかも!?猫が嫌いな匂いとは?
猫の嗅覚は人間の10万倍と言われています。
これは匂いを10万倍の強さに感じる
という意味ではなく、
人間が感じることのできる匂いの濃度の
10万分の1の薄さでも感じ取ることができる
ということです。
それだけ強力な嗅覚をもっていたら、
匂いにも敏感になりそうですね。
猫の嫌いな匂いの代表的なものは、
レモン・オレンジなどの柑橘系があります。
人間にとっては爽やかで良い香りなので、
洗剤や柔軟剤、芳香剤などにも
よく使われていますが、
これが猫にとっては嫌なにおいの
代表格なのですね。
本来肉食動物の猫は、
本能的に酸味のあるにおい=腐っている
と察し、避けるのだと言われています。
更に2014年にドイツで発表された論文
によると、
男性の汗のにおいが嫌いという新事実が判明
したとのことです。
仕事から疲れて帰ってきたお父さんを
あまり歓迎しない理由は
ここにあったのかもしれません。
その他に、香辛料などの刺激の強いにおい。
これは人間でも刺激を受けますから、
猫にとっては刺激が強すぎるのでしょうね。
ではハーブやアロマなど
人間が良い香りとして楽しんでいるものは
猫にとってどうなのでしょうか?
ハーブやアロマ、植物の匂いも嫌いなの?
庭の猫よけのためのハーブなどが
売っていますが、
これは猫の嫌いな強い匂いを発する植物を
製品化したものです。
猫が嫌うハーブとしては、
ランタナ、ユーカリ、ゼラニウム、
ヘンルーダ、ローズマリー、レモングラス、
柑橘類、ペパーミント、タマネギ、ニンニク、
チャイブ、マリーゴールド、
カニナハイブリッド
などがあげられます。
タマネギなどは食べても危険なので
近付けないと思いますが、
ローズマリーなどはお料理にも使いますし、
ユーカリやマリーゴールドは虫よけの効果が
あるので製品としても観葉植物としても
よく使われますので、
これらを猫の居住空間に植えたり
アロマでたくことは避けた方が良いですね。
また、アロマで使われる精油は、
匂いに関わらず猫にとっては
危険なものだと言われています。
猫は体内に入った有害物質を
排出することが苦手で長期間溜めこむ性質
があります。
アロマを部屋でたくことで
精油内の毒性のある成分が猫の体内に溜まり
肝臓の機能に悪影響が出る
おそれがあります。
アロマをたくのは猫が入れない部屋だけに
するなどの工夫が必要ですね。
逆に猫が好きなにおいはどんな匂い?
猫が好きなにおいといえば、マタタビ。
これは有名ですね。
あとはキャットニップという植物の匂いも
猫が好むので、
キャットニップ入りのぬいぐるみなども
売られています。
猫がにおいを嗅いで、
ポカーンと口を半開きにしているのを
見たことはありますか?
あれはフレーメン反応といって、
上あごの部分にある
ヤコブソン器官というところににおいを送り
危険なものではないか、
これは飼い主のものかなどと
分析をしているのだそうです。
人間にとっては臭い靴下を、
嗅いではポカーン嗅いではポカーンと
しているのは、
「うん、これは飼い主」
「大丈夫、これは飼い主」
と、再確認しているのかもしれませんね。
まとめ
人間にとっては良い匂いでも
猫にとってはイヤ~なにおい、
色々ありましたね。
部屋を良い香りにして
猫をリラックスさせたいのは山々ですが、
実は逆効果かも。
猫にとって好きなもの嫌いなもの、
良いもの悪いものをしっかりと見極めて
安全で快適な猫生活を送りましょう。
猫の好きなにおい…
なんといっても飼い主の匂いだと思います。
飼い主の好きな匂いも、
猫の匂いだったりして。
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