猫がバナナを食べると便秘に効果的?与えるときの注意点を紹介
「バナナは食物繊維も豊富で便秘に効果的」
ってことは聞いたことがある人も多いと思います。
では猫が便秘になった場合、
バナナを与えても良いのでしょうか?
「猫にバナナ?」
「そもそも猫がバナナに興味を示すの?」
って思う方も多いかもしれませんね。
私も現在4匹の猫を飼っていますが、
バナナに興味を示す子はいません。
私がバナナを食べている時に寄ってきて
クンクン匂いを嗅ぐ子もいますが、大体は
顔をしかめて去っていきます(笑)
でも猫の好みもそれぞれですので
中には興味を示す子もいます。
特に子猫の時から人間の食べ物を
色々と試してきた子の中にはバナナを
好んで食べる子もいる様です。
もし愛猫が便秘気味だったら、
バナナを好んで食べてくれるなら
薬を使うよりは安心ですよね。
今回はそんなバナナについて、
本当に猫の便秘に効果があるのか
そもそも猫にバナナを与えても大丈夫なのかを
お話してみたいと思います。
この記事に書いてること♪
猫にバナナを与えても大丈夫なの?
結論から言うと、猫にバナナを与えても
大丈夫です。
バナナに含まれる食物繊維は
適量なら便秘に効果があります。
また、バナナにはビタミン類が豊富に
含まれており、その中でも「ナイアシン」
というビタミンは猫にとって重要な栄養素
でもあります。
ただし、あげる際には注意も必要です。
バナナをあげる時はほんの少量だけ、
約1cmの厚みの輪切りに切った
バナナで十分です。
それ以上は下痢を起こしたり
高カリウム症など、ほかの病気を
引き起こしてしまう恐れもあるので
あげすぎには注意しましょう。
後に詳しく説明しますが、特に高齢の猫や
腎臓病を持っている子には注意が必要です。
心配ならば一度獣医さんに相談してから
あげるようにしましょう。
こちらの記事では便秘に効果がある
キャットフードを紹介しています。
口コミもあるのでぜひ参考にしてみて下さい。
猫がバナナを食べると便秘に効果的な理由
バナナには水分も多く含まれています。
猫は元々水分をあまり取らない動物なので
便秘になった場合、水分を多く含む食事を
取ることはとても重要になります。
食べ物から水分を多く取ることで
便秘の解消が期待できます。
この他にもバナナが猫の便秘に効果的な
理由は主に人間の場合と同じで以下の
2つの理由があります。
- 食物繊維が豊富
- オリゴ糖が含まれている
それでは少し詳しく
見ていきましょう。
食物繊維が豊富
食物繊維が便秘に有効だということは
皆さんもご存じだと思いますが
食物繊維は以下の2つに分けられます。
- 不溶性食物繊維
- 水溶性食物繊維
どちらの食物繊維も便秘に効果的ですが
どちらの食物繊維を取るかによって
便秘に対する効果も変わります。
便秘のタイプによっては悪化させてしまう
場合もあるので、注意が必要です。
不溶性食物繊維
バナナに多く含まれるのが
この不溶性食物繊維です。
不溶性食物繊維は水に溶けないので、
腸内で水分を吸収して便のかさを増やす
働きがあります。
また、不溶性食物繊維は
腸の蠕動(ぜんどう)運動
を活発にして排泄を促し、
体内の有害物質を体外へ
排出する働きがあります。
老化などによる筋肉量の低下などによって
蠕動運動が弱まってしまっていることによる
便秘には効果があります。
蠕動運動が弱まっている場合の便秘は
「弛緩性便秘」と呼ばれますが、
弛緩性便秘になっている場合には
以下のような症状が現れます。
- トイレで便を出そうとしているのに
なかなか出ない - ガスが溜まってお腹が膨らんでいる
- 便を出しても残便感があるので
トイレに繰り返し行き、便を出そうとしている
水溶性食物繊維
一方で水溶性食物繊維は水に溶けるので
便を柔らかくして体外へ排出しやすくなります。
水溶性食物繊維は昆布やワカメなどに
多く含まれる食物繊維で、腸内環境を整えたり
血糖値の上昇をゆるやかにする働きがあります。
また、水溶性食物繊維は善玉菌を
増やす働きもあります。
そのため硬くコロコロとした便が出ている
場合の便秘には効果があります。
オリゴ糖が含まれている
次にバナナが便秘に効く理由として
バナナにはオリゴ糖が多く含まれている
ことがあげられます。
オリゴ糖は善玉菌の餌になり、
善玉菌を増やす働きがあります。
善玉菌は腸を刺激して蠕動運動を
活発にするので、便秘解消が期待できます。
また、バナナを温めると糖質が増えるため
オリゴ糖も同時に増えます。
温めるとバナナの香りも強くなるので
それを好むかどうかは猫ちゃん次第ですが
試してみるのも良いかもしれません。
猫にバナナを与えるときの注意点
次に猫にバナナを与える時の注意点をご紹介します。
猫にバナナをあげる時は以下の3つに
注意する必要があります。
2.与えすぎると肥満になる
3.尿路結石になりやすくなるので多量に与えない
1.食べやすいようすりつぶしてあげる
バナナを猫に与える時は、食べやすいように
すりつぶしてあげるのが良いでしょう。
猫はほとんど食べ物を噛まないので
大きいままだと喉につかえる可能性があります。
また、あらかじめすりつぶしてあげたほうが
消化が良くなります。
2.与えすぎると肥満になる
バナナには糖分が多く含まれるので
あげすぎは肥満になる危険があります。
先にも少し触れましたが、猫に与える
バナナの適量は輪切りにして1cmほど
です。
また、バナナの糖分の多さから
糖尿病の猫には絶対に与えないように
しましょう。
3.尿路結石になりやすくなるので多量に与えない
バナナにはカリウムが多く含まれています。
通常このカリウムは利尿作用があり
人間が食べる分にはむくみ解消に
良いと言われています。
しかし、猫がカリウムを
摂取しすぎた場合、
尿路結石や膀胱炎をおこす
場合があります。
そのため、高齢になって
腎機能が低下している猫ちゃんや
腎臓病を持っている猫ちゃんは
カリウムのようなミネラルを
効率的に体外へ排出できないため
特に注意が必要です。
カリウムを過剰摂取した場合
高カリウム血症になり
最悪の場合は死に至ることもあります。
腎臓に病気をもっている場合には
バナナはあげないようにし、
健康な猫ちゃんの場合にも
摂取量は守りましょう。
猫の便秘にはバナナよりもサプリメントが効果的
このようにバナナは適量であれば
猫の便秘にも効果が期待できます。
しかし、愛猫がバナナを好むとは
限らないですよね。
実際に私の愛猫4匹も、バナナには
全く興味がありません。
そんな時にお勧めするのが猫の内側から
整える効果があるサプリ「kokona」です。
「猫にサプリ?」と思うかもしれませんが
kokonaは猫の為に作られたサプリで
- 青汁より優れた栄養素を持つ「モリンガ」
- 第7必須栄養素と呼ばれる「核酸」
- 乳酸菌
- オリゴ糖
- クランベリー
- オメガ3脂肪酸
などの栄養をバランス良く含んだサプリメントです。
さらに食いつきも重視しているため、
いつもの愛猫のごはんに振りかけるだけで
サプリをあげることができます。
kokonaはこちらのサイトから
詳細をチェックすることができます。
便秘になやんでいる猫ちゃんには
ぜひチェックしてみて下さいね。
まとめ
以上が猫の便秘とバナナについてでした。
バナナは適量を守れば便秘解消にも
効果が期待できますが、
与える量には注意しなければなりません。
老猫や、糖尿病や腎躁病の病気を持つ
猫ちゃんには害を及ぼす可能性があるので
与えないようにしましょう。
また、バナナに興味がない猫ちゃんには
kokonaなどのサプリメントもお勧めです。
愛猫が便秘になった場合
病院へ連れて行くタイミングって
分かりにくいですよね。
こちらの記事では病院へ連れて行く
目安をご説明していますので
ぜひ参考にしてみて下さい。
今週のおすすめ記事6選♪
この記事をSNSでシェア