猫がよだれをたらして元気がない!病気が原因の可能性は?
「最近、猫よだれをたらすようになった」
「なんだか元気がない」
「でも、よだれをたらしているだけで
病院に行ってもいいの?」
猫ちゃんの健康、気になりますよね。
もしよだれが隠れた病気のサインなら
少しでも早く治してあげたい!
今回は、猫がよだれをたらす原因を
まとめてみました。
猫がよだれをたらして元気がない!考えられる原因は?
犬はお腹が空いた時や遊んでいる時にも
よくよだれをたらしているけれど、
猫はどうなのでしょう?
中には極度の緊張や、
逆にリラックスし過ぎた時などに
よだれをたらす猫もいるそうですが、
猫は犬とは違い、
健康な大人の猫がよだれをたらすことは
めったにありません。
おまけに明らかに元気がなかったら、
とても心配ですね。
猫が大量のよだれをたらしている場合、
まず口の中を調べてみましょう。
もしかしたら口の中に入って
とれなくなってしまった異物を出そうとして
よだれが出ているかもしれません。
歯茎に何か刺さっていたり、
口の中に異物が入っていたら、
安全に取り除いてあげてください。
もし難しい場合は
すぐに獣医さんに相談してくださいね。
病気の可能性はある?
口の中に異物は見当たらないのに
相変わらずよだれをたらしていたら、
早めに動物病院での診察を受けましょう。
普段はよだれをたらした事がない猫が
突然よだれをたらしはじめた…という時は、
もしかしたら病気が原因かもしれません。
よだれでわかる病気のサインを紹介!
猫がよだれをたらしていたら、
もしかしたら病気がひそんでいるかも
しれません。
まず口の中に炎症がないか、
臭いがしたり、出血していないかを
よく確認しましょう。
症状としてよだれが出る病気をご紹介します。
口の中の病気とは、
口内炎・歯肉炎・歯周病・歯槽膿漏
などがあります。
3歳以上の猫の8割が歯周病
にかかっていると言われています。
歯周病が進行すると別の病気の原因
にもなりかねません。
日頃から歯みがきなどのケアが必要ですね。
また、よだれの原因となっている
口内炎や歯周病を症状とする病気もあります。
鼻水も垂らしている時は
まず猫風邪を疑いましょう。
猫風邪は
ネコカリシウイルスやヘルペスウイルスに
感染することで起こります。
これらの猫風邪はワクチンで予防できます。
感染経路は
主にくしゃみや咳などの飛沫感染ですが、
飼い主さんが外から持ち込んでしまう場合
もあるので、
完全な室内飼いの場合でも
ワクチンで予防しておくと安心ですね。
口内炎など口の中に炎症が起こりやすく、
そのためよだれが多く出てきます。
どちらもワクチンで予防できる病気です。
すでにキャリアの猫の場合は、
動物病院の診察を受けて、
適切な治療を行ってあげてください。
よだれが出てきます。
外に出る猫は
害虫駆除などに使われる化学薬品に
接触したり、
ネズミ駆除剤を食べて
中毒を起こすことがあります。
また、お家の中でも
ネギ類・チョコレートなど
猫が中毒を起こす食べ物は
猫の届かない場所に保管しましょう。
また、朝顔やアジサイなどの
身近な植物でも中毒を起こします。
室内飼いだからと安心せずに、
身の回りに危険なものがないかチェック
してみてください。
猫は暑さには強い生き物ですが、
暑い夏の間は注意が必要です。
熱中症にならないように
留守中も室内の温度に注意しましょう。
まとめ
猫がよだれをたらしていたら
どのような原因や病気が考えられるのかを
まとめてみました。
猫がよだれをたらして元気がない…
そんな時は、
実は病気が潜んでいるかもしれません。
「ただのよだれだし…」と軽く考えず、
ちょっとしたサインに気付いてあげることが
早期治療早期回復につながります。
猫ちゃんの体で
少しでも気になることがあったら、
獣医さんに相談してくださいね。
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