猫の目に白い濁りがある!これって病気?正しい対処法は?
猫の目は
色も豊富で透き通っていて、
とてもきれいですよね!
ときどきで形もかわるので、
1日中みていても飽きません。
そんなきれいな猫の目ですが、
白く濁ってしまうことがあります。
愛猫の目が白く濁っていたら、
『病気なの?』
『それでも異物が入っているの?』
と心配になりますよね。
そこで今回は、
猫の目に白い濁りが膜がある時について
調べてみました。
- 考えられる原因
- どんな病気の可能性があるのか
- 正しい対処法
を詳しくご説明します。
猫にとっても視覚は大切です。
愛猫の目の健康を守るために、
目の濁りについて
一緒に学んでいきましょう。
この記事に書いてること♪
猫の目に白い濁りや膜がある!考えられる原因は?
猫の目に白い濁りや膜がある場合、
原因として考えられるのは、
- 光の加減(見間違い)
- 病気
の2つです。
獣医さんによると、
『目が濁ってるんです!』と
病院に駆け込んできても、
よくよく見たら
実は蛍光灯が写り込んでいただけ・・・
なんてことも、わりとよくあるそうです。
光の加減で見間違えたのなら
笑い話ですが、
残念ながら病気の場合もあります。
どんな病気の可能性があるのでしょうか?
どんな病気の可能性があるの?
可能性がある病気は、
- 角膜炎
- 白内障
の2つです。
ひとつずつご説明します。
角膜炎
角膜とは、
目の1番表面を覆っている
透明な薄い膜のことです。
角膜に炎症が起こると、
白い膜が目にはっているようになります。
角膜炎は白い膜の他にも、
まばたきが多くなったり
目やにの量が増えるなどの
症状があらわれます。
角膜炎は、主に外傷によって起こります。
また、細菌感染によって
発症することもあります。
白内障
白内障とは、
目の奥にある水晶体が白く濁る病気です。
目の表面が白く膜になる角膜炎と違って、
白内障は目の奥が白く濁ります。
白内障になると、
前よりまぶしがって暗い所に居たがったり、
視力が落ちるなどの症状があらわれます。
白内障は主に加齢によって起こります。
まれに、外傷などの目への強い刺激によって
若い猫が発症することもあります。
白内障は、飼い主が白濁に気づく前から
少しずつ進行しており、
意外な行動から発覚することがあります。
たとえば、この動画のように、
なにもいないのに
しきりに猫パンチする行動も、
白内障初期によくみられる行動です。
猫自身が、
白い濁りを虫かなにかだと勘違いして、
このような行動をとるのです。
一見なんでもない
かわいい行動に見えますが、
ある日突然このような行動がはじまったら
目の健康に注意してあげましょう。
猫の目の白い濁り!正しい対処法とは?
病気による猫の目の白い濁りには、
どのように対処するのが
正しいのでしょうか?
角膜炎
角膜炎の場合の対処法は、
- 消炎の目薬の投与
- 目を保護する目薬の投与
- 外科手術
です。
健康で体力のあるふつうの猫なら、
角膜炎で失明することはありません。
猫自身の免疫力・自然治癒力と
目薬によって完治します。
重症化した場合には、
白く濁った角膜を取り除く
外科手術で対処します。
角膜移植を行う場合もあります。
白内障
白内障の場合の対処法は、
- 対白内障の目薬の投与
- 外科手術
です。
白内障の目薬は、
人間の白内障で処方されるものと同じです。
残念ながら、
目薬では進行を遅らせるのが精いっぱいで、
完治させるのは難しいようです。
外科手術も、
人間の白内障手術と同じものです。
濁った水晶体を取り除き、
人口レンズを入れます。
まとめ
いかがでしたか?
猫の目に白い濁りがあるときは、
- 角膜炎
- 白内障
という病気の可能性があります。
目の表面が
白く膜をはっているように見えるなら、
角膜炎です。
目の奥が白く濁って見えるなら、
白内障です。
角膜炎も白内障も、
目薬と外科手術という
2つの対処法があります。
角膜炎は目薬がよく効き
完治することが多いですが、
白内障は目薬では完治は難しいです。
人間の白内障手術と同様の手術で、
濁った水晶体を取り除くことで
視力を取り戻すことができます。
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