猫が毛玉を毎日吐くのは病気!?気を付けるべきサインとは?
げっぽげっぽげっぽ…ゲーーーッ!
あ~やられた…。
猫ってよく吐きますよね。
毎日あれだけ毛づくろいしていたら
時々毛玉を吐くのは当然かもしれません。
ですがそれが毎日となると
うちの猫のこの吐き方、
本当に正常なの?病気じゃない?
と少し心配になってきますね。
今回は猫が毛玉を毎日吐く行為について
探ってみました。
猫が毛玉を毎日吐く!頻度が多すぎる原因とは?
猫はもともとよく吐く動物ですが
毎日吐く、頻繁に吐く場合は
毛玉の他に原因があるのではないかと
心配になりますね。
もし我が家の犬が毎日吐いたら、
即病院に連れて行きます。
では、猫だったらどうでしょう?
吐いているものが明らかに毛玉だけなら、
ブラッシングを念入りにして
猫が飲み込む毛の量を減らすなど
まずは様子を見ます。
換毛期は抜け毛が増えるので、
その分飲み込む毛の量も増え、
毛玉を吐く頻度も増えるでしょう。
老猫と比べると
若い猫はグルーミングをよくするので、
毛玉を吐きやすくなります。
猫は吐く生き物だといっても
毎日など、頻度が高いと気になりますよね。
もしかしたら病気かも…と心配です。
毎日吐くなら病気の可能性もある?
ブラッシングをして
猫が毛が飲み込んでしまう量を減らすなどの
対策をしても毎日のように吐く場合、
もしかしたら病気が原因と
なっているかもしれません。
毎日吐くといっても、
毎回毛玉だけをきれいに吐いているのなら
心配はいらないかもしれませんが、
胃液だけを吐く、食べたものを吐くなど
他のものも毎日吐いている場合は
毛玉以外の原因も考えましょう。
胃腸炎や、
毛以外の異物を飲み込み腸閉塞を
起こしたなどの消化器の問題、
肝臓や膵臓の病気、泌尿器系の疾患、
ストレス、伝染病など
「嘔吐」と症状とする病気や疾患は
数多くあります。
「毛玉を吐く」以外に
気になる症状がある場合は
早めに動物病院を受診しましょう。
逆に長毛種なのに
便と一緒に飲み込んだ毛を排泄していない、
胃の中に毛玉が出来ているにも関わらず
全く吐かない、
または、吐きそうなそぶりを
頻繁にしているのに何も吐かない場合は
消化管の中に毛が溜まってしまう毛球症
という病気かもしれません。
疑わしい場合は、
動物病院の受診をおすすめします。
毛玉の吐き過ぎの対策とは?薬で治せるの?
猫が毛玉を吐くのは、
グルーミングの際に飲み込み
胃に溜まった毛を出すためで、
これ自体は正常な行為なので
心配はいりません。
ただ、毎日吐くのは
体の負担になっていそうだし、
正直掃除もちょっと大変…。
猫の毛玉の吐きすぎに効果的な
対策や薬をご紹介しますので
参考になさってくださいね。
ブラッシングをこまめにしましょう。
長毛種用・短毛種用など、
毛の長さや質にあったブラシが売っています。
換毛期はブラッシングの頻度を上げて、
ケアしてあげましょう。
有効な手段のひとつです。
これらの製品の多くは
食物繊維により
胃腸の動きを活発にしたり、
流動パラフィン・ワセリンなどにより
便の排泄をスムーズにさせる効果があり、
毛玉を吐きださせるのではなく、
飲み込んだ毛を便と一緒に排泄
しやすくしてくれます。
他に疾患がなく、食餌制限がない場合は
試してみると良いかもしれませんね。
まとめ
我が家の猫は少し毛が長い雑種です。
2,3日に一度のブラッシングでも
驚くほどの毛が抜けます。
これを全部飲み込んでいたら、
そりゃ吐くよな…と納得してしまうくらい。
猫は毛玉を吐くのが当たり前とはいえ、
吐く行為があまりに続くと
猫の体の負担になるのも事実です。
飼い主に出来るケアはなるべくしてあげて、
ストレスのない生活を送らせてあげたいですね。
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