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猫の目やにの取り方!原因や対処方法をご紹介!

病気  

猫を飼っていると
直面する可能性のあるのが
目のトラブルです。

目やにが増えてしまったり、
それによって
目が開かなくなってしまうことも。

いざ直面したら
パニックになってしまいがちですが、
そんなときの取り方を
ご紹介させていただけたらと思います。


猫の目やにの取り方!おすすめな4つの方法をご紹介!

飼っている猫に目やにを発見!
ではどうしたら良いでしょうか?

お家でも簡単にできるおすすめの取り方

  • 水でふやかしてから取ってあげる
  • 目薬を使って取ってあげる
  • ホウ酸を使って取る方法
  • 病院で取ってもらう

の4つの方法についご紹介しようと思います。

1. 水でふやかしてから取ってあげる

目やにはすぐに固まってしまい、
猫も目周りを触られることが嫌いなうえに、
乾燥した目やにをはがすと痛いため、
嫌がります。

そのため水でふやかしてから
取ってあげると良いしょう

水をかけるとびっくりして
お手入れが嫌になってしまう場合もあるので、

ティッシュなどに多めに
水を含ませてぬぐってあげると
良いでしょう。

2. 目薬を使って取ってあげる

猫の目やにの原因として、
細菌の繁殖や炎症などが
原因
の可能性もあるので、

抗生剤や消炎剤の点眼薬を使用して
目やにを取ってあげることも可能です。

また固まった目やにを点眼液の水分で
ふやかすこともできて、
痛がらせずにとってあげることも
できるでしょう。

ただし、消炎剤を使う際は、
目に傷があると
状態を悪化させてしまうことがあり、

まずは傷が原因の目やにではないかを
確認してもらった方がいいでしょう。

3. ホウ酸を使って取る方法

猫だけでなく人間にも使用される方法です。

ホウ酸水には弱い殺菌作用があるとされ、
以前から洗眼の目的で
使用
されてきました。

ホウ酸を精製水に溶かし、
希釈をして2%ホウ酸水を作成します。

そのホウ酸水で
目やにをきれいにするという方法も
あるようです。

ただ、常温で長期間腐敗する恐れがあったり、
希釈する濃度を誤った場合に
ホウ酸の毒性が発現する場合もあるので、

その場合生理食塩水で洗眼してあげる方が
安心かもしれません。


4. 病院で取ってもらう

滅多に目やにが出ない猫などは
こちらの方法が一番理想的でしょう。

きちんと検査をしたうえで、
何が原因の目やにかを判明させて、
目の洗浄や、適した点眼薬の処方をして
もらえるでしょう。

猫が目やにで目があかない場合にできる応急処置は?

ずっと目が開かない場合、
そして細菌が繁殖していた場合、
開かないまぶたの中で、
細菌が繁殖してしまい、

最悪失明してしまう可能性もあります。

そのため目やにをまずは取って
開けさせてあげることが必要です。

猫用の点眼薬を常備している方は、
少ないと思うので、

とりあえずの応急処置として人間用のもので
抗生剤や涙液の点眼剤で
代用
しても構いませんし、

水道水をティッシュやガーゼに含ませて
開けてあげる方法でも良いでしょう。

猫の目やにがでる原因は何?

一番原因としてあり得るのは
細菌性やウイルス性の結膜炎です。

猫には結膜炎が起こりやすく、
目やにが多く出たり、涙が多く出ます。

慢性化してしまうこともあり、
目やにがずっと出ることになります。

また爪で角膜表面に
傷がついてしまった場合
細菌感染は起こり、
目やにが多く出る可能性があります。

猫の目やにが片方だけの場合は病気の可能性もある?

片方だけの場合、
体質で目やにが多く出ているだけでなく、

目やにが多く出ている側の目に
何か細菌感染や傷などの
原因がある可能性があります。

その場合、一番良いのは
猫自身を連れて
動物病院を受診することですが、
暴れてしまったりして難しい場合、

目やにの出ている様子を
写真に撮るなど
して、
まずはかかりつけの先生に相談してみると
良いかもしれません。

猫の目やにで病院に行くと治療費はどれくらいかかる?

治療費は動物病院の場合、
人間と違って、この治療をした場合に
いくらかかるというのが
決まっているわけではありません。

動物病院によって治療費は様々ですし、
行う検査によっても、
かかってくる治療費は様々
です。

猫が目やにが多く出ていて…という旨を、
受診される前にかかる予定の動物病院に
まずは問い合わせて頂けると

その場合大体どんな検査が必要で
もしくはどのような処置が必要で
いくらくらいの治療費になるというのを
教えてもらえると思います。


猫の目やに対策!普段のお手入れはどうするべき?

普段から体質的に目やにが多く出てしまったり、
慢性的な猫の結膜炎を持っているせいで
目やにが多く出てしまうことがあります。

その場合、前述の様な水道水や、
生理食塩水などで日ごろのお手入れとして
毎日洗浄してあげるのも良いのではないでしょうか。

もしくはかかりつけの先生に相談して
抗生剤の点眼薬を
万が一のときに使用できるよう、
常備しておいてもいいと思います。

猫の目やにはキャットフードでも改善できるって本当?

このキャットフードを食べたから
猫の目やにが劇的に減る!というのは
実はありません。

しかし、目やにや涙の原因が
食事などのアレルギーが原因で、
結膜部分が炎症を起こしていることの
可能性があるのです。

その場合、低アレルゲンであったり、
皮膚がデリケートな子用の、
皮膚に良い成分が入っているフードにすると、
少し改善される可能性があります。

まとめ

出ると厄介だなと感じてしまいがちな
目やにですが、
お家の猫ちゃんの健康を管理するためにも
必要なポイントの一つだったりするのです

眼の状態が悪化しないよう
毎日お手入れすることも大切ですし、

そこで何か発見したら
すぐに動物病院へ連れて行けるよう、
日々観察することは大切かもしれませんね。


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りな

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