猫のスプレー行為!去勢しても治らない時の予防法とは?
猫のスプレーとマーキング行為、
困りますよね。
オス猫を飼っていると
部屋のあちこちにおしっこをかけてしまい、
家中がひどい匂いになります。
なんとかやめさせる方法は
ないのでしょうか?
今回は、
- 猫のスプレー行為のやめさせ方
- 去勢後も治らない時にはどうすればいい?
- スプレーとマーキングの違い
- スプレーを頻繁にする時期や年齢
についてまとめました。
この記事に書いてること♪
猫のスプレー行為がひどい!やめさせる対策は?
猫のスプレー行為をやめさせるには、
次の4つの対策が有効です。
2.運動させる
3.猫エリアを広げる
4.お散歩に連れ出す
もっとも有効なのが、
’’去勢する’’です。
スプレー行為は
オスのメスに対するアピール行動なので、
去勢してオスらしさを取り除けば
しなくなることが多いです。
去勢手術について詳しくは
’’猫の去勢!術後は下痢をしたり吐くって本当?対処法は?’’
をご覧ください。
猫じゃらしなどのおもちゃを使って
たっぷり’’運動させる’’ことも、
有効なスプレー対策です。
ストレスや運動不足から
スプレー行為がひどくなる場合もあります。
おもちゃを使って一緒に遊んだり
キャットタワーを増やしてあげましょう。
’’家の中の猫エリアを広げてあげる’’と、
縄張り欲が満たされて
スプレー行為をしなくなることもあります。
今まで猫には開放していなかったエリアに
キャットタワーやベッドを置いて、
縄張りを広げてあげましょう。
ハーネスやリードをつけて
外に’’お散歩に連れ出してあげる’’のも、
有効なスプレー対策です。
猫がお散歩!?と思うかもしれませんが、
案外楽しいですし、いい運動になります。
家以外の匂いもかげるため、
ストレス解消もできますよ。
楽しそうなお散歩動画をご紹介します。
まるで犬みたいに、
飼い主さんとのんびり歩く姿が
とーってもかわいいです!
猫とのお散歩について、詳しくは
’’猫が散歩でついてくる様にしつける方法は?リードは必要?’’
をご覧ください。
去勢後も治らない時はどうすればいい?
去勢手術をしても、
スプレー行為をする癖が
治らない猫もいます。
2.トイレや水飲み場を移動する
3.獣医師に相談する
猫犬用の忌避スプレーは、
猫の嫌がる匂いが配合させた
無害のスプレーです。
猫がいつもスプレー行為をする場所に
忌避スプレーをかけておくと、
そこでのスプレー行為を防止できます。
また、トイレや水飲み場を
スプレー行為をよくする場所に
移動するのも有効です。
猫はきれい好きなので、
自分のトイレや食事場所では
スプレー行為をしません。
毎日寝室でスプレーされて
臭くて泣きたい・・・という方に
オススメの方法です。
それでもダメなときは、
極度のストレスが原因で
スプレー行為が治らない可能性があります。
獣医師に相談してみましょう。
日常生活パターンや飼育環境に
なにか猫のストレスとなるものはないか、
一緒に考えてくれるはずです。
一時的な対策として、
抗不安薬などの薬を
処方してくれることもあります。
実はスプレー行為で臭いのではなく、
体臭や口臭が原因のこともあります。
猫の体臭や口臭について、詳しくは
’’猫から出る臭い汁は病気のサイン?原因と対策を解説!’’
’’猫のあくびがくさい!口のニオイを消す方法とその理由とは?’’
をご覧ください。
スプレーとマーキング行為はどう違うの?
’’スプレー’’と’’マーキング’’、
どちらもよく猫がする行為ですが
どう違うのでしょうか?
スプレーは、濃い尿を噴射して
強い匂いをつけることをいいます。
これに対してマーキングは、
爪とぎや頭スリスリなどで
わずかな匂いをつけることをいいます。
どちらも自分の存在を示したり
縄張りを主張するための行為ですが、
より強烈なアピール方法が
’’スプレー行為’’なのです。
スプレーを頻繁にする時期や年齢はいつ?
特にスプレーを頻繁にする
時期と年齢があります。
それは、
- 時期:春(メス猫の発情期)
- 年齢:生後8カ月以降
です。
猫は生後8カ月ほどで成熟し、
スプレー行為で異性にアピールし始めます。
そしてメス猫が発情期を迎える春に、
スプレー行為を頻繁にするようになります。
まとめ
いかがでしたか?
猫のスプレー行為は、
だいたい去勢手術で治せます。
しかし中には、
去勢手術後もスプレーの癖が
治らない猫もいます。
その場合は、
犬猫用の忌避スプレーを使ったり
獣医師に相談したりしてみてください。
一緒に飼育環境などを見直すことで、
きっといい解決策が見つかりますよ。
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