猫にトリミングは必要?おおよその値段についても
愛猫は犬と違い、完全室内飼育で生活している
個体が多く、散歩も必要ないため外に出る
機会は少ないでしょう。
環境の変化に弱いといわれている猫ですが、
シャンプーやカットの必要性は
あるのでしょうか。
また、トリミングに連れて行くと
利用料金はどのくらいかかるも、
気になるところです。
この記事では、猫のトリミングの必要性や
利用料金などをまとめました。
この記事に書いてること♪
猫にトリミングは必要なの?
猫は自ら被毛を舐め綺麗にする
「グルーミング」という行動を行います。
そのため、被毛のカットに関しては
トリミングは必要ありません。
しかし、長毛種の場合はグルーミング中に
飲み込んだ毛玉が体内で詰まってしまう
場合があるため、トリミングをおすすめします。
また、プロに頼むと耳内のケアや爪切りなども
行ってくれるため、自宅でできないようであれば
2カ月に1度程の頻度で連れて行くことも
おすすめです。
猫のトリミングのおおよその値段
猫のトリミングはサロンやペットショップ、
トリミングを行っているペットホテルや動物病院
で利用できます。
料金は品種やトリミング内容によって
異なりますが、およそ4,000~8,000円です。
猫のトリミングの内容とは?
猫のトリミングとは、どのような内容
をいうのでしょうか。
トリミングには、
飼い主さんが自分で行えるものもあります。
ここでは、猫のトリミングの内容を紹介します。
1.ブラッシング
ブラッシングとは、ブラシを使用して
被毛を整えてあげることです。
長毛種は毛玉になりやすく、
毛玉対策や抜け毛の処理にも効果的です。
使用するブラシはピンブラシや
ラバーブラシがおすすめです。
猫の皮膚は人間以上に薄いため、
スリッカーブラシはあまりおすすめ
できません。
力加減は個体によって好みが異なります。
毛玉になっている場合には、
無理にブラシでほぐそうとせず、
シャンプーやカットなどでとると、
痛みも少なくおすすめです。
ブラッシングは猫と触れ合うため、
スキンシップの向上にも効果的です。
また、皮膚やしこりがないかなどの
健康チェックもできるため、
毎日行いたいケアの一つです。
2.シャンプー
猫のシャンプーは、犬同様シャワーで
体を濡らし、シャンプーを使用して
汚れを洗い流すケアです。
猫は体が水に濡れることに対し、
非常にストレスを感じます。
そのため、シャンプーは10分程度で
終わらせることが重要です。
皮膚が弱いため、使用するシャンプーは必ず
猫用のものを選ぶことをおすすめします。
また、シャンプーは必ずしも
必要なケアではありません。
特に完全室内飼いであれば、
シャンプーが必要なほど汚れることもないため、
必要のない場合は行わななくても大丈夫です。
3.耳掃除
猫は耳掃除も自らのグルーミングにより
行っています。
しかし、特に垂れ耳の猫は耳垢が付着しやすく、
グルーミングだけではとり切れない
場合があります。
耳に汚れがたまると、
悪臭や炎症などの原因に繋がります。
耳の中が汚れている場合には、
耳掃除を行い垢を取り除いてあげることを
おすすめします。
耳の掃除は、ガーゼと綿棒を使用します。
ガーゼを指に巻き、
届く範囲の汚れをふき取ります。
奥のほうが汚れている場合には、
綿棒で優しくとりのぞいてあげましょう。
あまり力を入れすぎると、
かえって垢を奥に押し込んでしまうことが
あるため、耳掃除の際は優しく行ってください。
4.爪切り
猫は普段から爪とぎを行っていますが、
引っかかれるなどして痛いと感じた際には
爪のカットをおすすめします。
猫の爪にも血管と神経が通っていますので、
むやみに切ると出血してしまいます。
猫の爪は筒状になっているため、
人間用の爪切は向いていません。
必ずペット用の爪切りを
使用してください。
爪に光を当てると、
血管が透けて見えます。
血管を切らないよう、
先を少しずつカットします。
黒爪や巻き爪の場合は、
血管が見えにくいため、
自信がない場合はプロに任せることも
おすすめです。
猫のトリミングはストレスの原因になるので注意!
猫は環境の変化と体が水にぬれることを
非常にストレスに感じる生き物です。
そのため、トリミングに連れて行く
際には注意も必要です。
トリミングでは環境の変化、
シャンプーにより体が濡れる、
第三者に体を触られるなど、
猫がストレスに感じることが多くあります。
トリミングに連れて行った結果、
体調を崩してしまうケースも少なくありません。
飼い主さんは無理に連れて行こうとせず、
最低限のトリミングは自分で行えるように
しておくことが大切です。
サービスによっては飼い主が同伴できる
サロンや、自宅にトリマーが出向いてくれる
サービスを行っている機関もあります。
まとめ
猫のトリミングは、絶対に必要というわけでは
ありません。
普段から自分でグルーミングや
爪とぎを行っているため、汚れが目立つことは
あまりないでしょう。
ブラッシングは毎日行ってあげたいケア
の一つですが、シャンプーは室内飼育であれば
特に必要はありません。
嫌がるようであれば、
無理に念入りなトリミングを行う
必要はありません。
また、プロに任せる際には、
猫にとってストレスがなるべくかからないよう、
行っているサービスなどを確認することも
大切です。
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