猫の元気がない!動かないのは命の危険があるって本当?
愛猫に元気がない、動かない、
そんなときは程度の大小はありますが、
体に異常や病気を抱えている可能性が高いです。
大切な家族の健康が害されているという事態に
飼い主さんは動揺しがちかと思いますが、
ここはこらえて愛猫のために
冷静に対処することを心がけましょう。
- おしっこの量や色
- 嘔吐の回数や吐瀉物の状態
- 便の形状や色
これらをチェックすることで
猫の状態を推測することができるので、
病院へ行く前にしっかり観察してください。
正確な情報を獣医師さんに伝えることで
診察・診断・治療がスムーズに進むでしょう。
そこで今回は猫の元気がない、動かない、
そんなときにチェックしたい症状について
解説していきたいと思います。
この記事に書いてること♪
猫の元気がない!動かない理由は?
体に異常や病気を抱えているとき、
猫は元気がない、動かない状態になります。
それも薄暗い部屋の隅など
目立たない場所でひっそりと。
その理由はこちらです。
- 体力を温存し自然治癒力を高めている
- 敵に襲われないようにしている
次からの項目でそれぞれ詳しくお伝えします。
1.体力を温存し自然治癒力を高めている
猫は体に不調があると、
隠れて自分で治そうとするところがあります。
単独で行動し、狩りも自分一人で行うという
自分以外頼らないスタイルで生きる
猫だからこそ、
怪我や病気も自分一人で解決しようとします。
その結果、目立たない場所で
じっと安静にして体力を温存し、
回復しようとするのです。
2.弱っているときに敵に襲われないようにしている
これも野性時代の名残りからくるもので、
体が弱っているときに敵に見つかって
攻撃されると命に関わることになってしまう
ためです。
単独行動する猫にとって
怪我や病気で弱っているときは、
いつ命を落としてもおかしくない危機的状況。
そのため敵と出会わないよう
身を隠そうとして目立たない場所で
じっとしているのです。
また猫が元気がないときはまず
自宅でセルフチェックしてみましょう。
⇒猫の元気がないのは原因不明が多い!病院へ行く前に試したいセルフチェック
元気がない原因をしぼりこんで、
適切なケアをしてあげたいですね。
猫は我慢強い動物!気づいたときには命の危機が迫っていることも
猫が我慢強く、
体の不調を隠すのが上手い動物です。
そのため
目に見えて具合が悪そうにしている頃には
症状がかなり進行してしまって
命の危機が迫っていることも
少なくありません。
愛猫が元気そうにしているときから
病気のサインを見つけ出すことが大切でしょう。
猫の元気がなく動かない時にチェックしたい症状
猫の元気がない、動かない、
そんなときは病気や異常を抱えている
可能性が高いです。
病院へ連れていく前に
以下の項目をチェックし、
診察の際に獣医師に伝えましょう。
正確な情報を獣医師さんに伝えることで
診察・診断・治療がスムーズに進みます。
- おしっこの量や色
- 嘔吐の回数や吐瀉物の状態
- 便の形状や色
次からの項目でそれぞれ詳しくお伝えします。
1.おしっこの量や色は正常か
おしっこやうんちは
健康度をはかる重要なバロメーターです。
量や色をチェックしてみましょう。
- 量が少ない(出にくい)
- 量が多い
- 尿の色が赤い
こんなときは
猫は病気にかかっているおそれがあります。
2.嘔吐していないか、していたら回数や嘔吐物はどうなっているか
嘔吐はさまざまな病気のサインとして
出る症状です。
嘔吐していないか、
している場合は回数や嘔吐物の状態を
チェックしましょう。
- 何度もゲーゲー吐く
- 吐いたあとも元気がない
- うんち・血の匂いがする
- 血が混じっている
- 寄生虫が混じっている
などの場合は
病気にかかっているおそれがあります。
3.便の形状や色は正常か
うんちやおしっこは健康度をはかる
重要なバロメーターです。
形状や色をチェックしてみましょう。
- 下痢便
- 水様便
- 血便
- 粘液便
などの場合は
病気にかかっているおそれがあります。
気になる症状があればすぐに病院へ
先ほどもお伝えしましたが、
猫は不調を隠しがちなので
具合が悪そうな様子を見せるときは
既に重症化していることが少なくないのです。
そのため元気そうにしていても
なんらかの病気や異常を
隠しているかもしれません。
日頃から飼い主さんが気をつけて目を光らせ、
なにか気になる症状が見つかったときは
すぐに病院へ連れていきましょう。
病気の早期発見は
猫の健康を取り戻す一番の近道です。
1日も早く
こんな元気な姿を見せてほしいですよね。
▼元気になってゴロンゴロンする猫の動画
まとめ
体に異常や病気を抱えているとき、
猫は薄暗い部屋の隅など目立たない場所で
ひっそりと元気がない、
また動かない状態になります。
その理由はこちら。
- 体力を温存し自然治癒力を高めている
- 敵に襲われないようにしている
猫が我慢強く、
体の不調を隠すのが上手いので、
目に見えて具合が悪そうにしている頃には
症状がかなり進行してしまって
命の危機が迫っていることも少なくありません。
病院へ連れていく前に
以下の項目をチェックし、
診察の際に獣医師に伝えましょう。
- おしっこの量や色
- 嘔吐の回数や吐瀉物の状態
- 便の形状や色
正確な情報を獣医師さんに伝えることで
診察・診断・治療がスムーズに進みます。
猫が元気がなくてご飯を食べないときは
こちらの記事を参考にどうぞ。
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元気を取り戻してあげたいですね。
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