猫の靴下柄はなぜ白い?理由の逸話はスゴイ
足先だけ白い被毛に覆われて
まるで靴下を履いているような柄の猫、
いわゆる「靴下猫」ってなんだか
お茶目な感じがして可愛いですよね。
アメリカのクリントン元大統領が
飼っていた靴下猫のソックスくんが
話題になったのを覚えている方も多いはず。
本来人間が履くものを
猫が履いているように見えることから、
靴下猫は親近感がわく存在なのかも
しれませんね。
そんな靴下猫ですが、
黒い靴下の子がおらず、白い靴下の子しか
いないのにはある理由があるのを
ご存知ですか?
また靴下猫にはおもしろい逸話もいっぱい。
そこで今回は靴下柄の猫、
「靴下猫」についてご紹介していきたいと
思います。
この記事に書いてること♪
猫の靴下柄はなぜ白い?
足先の被毛が白く、
まるで靴下を履いているように見える
「靴下猫」、
たまに目にしますよね。
足袋のように短いものから、
ニーハイのような長いものまで、
いろんな靴下を履いた子がいて
見ていて楽しいですよね。
こちらの猫ちゃんは
真っ黒なボディと白い靴下が対照的で
とってもかっこいいです。
▼靴下猫の動画
そんな靴下猫ですが、
足の先端が靴下のような白い柄になるのには
理由が隠されているようです。
そこで、
- 猫の靴下が白くなるメカニズム
- 黒い靴下柄の猫はいない
の2項目からその理由に迫りたいと思います。
1.猫の靴下が白くなるメカニズム
白い靴下を履いたような柄の靴下猫が
生まれる理由に大きく関係しているのが、
色や柄の付き方。
猫の色や柄は、
体の背中の方からペンキをかけるようにして
色素が付いていくという特徴があります。
そのためペンキが完全に下に届く前に
止まれば足先の白が残されて
靴下猫になる、というわけです。
もちろんペンキの垂れ具合は
猫によって異なりますし、左右非対称なので、
バリエーション豊かな靴下猫たちが
生まれてくることになります。
2.黒い靴下柄の猫はいない
このようにペンキが垂れるようにして
色づいていくというメカニズムから
白い靴下を履いた靴下猫は生まれ、
また黒い靴下柄の猫が存在しないことに
なります。
確かに、背中が白いのに
お腹や足先だけが黒い猫というのは
見たことがありませんものね。
足先だけでなく顔や耳、
しっぽが濃い色の猫はいますが、
これは靴下猫ではなくポイントカラーの猫。
よく似ていますが別物と考えましょう。
もし足先だけ黒い猫がいたら、
幻の猫としてきっと三毛猫のオスのように
珍重されるでしょうね。
靴下猫の逸話が面白い
そんな靴下猫は以下のような
面白い逸話がありますよ。
- 靴下猫は幸運をもたらす
- アジアでは縁起が良くない
1.靴下猫は幸運をもたらす
イギリスでは
靴下猫は幸運を呼ぶとされています。
外務・英連邦省に
ネズミ捕獲長として勤めるパーマストンという
靴下猫もいるようで、
大切にされていることが伺えますね。
ちなみにパーマストンは
就任から1年半で少なくとも
27匹のネズミを捕まえたとか。
ネズミがいなくなって、確かに
幸せが訪れているのかもしれませんね(笑)
2.アジアでは縁起が良くない靴下猫
一方、評判があまり良くない地域も。
台湾ではお葬式に
白色の靴下を履く習慣があるため、
靴下猫には縁起がよくない、
不吉なイメージがあるようです。
せっかくの可愛らしい靴下も、
国よっては良くないものとされるなんて
ちょっぴり残念ですね。
まとめ
足先が靴下のような白い柄の
「靴下猫」が生まれてくるのは、
背中からペンキをかけるようにして
色や柄が付いていくから。
ペンキが完全に下に届く前に
止まれば足先の白が残されて
靴下猫になる、というわけです。
そのため、
足先だけ黒い靴下の猫というものは
存在しません。
足先・顔・耳・しっぽが濃い色の猫は
靴下猫ではなくポイントカラーの猫なので
別物です。
イギリスでは靴下猫は幸運を呼ぶ猫と
いわれていますが、
台湾では不吉で縁起がよくないものと
されているようです。
日本には特段そのようなことは
聞いたことがありませんし、
これからも愛でていきたいですね。
最後にクスリと笑える動画を1つ。
▼靴下を運ぶ靴下猫の動画
靴下を運ぶキュートな
靴下猫さんでした(笑)
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