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猫が吐くと餌がそのまま出てくるのは消化不良?餌の正しい与え方を紹介

猫は健康でもよく吐く動物。

定期的に自分の毛を吐き戻している姿は
よく目にしますよね。

ですが、
食べた餌がそのまま出てくるのを見て
「もしかして何か悪い病気!?」と
心配になるのはとてもよく分かります。

猫が食べた餌をそのまま吐くときは、
様子見でよいケース、
病院へ連れていった方がよいケース
2つに分かれるので注意が必要です。

愛猫の嘔吐がどちらのケースなのか、
見極められるようになりましょう。

そこで今回はそれぞれのケースの詳細、
そして猫が餌をそのまま吐く場合に試したい
給餌方法について解説していきたいと思います。


猫が餌をそのまま吐くときに様子見でいいケース

まずは、猫が餌をそのまま吐くとき、
様子見でよいケースについて

それは以下の2つの場合です。

  • 吐く回数が1日に2~3回程度
  • 吐いた後ご飯を食べて普段通り

次からの項目で
それぞれ詳しくお伝えします。

愛猫の様子を観察しながら
読んでみてくださいね。

フードの食べ過ぎで吐く場合は
こちらの記事を参考にどうぞ。

猫が吐くのは食べ過ぎ!フードの与え方を変えれば治るの?

吐くのを予防するフードの与え方も
紹介していますよ。

 1.猫の吐く回数が1日に2~3回程度

猫が餌をそのまま吐く回数が
1日に2~3回程度であれば
ひとまず様子見でよいでしょう。

健康状態に問題がなくとも、
2~3回程度であれば、
一時的に吐くことはありえます。

ただし1日に4回以上吐く場合は
なにかしらの異常や病気を抱えている
可能性がありますので、

病院へ連れていって診察を受けさせることを
おすすめします。

2.猫が吐いた後もご飯を食べて普段通りに過ごしている

猫が餌をそのまま吐いても、
その後飯を食べて普段通りに
過ごしているようであれば、
様子見で結構です。

上の項でも述べましたが、
健康状態に問題がない場合でも、
猫が食べ過ぎや消化不良などで
吐くことはよくあるからです。

ただし、
吐いたあといつもと違う様子だったり
元気がなくぐったりしているようであれば
病気や異常が疑われるので、
すぐ病院へ連れていきましょう。


猫が餌をそのまま吐くときに病院へ連れて行った方がいいケース

猫が餌をそのまま吐くとき、
病院へ連れていった方がよいケース、
それは以下の3つです。

  • 吐いたものに血や異物が混ざっている
  • 吐いた後にぐったりしている
  • 吐いたものに異臭がする

次からの項目で
それぞれ詳しくお伝えします。

愛猫が吐いたものをよく観察しながら
読んでみてください。

1.猫が吐いたものに血や異物が混ざっている

猫が吐いたものに
血や異物が混ざっている場合、

  • 歯周病や口内炎
  • ストレスによる胃炎
  • 寄生虫
  • 胃腸炎
  • 口腔内または消化器系の病気
  • 異物誤飲

など、程度の差はありますが
数々の病気や異常の可能性があります。

場合によっては
命に関わることもありますので、
すぐに猫を病院へ連れていき、
適切な治療を受けさせてあげましょう。

2.猫が吐いた後にぐったりしている

猫が吐いた後にぐったりしている、
そんな場合はあきらかに
健康状態を侵されているので
すぐに病院へ連れていってください。

病気や中毒など、原因は多岐に渡りますが、
適切な治療を行うには診察・検査が必要です。

自分で判断せず、
まずは獣医師に診てもらいましょう。

3.猫が吐いたものに異臭がする

猫が吐いたもにに異臭がする場合、

  • ウンチの臭いがする場合は腸閉塞
  • 薬品や特殊な臭いは誤飲
  • 血なまぐさい臭いは一刻を争う病気
  • の可能性が高いです。

どれもすぐに治療が必要な事態ですので、
ただちに猫を病院へ連れていってください。

飼い主さんの冷静かつ迅速な行動が
猫の命を救うのです。

このほか猫が吐く原因について詳しく
知りたい方はこちらの記事をご覧ください

猫が吐く原因とは!病気の可能性もあるってホント!?

愛猫の嘔吐の原因をぜひ突き止め、
適切な対処を施してあげましょう。


猫が餌をそのまま吐くときに試したい餌の与え方

猫が餌をそのまま吐くときは
以下の方法での与え方を試してみましょう。

  • 餌の回数を増やす
  • 餌を小分けにして色んな場所に置く
  • 猫の餌の食器を高い位置に置く

1.餌の回数を増やす

猫が餌をそのまま吐くのは、
空腹状態が長いことで引き起こされる
一気食いや早食いが原因かもしれません。

餌を与える回数を増やすことで
猫が空腹になりすぎないよう
コントロールすれば、

一気食い・早食いを予防することが
できるでしょう。

ただし与える総量は増えないよう、
気をつけてくださいね。

肥満は万病の元となります。

2.餌を小分けにして色んな場所に置く

上の項目と同様に、
猫が餌をそのまま吐く原因が
空腹による一気食いである場合、

餌を小分けにして色んな場所に置くのも
おすすめです。

1つの皿でまとめてではなく、
いくつかの皿に分散させることで
一気食いを防止することができます。

これによって
一気食いによる嘔吐も防げるでしょう。

3.猫の餌の食器を高い位置に置く

猫が餌をそのまま吐く原因の1つに
挙げられるのが、食事のときの姿勢です。

床に近い低い姿勢で食事をすると、
猫はおなかが圧迫されてしまいます。

首が下がった状態では餌を飲み込みにくく、
そのために吐いてしまうのです。

そんなときは猫の餌の食器を
高い位置におくのがおすすめです。

また脚のついた
高さのある食器もよいでしょう。

こちらの動画に出てくるお皿は
筆者宅でも使用していますが、
食べやすそうなので安心です。

猫が楽な姿勢で
食事ができるようにすることで、
吐くのを予防してあげましょう。

また猫が吐いたときの対処法については
こちらの記事がおすすめです。

猫が吐く時の対策!実際に効果のあった5つの対処法を紹介

実際に効果があった対処法なので
是非トライしてみてくださいね。

まとめ

猫が餌をそのまま吐くときは、
様子見でよいケースと
病院へ連れていった方がよいケース
あります。

  • 吐く回数が1日に2~3回程度
  • 吐いた後ご飯を食べて普段通り

これらの場合は様子見でよいでしょう。

ただし、

  • 吐いたものに血や異物が混ざっている
  • 吐いた後にぐったりしている
  • 吐いたものに異臭がする

これらの場合は
すぐに猫を病院へ連れていき
適切な治療を受けさせる必要があります。

命に関わる事態になりかねないので、
冷静・迅速に行動してください。

様子見でよいケースの場合は、
以下の餌の与え方を試してみてください。

  • 餌の回数を増やす
  • 餌を小分けにして色んな場所に置く
  • 猫の餌の食器を高い位置に置く

猫が餌をそのまま吐くのを
予防することができますよ。

またフードを変えることで猫が吐くのを
予防することも可能です。

猫が吐くのを予防するキャットフード!おすすめランキングTOP5!

愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。


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舟坂 ちよみ

猫2匹と暮らすライターです。

日々ニャンズから幸せをもらっているので、
そのお返しができるよう勉強したくて愛玩動物飼養管理士になりました。

我が家のニャンズと触れ合うことはもちろん、
猫マンガや猫映画を楽しむことも大好きです!

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