猫もクーラー病になる!予防法と涼しい部屋作りのコツを紹介
夏場は猫が熱中症にかからないよう、
24時間クーラーをつけている方も多い
ことでしょう。
しかし、部屋を涼しくしているのに
だるそうにしていたり、調子が悪そう
にしていたりしませんか?
人間の場合、冷やしすぎるとクーラー病に
かかってしまいますが、猫にも
クーラー病は存在するのでしょうか。
猫のクーラー病はどのような
症状がでるのか、放って置いても
大丈夫なのか心配ですよね。
この記事では、猫のクーラー病の
症状や予防法をまとめました。
この記事に書いてること♪
猫のクーラー病の症状
エアコンをかけて部屋を涼しく
しているのに、元気がない。
これは、夏バテではなく、
クーラー病かもしれません。
猫がクーラー病にかかると、どのような
症状がでるのか見ていきましょう。
1.初期症状は風邪に似た症状
猫のクーラー病は、咳やくしゃみ、鼻水
といった風邪に似た症状が現れます。
また、初期症状は「カッカッカッ」という
咳をすることが特徴です。
放って置くと症状は悪化し、下痢や嘔吐のほか、
頻繁によだれを垂らすようになります。
2.重症化すると肺炎や気管支炎を発症
クーラー病を放置しておくと、肺炎や気管支炎を
発症してしまう可能性があります。
これは、クーラーの効いた乾燥している
部屋に長時間いることで、
気管を痛めてしまうことが原因です。
猫のクーラー病の予防法と涼しい部屋作り4つのコツ
猫がクーラー病にならないためには、
どのような工夫や予防法があるのでしょう。
ここでは、クーラー病にならないための
対処法を紹介します。
1.窓を開けて自然の風を取り入れる
エアコンだけでは温度が低く
なりすぎるほか、空気が乾燥してしまいます。
1時間に1度は窓を開け、
空気の入れ替えをしましょう。
お留守番の際には、小さな窓などを
開けおく(必ず網戸にする)ことで、
新鮮な空気を取り込むことが可能です。
2.クールマットなどの冷却グッズを活用
猫も暑いと感じると、涼しい場所を
自分で探します。
玄関のタイルやお風呂場の床で寝ている
姿を目にすることも多いでしょう。
猫の暑さ対策グッズとして、
触り心地がひんやりするクールマットや
冷却ジェルシートの使用もおすすめです。
猫はお腹を冷やすことにより
体温を調整しています。
そのため、寝転がって涼をとることの
できるグッズは画期的です。
3.クーラーの冷気が直接当たらないよう風向を調整
エアコンの風が直接当たることは、
私たち人間に良くないように、
猫にも当然よくありません。
猫のいる場所に直風が当たらないように
風向きを調整するほか、扇風機や
サーキュレーターなどを使用して
冷風を部屋全体に循環させましょう。
皮膚から汗をかくことのない猫にとって、
扇風機の風を当てても涼をとることは
できません。
しかし、空気を循環させ部屋の温度を
下げることでは効果的です。
扇風機のファンでケガをしないよう、
使用する際にはネットや子供用の柵
などの使用をおすすめします。
4.クーラーを付けた際は床の温度を常に気にしておく
クーラーの冷風は下に溜まります。
そのため、私たちが感じている
温度より、猫が感じている温度の
ほうが涼しく感じられます。
私たちが丁度いいと感じる温度だと、
猫にとっては寒すぎてしまう可能性があります。
床に温度計を置き、床の温度が
28~29度を目安に調節すると良いでしょう。
また、キャットタワーなどを置いて、
寒い際には高い位置に移動できる手段を
与えてあげることもおすすめです。
まとめ
猫も暑いと熱中症にかかってしまいますが、
かといって冷やしすぎるのもよくありません。
特に冷房の風は空気も乾燥するため、
風邪を引いてしまう可能性もあります。
エアコンを使用する際には、
設定温度に気を配ることや
直風が当たらないよう注意する
必要があります。
部屋が冷えすぎた際に避難できるよう、
ドアを開けておき隣室へ移動できるように
しておくこともおすすめです。
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