猫のトイレのしつけはいつから？一番最適な時期とは？

成猫とは違うフワフワした
体毛に鈴のような鳴き声。

うるうると私たちを見つめる
つぶらな瞳の子猫は私たちの
心を鷲掴みにしますよね。

ただそこにいるだけで可愛い
子猫ですが、人形ではなく
生き物なので、トイレをします。

右も左もわからない子猫に
トイレをしつけるのは
飼い主さんにとって最初の
難関になるでしょう。

でも、子猫のトイレの
しつけはいつからどうやって
すればいいのでしょうか。

今回は子猫のトイレの
しつけに関するお話として、

• しつけをいつから始めるか
• しつけをするときのポイント
• トイレに失敗してしまった場合の対処法

についてご紹介します。

 

猫のトイレのしつけはいつからはじめるのがいい？

子猫のトイレのしつけが
重要なのは分かりますが、
まだ目の開いていない子猫に
トイレのしつけはできませんよね。

子猫のトイレのしつけを
するのに最適な時期は
いつになるのでしょうか。

猫のトイレのしつけを始める一番最適な時期は？

子猫は産まれてから約1ヶ月間は
母乳のみで育ち、おしっこやウンチは
母猫がなめて処理を行います。

生後1ヶ月が過ぎると離乳が始まり、
自分で排泄ができるように。

このタイミングが猫のトイレのしつけを
始めるのに一番最適な時期になります。

 猫のトイレのしつけ期間はどれくらい必要？

人間の子供にもトイレトレーニング
が必要なのと同じように、子猫にも
トイレのしつけが必要です。

けれども、子猫は人間の子供よりも
嗅覚が発達しているため、トイレを
覚えるのが早く、子猫によっては1日
で覚えてしまうことも。

最初はトイレに失敗してしまう子猫でも、
1週間ほどのしつけでトイレができるよう
になりますよ。

猫がトイレを覚えない！どうすればいい？

すぐにトイレを覚えてしまう子猫が
いる一方で、なかなかトイレを覚え
られず失敗ばかりしてしまう子猫
もいます。

トイレを覚えない子猫には
どうやってしつけをすればいいの
でしょうか。

トイレサインを見逃さない

子猫がおしっこやウンチをしたく
なると

• 床のにおいをかぎながらウロウロ
• 砂をかくようなしぐさ

を見せます。

このような行動を見たら、子猫を
抱えてトイレに連れていきましょう。

もちろん、その時にトイレをしなくても
大丈夫。

何度もトイレに連れていくことで、
トイレに早く慣れます。

トイレに入れるときはそっと入れる

子猫がトイレに行きたい仕草を
見せると、失敗しない様に慌てて
抱きかかえてトイレに連れて行きたく
なりますよね。

けれども、トイレに行きたいときに
いきなり抱きかかえられて、今までいた
場所とは違う場所に連れていかれると
子猫が恐怖心を感じてしまいます。

恐怖心を抱いてしまうと、
トイレ＝（イコール）怖いものと
覚えてしまいます。

そうならないように、トイレに入れる
ときは焦る気持ちをぐっとこらえて、
ゆっくりと入れてあげましょう。

トイレを失敗しても怒らない

トイレを失敗して別の場所に
ウンチやおしっこをしても
決して怒ってはいけません。

怒ってしまうと、おしっこやウンチを
することがいけないことだと勘違い
したり、飼い主さんのことを怖い人
だと思ってしまいます。

猫のおしっこやウンチは臭いが
強いため、トイレ以外にされると
とても困りますが、失敗は
一時的なものです。

焦らずに根気強く教えましょう。

また、子猫がトイレに失敗した場合、
臭いがその場所についてしまうと
また同じところにおしっこや
ウンチをしてしまう可能性があります。

ウンチやおしっこで汚れた
床は臭いが残らない様にしっかりと
拭きとりましょう。

猫のウンチやおしっこの臭い
の取り方については、以下の記事
が参考になりますよ。

⇒猫のトイレの臭い対策！5つのおすすめの方法とは？

猫がトイレをはみ出してしまう時の対策とは？

子猫が無事にトイレでの排泄を
覚えても、トイレをはみ出して
しまうことがあります。

猫がトイレをはみ出してしまう
原因として

• トイレが汚れていて定位置で排泄できない
• ストレスがたまってわざとはみ出す

ことが考えられます。

これらを解決するには、

• トイレを清潔に保つ
• 子猫と遊んでストレスを発散させる

対策を行いましょう。

大抵の場合、これらの対策で解決
できますが、それでもトイレをはみ出して
しまう場合は、なんらかの病気でトイレが
間に合わなくなっている可能性も。

猫がトイレをはみ出してしまう
状態が長く続く場合は、病院へ
連れていきましょう。

猫の理想のトイレとは？

猫にトイレを早く覚えて
もらうには、猫のトイレを
居心地のよい場所にすることが
大事です。

では、猫にとって理想のトイレ
とはどんなトイレなのでしょうか？

 1．トイレの大きさ

理想的なトイレの大きさは、
猫の体長の1.5倍以上の大きさです。

猫の体長と同じくらいの大きさ
または小さいサイズのトイレだと、
猫にとっては窮屈で落ち着いて
トイレをすることができません。

猫の癖もありますが、トイレのへりに
足をかけて排泄をする姿を見かけたら
トイレの大きさが小さい可能性も。

大きいサイズの猫トイレの
購入を検討しましょう。

2．トイレの砂の種類

ホームセンターに行くと
猫のトイレの砂の種類の
多さに驚きますよね。

理想のトイレを作るには
どのトイレの砂を選べばいい
のでしょうか。

一般的に猫は、

• 砂の粒が細かいもの
• 匂いがしないもの
• おしっこをした後の固まりが良いもの

を特徴とした猫砂を好む傾向にあります。

初めての猫砂を選ぶ場合は、
この特徴を元に砂を選ぶと良いでしょう。

また、猫がトイレの砂を気に入らない
場合、

• トイレからはみ出てトイレをする
• 用を足す前に砂をかかない
• トイレの奥まで入っていこうとしない

行動を見せます。

猫のこのような行動を見かけたら、
トイレの砂を変えてみましょう。

3．トイレの高さ

成ネコの場合、トイレの高さは
特に気にする必要はありませんが、
子猫や高齢猫の場合、トイレの
高さが高いとトイレに入れずに
失敗してしまうことも。

子猫や高齢猫のトイレの
高さはできるだけ低いものを
選びましょう。

まとめ

猫のトイレのしつけに
最適な時期や方法、失敗した
時の対処法についてご紹介
しましたが、いかがでしたでしょうか。

子猫にも個性があるので、
1回でトイレを覚える猫も
いれば何度やっても失敗して
しまう猫もいます。

しつけをする際には、

• 失敗しても怒らない
• 子猫が入りやすいトイレを設置する
• 猫のトイレサインを見逃さない

ようにしましょう。

とにかく右も左も分からない
子猫なので、根気強く教える
ことが大事です。

また、猫がトイレを失敗する
原因はもしかしたらトイレの
場所が落ち着かないのかもしれません。

猫にとって快適なトイレの
場所については以下の記事を
参考にしてみてください。

⇒猫のトイレの場所を変える時の注意点！おすすめの位置は？

この記事が猫のトイレの
しつけに悩んでいる飼い主さん
の参考になれば幸いです。