猫のお風呂の頻度は?嫌がる時の対処方法はあるの?
お風呂が極端に嫌いで全然入らない人って
稀にいますよね。
酸っぱい変な臭いがして、
そばにいるのは正直ちょっと辛いものが(笑)
ですが私たちが愛する猫の場合
大概の子はお風呂が苦手ですが、
全く嫌な匂いはしませんよね。
むしろお日様やクッキーのような
好ましい香りがして
いつまでも嗅いでいたいくらい。
そこで湧いてくるのが
「猫ってどのくらいの頻度で
お風呂に入れればよいの?」
という疑問ですよね。
私たちは毎日入浴するケースが多いので
なんとなく猫にも必要?と思いがちですが
真相はちょっと別なようですよ。
今回は猫をお風呂に入れる頻度と、
嫌がる時の対処法について解説したいと
思います。
この記事に書いてること♪
猫のお風呂の頻度ってどれくらいなの?
結論から申しますと、
完全室内飼育の一般的な猫ちゃんの場合、
お風呂はほぼ入る必要がありません。
猫は毎日のグルーミング(毛づくろい)で
自身を清潔に保っているからです。
しいていえば、
春~夏と秋~冬の換毛期は
お風呂に入れてあげると抜け毛の除去が
できます。
またアクシデントで
体にウンチや嘔吐物などが付着した場合も
必要かもしれませんね。
要するに、猫のお風呂は年でいうと
頻度は1~2回くらいで充分です。
猫種によっても回数は違う?
ただし、猫種によっては
お風呂が必要な子もいるので
注意してください。
ラパーマなど被毛がクルンとした猫や
スフィンクスのような無毛の猫の場合、
汚れがたまりやすいので
定期的な入浴が必要です。
獣医さんとお風呂の回数を相談しましょう。
猫のお風呂の温度はどれくらいが適温?
猫をお風呂に入れる場合、
お湯の温度は猫の体温よりやや低め。
猫の体温は38~39℃くらいなので
お湯は35~36℃くらいの
ぬるま湯にしましょう。
水の音がうるさいとパニックを起こすので
極力音が小さくなるよう工夫が必要です。
猫のお風呂はそもそも必要?不要?
先ほども触れましたが、
完全室内飼育の猫ちゃんならば
お風呂はほぼ必要ありません。
春~夏と秋~冬の換毛期に
抜け毛の除去のために入れてあげても
よいでしょう。
またウンチや嘔吐物などで
汚れてしまった場合も必要ですね。
ですがそれら以外は、
猫自身が毎日グルーミングで
体を清潔に保っているので
特段必要はないでしょう。
ただし、高齢猫になると
グルーミングを怠りがちになり
体が汚れてくることもあるので、
濡れタオルやドライシャンプーなどで
ケアしてあげましょう。
猫をお風呂で上手に洗う洗い方はある?
ここでは猫ちゃんのお風呂での
上手な洗い方をアドバイスしますね。
お湯をバケツにためて両手両足を保定し
脚先から少しずつバケツに入れましょう。
猫ちゃんへの刺激を少なくするため、
頭と顔はガーゼで濡らします。
バケツに溜めたお湯に
猫用シャンプーを入れて混ぜ、
再び中に猫を入れましょう。
爪を立てず指の腹を使って洗うのがコツです。
短毛種は毛が絡まないので
比較的ゴシゴシと洗ってもいいですが
長毛種は洗い玉ができないよう
水流と泡で毛流にそって行ってください。
頭と顔は濡らしたときと同じで
ガーゼを使って洗いましょう。
すすぎは、
水流を利用して被毛の根元までしっかりと。
猫がお風呂を嫌がる理由とは?
こちらの猫ちゃんのように、
大概の子はお風呂を嫌がるものです。
▼お風呂を嫌がる猫の動画
その理由は猫の祖先リビアヤマネコが
砂漠に生息していたことが関係しています。
砂漠は昼夜の寒暖差が激しく、
体が濡れたまま夜になると
命に関わることになるため。
つまり、
猫がお風呂で濡れるのを嫌うのは生存本能
というわけですね。
猫がお風呂を嫌がる場合はどうしてたらいい?
猫をお風呂に入れたいのに抵抗が激しい、
そんなときは普通の入浴は諦めましょう。
その代わりにおすすめなのが
ドライシャンプー。
介護用品などで人間用のものを
目にしたことがある方も多いかと
思いますが、
猫用もあるんですよ。
- 泡を被毛になじませる
- タオルで拭く
- ブラッシングする
と、手順もカンタン。
もっとお手軽に済ませたいときは
単に濡れタオルで拭いてあげるだけでも
違いますよ。
まとめ
完全室内飼育の猫ちゃんの場合、
毎日グルーミングしているので
お風呂の頻度は1~2回くらいで充分です。
春~夏、秋~冬の換毛期や、
ウンチや嘔吐物などで汚れたときなどに
入れてあげましょう。
気にならないときは
入れなくても特段問題ありません。
ただし猫種によっては
定期的な入浴が必要なこともあります。
また高齢猫はグルーミングしなくなって
体が汚れてくることがあるので
その際は濡れタオルやドライシャンプーで
ケアしてあげてください。
猫がお風呂を嫌がる場合にもおすすめですよ。
どうしても家庭で対処できないときは
トリミングサロンでシャンプーしてもらうのも
1つの手です。
おおよその予算についての情報もあるので
把握しておきましょうね。
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