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猫の便秘にはリンゴジュースが効く?効果と与え方も合わせて解説

猫は水分をあまり摂らない性質から
犬に比べて便秘を起こしやすい生き物です。

何度トイレで頑張ってもほとんど出なかったり
出てもコロコロの硬いうんちだと
本当に可哀想で心配になりますよね。

愛猫のために便秘解消法を探しているあなた、
「リンゴジュースが便秘に効く」という情報は
知っていますか?

リンゴは一般的に食物繊維とビタミンが豊富な
フルーツというイメージがありますが、
もし愛猫の便秘に効くならばぜひ
試してみたいですよね。

体に負担がかかりそうな便秘薬はできるだけ
使わず、自然に排便ができるようになるのが
健康的なのは猫も人間も一緒です。

でも本当にリンゴジュースは猫の便秘に効果が
あるのでしょうか?

今回は

  • リンゴジュースは猫にどんな効果がある?
  • どんなふうに与えればいいの?

について迫りたいと思います。


猫にリンゴジュースを与えることで得られる4つの効果

「リンゴが赤くなると医者が青くなる」
言われるほど健康に良いイメージがある
リンゴですが、そのジュースを猫に与えると
これらの効果が期待できるようです。

  • 腸内環境を整えてくれる
  • 食べ物の消化を助けてくれる
  • 疲労回復&尿路結石を予防
  • 心臓病を予防

思わずにんまり嬉しくなってしまいますね。

では詳細を以下で見ていきましょう。

1.リンゴに含まれる有機酸が腸内環境を整える

善玉菌・悪玉菌という言葉は
聞いたことがあると思いますがこれらは両方とも
腸内で生きている細菌のことです。

そして全く異なる体への働きかけをします。

簡単に説明すると

悪玉菌

⇒腸内に腐敗物を溜め込み有害物質を発生させる

善玉菌

⇒悪玉菌の影響を抑え体や腸によい働きをする

というものです。

善玉菌の方が多い場合は
腸内環境が整った良い状態と言えますが、
逆に悪玉菌が優勢になると腸内環境が悪化して
便秘や下痢が引き起こされてしまいます。

つまり善玉菌を増やし、悪玉菌を減らすことが
便秘解消につながるといえます。

そこで注目なのが
リンゴに含まれる「有機酸」です。

リンゴにはクエン酸・リンゴ酸といった
悪玉菌が苦手とする有機酸がたくさん含まれ、
これらには悪玉菌を減らす作用があります。

有機酸の作用によって悪玉菌が減少することで
腸内環境が整ってその結果便秘も
起こりにくくなるといえるでしょう。

2.食物繊維が豊富で食べ物の消化を助ける

「便秘解消には食物繊維が一番」
というイメージがありますが、その食物繊維が
リンゴには豊富に含まれています。

食物繊維には

  • 水に溶けない「不溶性食物繊維」
  • 水に溶ける「水溶性食物繊維」

の2種類があり、
リンゴが多く含むのは不溶性食物繊維です。

不溶性食物繊維

胃や腸で水分を吸収して大きく膨らみ、
腸を刺激して蠕動(ぜんどう)運動を
活発にすることで便通を促進します。

また、腸の調子を整えてくれる
善玉菌の繁殖を助け、
結果的に消化活動の促進につながります。

 3.クエン酸で疲労回復と尿路結石の予防

先に触れた有機酸のうちクエン酸には他にも

  • 疲労回復
  • 尿路結石の予防

といった効果が期待できます。

疲労回復

クエン酸には運動後に発生する疲労物質である
乳酸を排出する作用や、
血液をサラサラにすることで新陳代謝を促す
作用があるため、疲労回復につながります。

尿路結石の予防

尿路結石は猫に多い病気で、
尿中のミネラルが結晶化したものが
尿道や尿管にできることにより
尿の排出が困難になる状態を指します。

クエン酸はこの結石の成分となる
カルシウムやシュウ酸が結晶になるのを防ぐ
作用があるため、尿路結石の予防に
一役買うと言えるでしょう。

 4.ポリフェノールで心臓病予防

リンゴに含まれるポリフェノールには
高い抗酸化作用があり、動脈硬化を防いで
心臓病リスクを低下させる効果があります。

便秘以外にもこのような効果があるならば、
是非愛猫の健康のために
リンゴジュースを与えたいですよね。


猫へのリンゴジュースの与え方

ですが、猫にリンゴジュースを与える際に
気をつけたいポイントが3つあるので
要チェックです。

  1. 市販のリンゴジュースはNG
  2. すりつぶして手作りジュースを作る
  3. 丸のままのリンゴは与えない

1.市販のリンゴジュースは糖分が含まれているため与えない

まず、市販されている
リンゴジュースを与えるのはNGです。

手軽に入手できますが、
猫の体に適した飲み物ではないのです。

その理由となるのはジュースに含まれる糖分

市販されているリンゴジュースの多くには
人間にとって甘く美味しく感じられるよう
加糖がされています。

ですがそれは猫にとっては過度な糖分のため
肥満の原因になってしまうのです。

純粋にリンゴの成分だけを
猫に与えるようにようにしましょう。

 2.リンゴをすりつぶして手作りジュースを作る

そのためには
手作りでジュースを作るのが一番です。

よくすりつぶして消化しやすい状態を作ります。

リンゴ自体が糖分が高いフルーツなので
1日に作って与える量は大さじ1杯以内が
良いでしょう。

猫は元来酸味が苦手な動物のため
あまり酸味が強いと受け付けてくれない場合も
あります。

その際は酸味が強くないタイプのリンゴで
再チャレンジするのもよいかもしれません。

 3.丸のままのリンゴは与えない!

すりつぶしたリンゴジュースではない
そのままのリンゴを与えるのは避けましょう。

猫は食べ物をあまり噛まずに飲んでしまうため
塊のリンゴを詰まらせてしまう恐れがあります。

また、リンゴの種に含まれる青酸という物質を
大量に摂取すると嘔吐や痙攣などの中毒症状を
引き起こしてしまいます。

種は絶対に与えてはいけません。

猫にリンゴを与える際は
「すりつぶしたジュースの状態で」が鉄則です。


猫の便秘にはサプリメントもおすすめ!

ここまでで、
愛猫に手作りリンゴジュースを与えると
便秘解消に効果が期待できるということが
わかりましたね。

ですが先にも触れたように猫は酸味が苦手。

腐ったものを食べて体調を崩さないように
するという自衛本能からくるものなので、
手作りしたリンゴジュースを
受け付けてくれない可能性もあります。

そんなときオススメなのが
体内環境を良くする猫用サプリメント
「kokona」(ココナ)です。

  • 乳酸菌6000億個配合
  • 青汁より優れた栄養価の「モリンガ」配合
  • 世界最高品質の「玄米核酸」配合
  • 安心安全の無添加

などなど、嬉しい要素の数々が
猫の健康を育んでくれる理想のサプリです。

公式サイトでkokona(ココナ)の詳細をチェックする

愛猫の便秘解消のために
ぜひチェックしてみてくださいね。

まとめ

リンゴジュースは猫の便秘解消に
効果が期待できることがわかりました。

与える際は市販のものではなく
手作りですりつぶしたジュースを
少量にしましょう。

猫が受けつけない場合は
kokonaなどのサプリメントもオススメ。

また、普段の食事からのケアも
とても大切です。

猫の便秘におすすめのフード5選!【口コミあり】

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ライター紹介 ライター一覧

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舟坂 ちよみ

猫2匹と暮らすライターです。

日々ニャンズから幸せをもらっているので、
そのお返しができるよう勉強したくて愛玩動物飼養管理士になりました。

我が家のニャンズと触れ合うことはもちろん、
猫マンガや猫映画を楽しむことも大好きです!

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