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猫が20歳以上生きるって本当?長寿猫になるためのポイントも紹介

猫を飼っている方は、
何歳以上まで生きてもらえたらという
目標を立てていますか

よく20歳以上までは猫が生きることも
出来るといわれていますが、
そんなの絶対無理と諦めていませんか?

長生きをするに当たり、
気をつけるポイントを押さえられたら
20歳まで生きることも、
もしかしたら20歳以上まで生きることも
可能かもしれません

ではどんなことに気をつけていけたらいいのか
ご紹介したいと思います。


ギネス世界記録によると猫の世界最長寿記録は38歳!

20歳まで生きることも
可能と言うことがわかりましたが、
世界では最長で何歳まで生きている猫が
いるのでしょうか。

調べてみると、
アメリカの猫でなんと38歳まで
生きた子がいるようです。

人間で言うと約170歳にも該当します。

さすがに信じがたいですが、
上手に育てていけば、ギネス記録更新も
夢では無いかもしれません。

1.猫の平均寿命は10~15歳

日本での猫の平均寿命は
ペットフード協会の2017年の調査によると、
15.33歳といわれています。

ちなみに、外に出る猫か、
家の中で飼われている猫かによっても
平均寿命は異なり

外に出る猫は13.83歳、
家の中で飼われている猫は
16.25歳となっています。

この原因として、外に出る猫の場合、
ずっとお家にいる猫と比べて、
老化のサインなどに
飼い主さんが気づくのが難しかったり、

お外で他の猫と接する際に、
猫同士で感染し合う病気を
もらってしまう場合があることなどが
挙げられるでしょう。

2.近年は20歳以上生きる猫も増えている

近年では獣医療が進歩したことや、
病気に関しても
予防に重きを置く姿勢が
見られることもあって、
長生きをする猫が増えています

猫の死亡の原因ともなる、
腎臓病や心臓病、癌に関しても、
近年では治療方法も様々で
選択可能なこともあり、

早期に発見すれば早期治療が可能であり、
発見が早期であればあるほど
余命を短くせずに済むことが出来ます。

20歳以上長生きさせるためには、
猫の性格上、動物病院は
足が遠のいてしまいがちですが、

定期的に通うことで、
少しの変化に気づいたり、
そのことを専門家である獣医師に
気軽に相談できる関係性を築くことが大切です。


愛猫を長寿猫にするための5つのポイント

かわいい愛猫を
長生きさせたいという気持ちは
どの飼い主さんもきっと共通なはずです。

ではどんなことに
気をつけたら良いのでしょうか?

主に気をつけるポイントは5つです。

  • 年齢に応じたキャットフードを与える
  • 水分補給をこまめに行う
  • 毎日遊んで運動させる
  • 老化のサインを見逃さない
  • 認知症を予防する

まずは、これらの5つを
最低限気をつけていく必要があります。

具体的にはどのようなことを気をつけていくか
見ていきましょう。

1.年齢に応じたキャットフードを与える

猫を20歳まで
長生きさせてあげたいと思ったときに、
まず気をつけるべきなのは餌の品質です。

猫が20歳まで生きる場合、
何段階かの成長のステージがあり、
その段階毎に必要な栄養素なども
異なってきます

餌が原料を良いものを使っていたり、
添加物が使用されていないというのは
健康な猫の体を作るための大前提ですが、

だからといってずっと子猫用の餌を食べていたり、
若いうちから老猫用のフードを食べていては、
栄養が偏ってしまい、
体を壊してしまう可能性もあります。

では何年で
どの餌に切り替えたらいいの!?と
お思いの飼い主さんも
いるのでは無いでしょうか。

例えばこちらの「もぐニャン」という
メーカーの餌のように
全ライフステージで対応可能に
なっている餌もあります。

⇒もぐニャンについて詳しく見てみる

このように高品質で、
かつライフステージ毎の栄養についても
考慮されている餌をチョイスできたら、
健康面でも安心できますね。

2.水分補給をこまめに行う

猫に気をつけなければいけないのが脱水です。

まず高齢になると
腎臓病になる可能性が高まるため、
そうなるとおしっこで必要以上に
体内の水分が出て行ってしまう傾向があります。

そのため、
脱水にも陥りやすくなるので
気をつけなければなりません

また猫はこだわりの強い動物でもあり
精神的要因や、いつもとの環境の変化などでも
水を飲まなくなってしまうこともあります。

きちんと飲めているか、
日常的にチェック出来ると良いでしょう。


3.毎日遊んで運動させる

健康的に長生きするためには、肥満は大敵です。

猫も適度に運動をして
太りすぎないようにすることが大切です。

環境の中に自由に運動できる
キャットタワーなどを配置するのも良いですが、
飼い主さんとのコミュニケーションもかねて
一緒に猫じゃらしなどで遊ぶと
より絆も深まって一石二鳥でしょう。

疲れるまでしなくても、
毎日数十分の習慣に出来たら良いですね。

4.老化のサインを見逃さない

病気だけで無く行動に関してもですが、
老化のサインをいち早く気づけると、
対処が早くできるので、
手遅れにならずに済みます。

例えば高齢でよくあるのが、関節症といわれる、
潤滑油にもなる関節液が減ってきたり、
筋肉が減ってくることによって、
関節で骨同士がぶつかって
痛みを生じさせる症状です。

あまり運動を好まなくなったり、
爪とぎをしなくなるなどが
サインといえるでしょう。

他にも高齢の猫でなりやすい
腎臓病なども、
おしっこの量や水を飲む量などで
初期に気づくことが出来ます。

少しの変化にも
気づいてあげられるのは、
飼い主さんです。

老化のサインは
しっかりとキャッチしてあげられるように
しましょう

5.認知症を予防する

猫も高齢になると、
人間と同様認知症になります。

認知症になってしまうと、
認知症になってしまった脳を
戻せるよう治療する薬はありませんが、
一般のご家庭でも予防をすることは可能です。

認知症にならないために、
猫にとって過度なストレスのないような
生活を心がけることや、

DHAなどの脳に良い成分や
抗酸化物質などを含んだ
餌やサプリメントを与えることも有効です。

認知症は
長生きをしている証とも言えますが、
できることがあるので、
予防を心がけると良いと思います。


猫が20歳以上になると表彰状がもらえる!

猫は20歳になると表彰されることを
ご存じですか?

長寿動物表彰といって、
猫に限らず犬でも
協会が制定した年齢を超えた動物を
表彰してくれるという制度があります。

2017年に年齢は変更になり、
20歳にならなくても18歳以上の猫は
表彰してもらえます

公益財団法人日本動物愛護協会という
団体が行っているのですが、
規定の申請をすると
表彰をしてもらえるシステムに
なっているようです。

一つの目標にしてみても
良いかもしれませんね。

まとめ

猫と一緒に暮らすに当たり、
長生きさせてあげたいと思うのは
飼い主さんの愛情でもありますよね。

そのためにポイントを
しっかり押さえていけば
長生きしてもらうこともきっと可能でしょう。

お家の猫ちゃんの状態を見て、
目標にする寿命を定めてみても
良いかもしれませんね。

まずはお家の猫ちゃんが何歳なのかを
知るためにもこちらの記事もおすすめです。

⇒【人間換算】猫の年齢の早見表!ギネスの寿命は?

よろしければ参考にしてみてくださいね。


 

 

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りな

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