猫の皮膚病はカビが原因!真菌は人間にも移るって本当?
猫がかかる皮膚病の1つに
「真菌症」があります。
「猫カビ」や「皮膚糸状菌症」とも呼ばれる
この皮膚病は、カビの仲間である
真菌が皮膚に感染することで起こるもので、
顔の周りなどの毛が円形に抜けるのが特徴です。
愛猫このような皮膚病に感染しないよう、
飼い主さんは予防策や対処法を
知っておく必要があります。
そして1つ気をつけていただきたいのは
「真菌症は人にもうつる」ということ。
そこで今回は
猫が真菌症になる原因や
人への感染を予防する方法などについて
解説していきたいと思います。
愛猫や自分、そして家族を
真菌症から守りたいと考えている飼い主さんは
是非参考にしてくださいね。
この記事に書いてること♪
猫が真菌症になる3つの原因
カビの仲間である真菌が
皮膚に感染することで起こる「真菌症」。
真菌症に感染した猫には
顔の周りなどの毛が円形に抜けるなどの
症状がみられます。
猫がこの真菌症になる場合、
考えられるのは以下の3つの原因です。
- 接触感染
- 間接感染
- 母子感染
1.接触感染
猫が真菌症になる原因の1つが接触感染です。
すでに真菌症に感染している
猫や犬などの動物や人などと接触したり、
真菌が存在している場所に行くなどして
真菌が体に付着することによって
感染してしまうことがあります。
ペットショップなどでの感染や、
外猫と接触しての感染、
また飼い主を含む人からの感染などが
具体的には考えられるでしょう。
2.間接感染
間接感染も、猫が真菌症になる原因の1つです。
これは真菌が付着した物に触れることによって
起こり得ます。
真菌に感染した猫が
使っているベッドを共用したり、
水虫の人が使ったスリッパやバスマットなどに
触れることなどが具体的には考えられます。
3.母子感染
母子感染も、
猫が真菌症になる原因として多いケースです。
真菌を保有している母猫から
乳をもらうことで子猫が感染してしまうことが
あります。
母猫が感染していれば、
子猫にも感染している可能性は高いでしょう。
真菌症は人から猫、猫から人へも感染するので要注意!
真菌症は、
猫から猫への感染はもちろんのこと、
- 人から猫への感染
- 猫から人への感染
の両方があり得ますので要注意です。
猫から猫への感染は、
完全室内飼いを徹底することで
リスクを減らせます。
猫から人への感染は、
感染している猫と触れ合ったあと
石鹸を使ってしっかり菌を洗い流すことで
予防しましょう。
大半の人は感染しても症状を示しませんが、
子供や免疫が下がっている人、
皮膚が弱っている人の場合は
かゆみや赤くて丸い発疹などの
症状を示します。
感染した場合は皮膚科を受診し、
適切な治療を受けましょう。
人が真菌に感染している
(水虫になっている)場合は、
スリッパやバスマット、また水虫の患部を
猫に触らせないようにしましょう。
このほか猫の皮膚病対策については
こちらの記事がおすすめです。
5つの対処法を実践し、
愛猫を皮膚病から守ってあげましょう。
真菌症にかかりやすい猫の特徴は?
猫の皮膚病の1つ「真菌症」に
かかりやすい猫には特徴があります。
それは以下の3つ。
- 免疫力が低い子猫や10歳以上の高齢猫
- ストレスを抱えている猫
- 長毛種の猫
免疫力が低い子猫や10歳以上の高齢猫
真菌症は、猫が病気になったりして
免疫が低下しているときに
起こりやすいといえます。
免疫力が低い子猫や
10歳以上の高齢猫がこれに当てはまります。
これらの猫が真菌症にかかった際には
他の病気も抱えていないか疑いましょう。
真菌症になった子猫の様子を
参考にご覧ください。
ストレスを抱えている猫
またストレスを溜めている猫も
免疫力が低下している場合があるので、
真菌症になりやすいといえます。
生活環境を見直し、
猫にとってのストレス要因を
解消してあげてください。
猫の皮膚病の4大原因について詳しく
知りたい方はこちらの記事をどうぞ。
ストレスがもたらす皮膚への影響についても
是非ご覧くださいね。
長毛種の猫
真菌症の主な原因菌は
毛に入り込むように増殖するので、
短毛種より長毛種も発生しやすくなります。
また菌にとって好都合な
湿度を含みやすいということが
関係しています。
飼い主が水虫の場合は愛猫のためにも早めの治療を!
真菌とはいわゆるカビのことで、
人間の場合の「水虫」も
同じ種類の菌が原因です。
水虫の飼い主さんが使った
スリッパやバスマットの上で
猫がゴロゴロしたりすると
感染してしまう可能性があります。
愛猫を真菌症にさせないために、
そしてご自身の健康のために、
早めに治療することをおすすめします。
まとめ
カビの仲間である真菌が
皮膚に感染することで起こる「真菌症」。
猫がこの真菌症になる場合、
考えられるの原因は以下の3つです。
- 接触感染
- 間接感染
- 母子感染
真菌症は、
猫から猫への感染はもちろんのこと、
- 人から猫への感染
- 猫から人への感染
の両方があり得ますので要注意。
真菌症になりやすい猫の特徴は
- 免疫力が低い子猫や10歳以上の高齢猫
- ストレスを抱えている猫
- 長毛種の猫
です。
飼い主さんが水虫の場合は
愛猫に感染させないためにも
早めに治療しましょう。
猫の皮膚病予防でフードの切り替えを
検討する際はこちらの記事が
参考になりますよ。
⇒猫の皮膚病を予防するキャットフード!おすすめランキングTOP5
愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。
また毎日のサプリメント摂取で
体内の環境を整えて免疫力をつけ、
皮膚病にかかりにくい体を作っていくのも
おすすめです。
どれも人気なので
口コミも是非参考にしてみてください。
今週のおすすめ記事6選♪
この記事をSNSでシェア