猫の寿命は室内のほうが伸びるって本当?室外との違いとは
猫の寿命は最近どんどん伸びてきていますね。
猫を子供のように可愛がっている人も増えて、
ごはんなど健康に気を使うようになったのも
一因です。
そのほか、室内飼いが一般的になったことも
あります。
もしかして、室内飼いは自由じゃないから
ストレスが溜まってかわいそうと
思っていますか?
ちょっとここで、外出した時のリスクを
考えてみてください。
色々ありませんか?
実は室内飼いのほうが長生きします。
室内飼いのメリットと、猫の寿命を伸ばすには
何を気を付ければ良いのかなどを紹介しますね。
おうちの子の寿命を伸ばして、
ずっと一緒に暮らしていきましょう♪
この記事に書いてること♪
猫の平均寿命はどのくらい?室内と室外を比較!
日本の猫の平均寿命は、最近は12~14歳と
言われています。
平均寿命が、老齢を通り越して高齢の
年齢層になってますね。
高齢猫の表彰などを市主催で行っていたりして、
猫ちゃんが幸せなだけではなく、飼い主さんも
ちょっと誇らしくなるイベントも各地で
開催されつつあります。
大体表彰されるのは18歳以上位の子たちで、
中には10歳くらいにしか見えない子もいます。
平均寿命については外出する猫も含めた
数字なので、室内飼いの子と外飼いの子を分けて
考えてみるとどうでしょうか。
1.室内猫の平均寿命
箱入り猫ちゃんですね。
完全室内飼いの猫は、15歳位が平均寿命です。
室内にいる猫が事故で死亡する確率は、
外に行くよりもかなり少なくなるためです。
また、室内にいることで飼い主さんが
病気の兆候に素早く気づけるという
利点もあります。
特にトイレの異常に気づけるのは大きいですよ。
猫は適度に遊んだりできれば家の中だけで
楽しく過ごせる動物なので、特に外に
散歩に出る必要はありません。
猫にとって幸せなのは、「いつも同じ生活」。
大きな変化が嫌いなんです。
もちろん遊ぶのが大好きなので、好奇心を
そそるようなおもちゃやキャットタワーなどは
完備したほうが猫にとっては嬉しいです。
2.外飼い猫の平均寿命
外飼いの猫の中でも、外にお散歩に出る猫の
平均寿命は13歳です。
外は車も走っているし、田舎でも
農薬やワナなどの様々な危険があります。
また、排泄や嘔吐の異常、食べているものなどを
飼い主さんが把握できないので
病気の発見もし辛いです。
のびのび野原を散歩している猫は
確かに楽しそうです。
最近写真集も増えていますよね。
でも、それは危険と隣り合わせの
環境ということを忘れてはいけません。
更に野良猫はどうでしょうか。
野良猫の平均寿命は4~5歳。
たとえどこかでごはんを貰っていても、
交通事故や気温の変化など厳しい状況のために
10歳まで生きられるのはほんの一握りです。
猫の寿命を伸ばす秘訣とは?
可愛い猫ちゃんには、
長生きしてほしいですよね♪
寿命をできるだけ伸ばすには、どんなことに
気を付ければ良いのでしょうか?
それは、ストレスフリー。
猫は基本的に、いつもと同じ環境が大好き。
大好きな飼い主さんも側にいてほしいし、
大好きな環境も変えてほしくない。
逆に大嫌いなのは、環境の激変。
そのため犬に比べて色々なところから
ストレスを感じやすいので、寿命を伸ばすには
猫にとってのストレスフリーを心がけるのが
重要です。
待ち伏せ型の狩りをする猫科は、
うるさい音や予想のつかない動きも
大嫌いです。
というか、この2つは大体の動物が嫌がります。
このような理由から、絶対ではないですが
子供は動物に嫌われることが多いですよね。
猫の寿命を長くする食べ物とは?
ごはんは健康維持のために重要な要素の
ひとつです。
おうちの子にどんな食べ物を
普段あげていますか?
今時さすがに猫まんまって子はいませんよね。
あげている人はストップ!
理想はプレミアムキャットフードです。
ロイヤルカナンやヒルズが代表的。
年齢別に必要な栄養素が研究され、身体の
衰えをフォローしてくれるフードです。
最近は味もポピュラーフードに負けない位
美味しいので、ぜひ試してみてください。
栄養素の種類で言うと、良質なたんぱく質が
主体のものが良いです。
更に抗酸化脂質としてEPAが配合されているもの
は、腎臓や血管などの老化防止に役立ちます。
猫の寿命の日本記録は何歳!?
猫の寿命の日本記録は、なんと36歳。
昭和10年に青森県で飼われていた
よも子ちゃんです。
昔ですし、ギネスの公式記録としては
残っていませんが実在の猫ちゃんです。
最近だと、アメリカのコーデュロイちゃん
(26歳)と長寿記録を競っていた
日本のあいちゃんが27歳で永眠しました。
いずれも運が良く健康に老衰した子たちで、
とても幸せな猫たちですね♪
まとめ
猫の長生きの秘訣は覚えられましたか?
- 室内飼いが良い
- ストレスフリーを心がける
- 良質のごはんをあげる
今は猫のおもちゃや寝床も進化していて、
室内でも快適に暮らしていける環境が
整えられます。
たしかに、窓から外を見つめている猫を
見ると心が少し傷むのは分かります。
でも、外に出て交通事故に遭ったら?
誰かが撒いた毒エサを食べたら?
あなたはきっととっても後悔します。
猫と末永く暮らせるように、ほんの少しの
束縛を猫に許してもらいましょう。
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