ロシアンブルーの性格はやんちゃ?特徴や飼う時の注意点とは
エメラルドグリーンの瞳に灰色の艶やかな
毛並みをもつロシアンブルー。
口角がキュッと上がっていてなんだか笑って
いるような口元もチャーミングですよね。
そんな魅力がいっぱいのロシアンブルー
ですが、性格はやんちゃで時に凶暴化する
と言われています。
やんちゃはまだしも暴力化すると聞くと
飼うのをためらってしまいますよね。
ですがちょっと待ってください!
ロシアンブルーのやんちゃ・凶暴化には
ちゃんとした理由があるんです。
今回はロシアンブルーの性格と特徴から
どうしてやんちゃ・凶暴化すると言われて
いるかの理由についてご紹介します。
これを見ればあなたもロシアンブルーの
魅力の虜になりますよ!
この記事に書いてること♪
ロシアンブルーの性格はやんちゃ?
ロシアンブルーの性格をインターネットで
検索するとやんちゃや暴れん坊、時には凶暴と
書かれていることも。
ですが、実際に飼ってみると、飼い主に従順で
穏やかな性格のためとても飼いやすいとも
言われています。
私の知人が飼っているロシアンブルーも
とても穏やかな性格で飼い主に甘えていました。
ではなぜやんちゃ・凶暴と言われているの
でしょうか?
まずはロシアンブルーの性格を見てみましょう。
ロシアンブルーの性格は
- 穏やかで飼い主に従順
- 人見知りが激しい
- 神経質で臆病
と言われています。
ロシアンブルーがやんちゃ、凶暴であると
言われているのには、人見知りや神経質な性格
が原因ではないかと考えられます。
例えば人見知りが激しいため、他者が近づくと
警戒して猫パンチや噛み付いたりすることが
あります。
また、神経質で臆病な性格からストレスが
溜まりやすく飼い主に対しても攻撃的に
なったりすることも。
このことからロシアンブルーの性格はやんちゃ、
凶暴と言われるようになったのではないかと
推測されます。
これだけ見るとロシアンブルーは飼いにくい猫だ
と思われがちですが決してそんなことは
ありません。
これから紹介するロシアンブルーの特徴や
飼い方の注意点を見ればあなたもロシアンブルー
を飼いたくなるでしょう。
ロシアンブルーの特徴
まずはロシアンブルーの体格と寿命を
確認しましょう。
体長:30 ~ 60cm
体重:3 ~ 5 kg
寿命:10歳~13歳
体格を見ると猫の中では中型猫の部類に
入ります。
スレンダーな体格から体重はやや少ないのが特徴。
寿命は猫の平均寿命が15歳前後であるので
平均より短いことがわかります。
ですが、食生活や健康管理によって寿命は変わる
のでそう心配する必要はありません。
そんなロシアンブルーの特徴は以下のように
なっています。
- 鳴くことが少ない
- 外出時もお利口
- 夏の暑さに弱い
- 運動をよくする
それではロシアンブルーの特徴を詳しく見ていきましょう。
1.鳴くことが少ない
ロシアンブルーは鳴くことが少ないことから
ボイスレスキャットと呼ばれることも。
そのため、隣近所が気になる集合住宅でも
飼うことができます。
2.外出時もお利口
ロシアンブルーは飼い主の言う事や行動から
色んなことを学ぼうとする賢い一面があります。
そのため、子猫からきちんとしつければイタズラ
せずお利口に留守番することができます。
また鳴くことが少ないため外出時に隣近所に
迷惑をかけることもありません。
このことから、外出することが多く猫を飼うのを
諦めていた人にもロシアンブルーはおすすめです。
3.夏の暑さに弱い
ロシアンブルーの被毛は短く見た目はスッキリ
したように見えます。
ですが、実はロシアンブルーの被毛は
ダブルコートと呼ばれ、『アンダーコート』と
『トップコート』の2重の毛で覆われています。
特に地肌に近いアンダーコートの毛は密集して
熱が逃げにくいことからロシアンブルーは
熱中症になりやすいので夏の暑さに弱いと
言われています。
4.運動をよくする
穏やかな性格であるロシアンブルーですが実は
運動をよくする活発な猫。
十分な運動をさせてあげないとスレンダーな体型
を維持できないだけでなくストレスも溜まって
しまいます。
ロシアンブルーを飼うときは定期的に遊んで
あげるのはもちろんのこと、思いっきり運動が
できるスペースを確保してあげましょう。
ロシアンブルーを飼う時の注意点
ロシアンブルーは賢くて飼い主に従順なため
飼いやすい猫と言われています。
そんなロシアンブルーを飼うときの4つの
注意点は以下のようになっています。
- なるべくストレスを与えない
- 夏の部屋の温度に気をつける
- .餌を与え過ぎないようにする
- ブラッシングを定期的に行う
ここではそれぞれの注意点を詳しく見ていきます。
1.なるべくストレスを与えない
ロシアンブルーは飼い主に従順なため他人や
他の猫を強く警戒します。
また神経質な性格のため、大きな音や環境の
変化などで大きなストレスがかかってしまう
ことも。
ロシアンブルーは神経質で臆病なため強い
ストレスを感じると凶暴化して飼い主に手を
出してしまうことも。
ロシアンブルーにストレスを与えないよう、
以下の対策をしましょう。
- 引越しなど大きな環境の変化を避ける
- 多頭飼いをしない
- 大きな音を出さない
- 運動でストレスを発散させる
ロシアンブルーはストレスのない環境では
とても穏やかで飼いやすい猫なのでストレス
には気を付けたいものです。
2.夏の部屋の温度に気をつける
ロシアンブルーの被毛は2層になっており、
特に地肌に近いアンダーコートは毛が密集
しています。
そのため、皮膚から熱が逃げにくく
なり熱中症になりやすい傾向にあります。
熱中症は猫にとっても危険な状態なので、
そうならないためにも夏の部屋の温度には
十分気を付けましょう。
熱中症を予防する環境づくりについては、
以下のページに詳しく掲載されていますので、
是非ご覧ください。
エアコン嫌いの猫の熱中症対策5つ!効果的なグッズで夏を乗り切る
3.餌を与え過ぎないようにする
ロシアンブルーのスレンダーな体型は
とても魅力的ですよね。
先ほどのロシアンブルーの特徴でも紹介
しましたが、ロシアンブルーは運動好き。
良く動いた後は、餌もたくさん食べます。
若いうちは運動で多くのカロリーを消費する
ことができますが、高齢になると運動不足に
なってしまうので、ずっと同じ量の餌を与えると
肥満になってしまいます。
そうならないためにも、
- 低カロリーな餌に切り替える
- エサの量を少なくする
などの対策を取り肥満を防止しましょう。
4.ブラッシングを定期的に行う
ロシアンブルーの被毛は短いため全体的に
すっきりとした印象です。
ですが実際は、被毛が密集しており換毛期に
なると抜け毛が目立ちます。
ブラッシングを怠ってしまうとグレーの艶やかな
毛並みを保てないだけでなく、毛づくろいで体調
が悪くなってしまうことも。
そうならないためにも定期的なブラッシングを
行いましょう。
換毛期は抜け毛がひどくなり、ブラッシング
だけでは追いつかなくなるのでシャンプーしてあ
げるのもおすすめです。
ロシアンブルーのおおよその値段
ペットショップによって値段は異なりますが、
ロシアンブルーの値段は10~15万円。
生まれて間もない子猫はさらに高く販売される
傾向にあります。
また専門のブリーダーから購入する場合、値段は
6~13万円と若干安くなります。
ただ、ペットショップと違い個人販売が
多いため、購入時のトラブルに遭う可能性も。
専門のブリーダーから購入する場合は密に連絡を
取り、購入する前に必ず猫を見せてもらうように
すると安心です。
まとめ
ロシアンブルーはやんちゃと言われていますが、
それはストレスが溜まった時に見せる一面。
実際のロシアンブルーの性格は、
- 穏やかで飼い主に従順
- 人見知りが激しい
- 神経質で臆病
であり、あまり鳴かないことから飼いやすい猫
であることが分かっていただけたかと思います。
ロシアンブルーは飼いやすい猫ですが、
ブラッシングや体重管理など飼うときの注意点も
いくつかあります。
実際に飼うときはこれらの注意点を確認し、
最期まで責任をもって飼うようにしてくださいね。
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