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猫の爪とぎのしつけ方!5つのポイントとは?

健康  

猫との暮らしは楽しいけれど、
爪とぎでボロボロになった家具を見て、
思わずため息。

折角買ってきた爪とぎ器を
見向きもしない猫を見て、またため息。
なんてこと、ありますよね。

わかります!私もそうでした。

でも実は、猫はちゃんと
「爪とぎしてよい場所」を
覚えることができるんです!

今回は「猫の爪とぎのしつけ方」について
深く切り込んでご紹介します。


猫の爪とぎのしつけ方!5つのポイントをご紹介!

猫の爪とぎ、
それは本能による習性です。

そして猫という生き物は、
ご存知のとおり絶対にやりたいことしかしない
という手強い生き物。

そこが魅力ではあるんですが、
いざしつけをしようとすると、
苦労することも多いんですよね。

その中でも、爪とぎのしつけは、
かなり難易度が高いといえます。

でも、大丈夫!

今回は、猫の爪とぎのしつけ
成功させるための
5つのポイントを伝授します。

1.猫の好みの爪とぎの材質を見極める

爪とぎした素材の感覚
爪とぎする時の姿勢まで、
猫には爪とぎへ好みのというものがあります。

折角爪とぎ器を用意しても、
材質や形状(姿勢)猫の好みでなければ、
猫は見向きもしないでしょう。

しつけの最初のステップは、
猫の好みを見つけること!

例えば、普段爪とぎをしている場所が、
ソファーなどの柔らかい素材なら
段ボールなどの素材
好んでいるのかもしれません。

壁や家具など、固い場所で爪とぎをしているなら
麻縄や本物の木で出来た
爪とぎ器がよいかもしれませんね。

色々と試して、
猫の好みの素材や
好みの形状を見つけましょう

2.またたびがはいっている爪とぎを使う

猫の爪とぎ器には、
またたびの粉がついているものがあります。

猫にとって、初めて見た爪とぎ器は、
爪とぎとは関係ないただの物
見向きもしないかもしれません。

そんな時に、またたびの粉をふりかけると、
爪とぎ器に興味を持って寄ってきます。

そして爪とぎ器を、舐めたり
体をすりつけたりしているうちに
爪とぎができると気がついて使うようになります。

またたび効果で良い気分にった猫が
「また使いたい」という気持ちになって、
その爪とぎ器を好きになるというわけです。

 

3.ダメな場所ではきちんと叱り、してもいい場所を覚えさせる

爪とぎをして欲しくない場所で、
猫がガリガリと始めたら、
少し大きめの声「だめ!」と叱って、
爪とぎ器のところへ連れてゆきましょう。

爪とぎ器で爪がとげたら、
思い切り褒めてあげましょう。

叱るといっても、
意識を飼い主に向けさせるために、
少し声を大きくするだけです。
叩いたりしても
猫にはなんのことかわかりませんよ。

むしろ飼い主への不安感が生まれ
その後のしつけがやりにくくなるので、
気をつけてくださいね。

誘導した先の爪とぎ器
猫にとって魅力的なら、
繰り返し教えることで、
爪とぎ器でしか爪をとがなくなります

4.猫が寝る場所に爪とぎを置く

人間も朝起きた時
思い切り伸びをしたりしますよね。
猫も同じように、眠りから覚めると、
気分を切り替えようと身体を伸ばし、
爪とぎをすることもよくあります。

猫が寝起きする場所爪とぎ器を置くことで
その場所での爪とぎが習慣になります。


5.爪とぎの種類と数をたくさん置く

猫って、突然に爪とぎを始めますよね。

爪の手入れやマーキングだけでなく、
ストレス解消や、ストレッチ、気分転換、
飼い主さんへの「かまって」アピールなど、
猫の爪とぎの理由は様々

家具爪とぎをして欲しくないなら、
家の中で猫が過ごす各場所すべてに、
爪とぎを置くことをおすすめします。

猫の爪とぎのしつけは何歳から始めるのがおすすめ?

爪とぎのしつけを始めるのに
最もおすすめなのは、子猫の時。
特に、爪とぎを覚える生後1ヶ月頃から
しつけを始めるのがよいです。

爪とぎにはマーキングの意味もありますから
柱や家具に匂いつけをする前に、
爪とぎのしつけを始めるとよいでしょう。

大人になった猫の場合は、
コツコツと時間をかけてしつけを行います。

飼い主さんとの根比べになるかもしれませんが、
猫は自分にとって心地よい方を選択するので、
猫の好みをしっかり探ってあげてください。

猫が爪とぎをちゃんと使ってくれない時はどうする?

大人の猫が、
用意した爪とぎを使ってくれない時は、
爪とぎを覚えられないのではなく、
覚えたくない場合がほとんど

自分が好きな場所で、好きなように爪とぎしたい!
という主張でもあります。

どうしても爪とぎしてほしくない場所では、
飼い主が防止する対策をすることで、
被害が最小限に抑えられます。

⇒猫の爪とぎを防止する5つの対策法!はこちら


猫の爪とぎのしつけ!成功例をご紹介!

猫の爪とぎのしつけに成功した動画をご紹介します。
壁が目の前にあっても、
しっかり爪とぎ器でガリガリしていますね。

まとめ

猫の爪とぎのしつけの方法は
その猫の個性によって変わってきます。

難しいと言われている爪とぎのしつけですが、
成功すると猫にとっても心地よいもの。

5つのポイントをしっかり押さえて、
取り組んでみてくださいね!


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ライター紹介 ライター一覧

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門木 ゆか

もともとはがっつり犬派の私。

ところが散歩中に、愛犬が衰弱した子猫を発見!
思わず保護したものの、初めての子猫に右往左往…

犬とは全く違う未知の生き物に
驚いたり、動揺したり、心配したり、
途方にくれたり、泣いたり、笑ったり。

そのおかげで、
猫のことをもっと知りたいと勉強をはじめ、
ペットの栄養学&ペットマッサージを習得。

それなのに、猫の奥深さときたら…
知れば知るほど、
もっと知りたくなっちゃうのです。

猫の幸せのために私たちができること、
そして一緒にニコニコと暮らしてゆくために、
そんなアレコレを共有してゆけるような
記事をお届けしたいと思っています♪

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