猫の予防接種は毎年受けるのが義務なの?しないとどうなる?
猫の予防接種は
毎年必ず受けないといけないの?
予防接種は飼い主の義務なの?
もししなかったらどうなるの?
猫は飼う時に登録もしないし、
自治体からお知らせも届かないから
予防接種が必要なのかどうか
なんだかよく分かりませんよね。
今回は猫の予防接種についてまとめました。
猫の予防接種は毎年必要?それって義務なの?
犬の場合は狂犬病予防法により、
畜犬登録と毎年1回の狂犬病予防接種が
義務付けられており、
怠った場合は罰則がもうけられています。
では、猫の場合はどうでしょうか?
猫には法律で定められた
予防接種の義務はありません。
猫の混合ワクチン・
犬の混合ワクチン・フィラリア予防など
犬の病予防接種以外のワクチンは
全て任意の予防接種となっています。
では、その任意の予防接種は
毎年受ける必要があるのでしょうか。
予防接種を毎年しないとどうなるの?
現在、日本で使用されている猫の予防接種は
毎年1回の接種を推奨しています。
アメリカなどでは2~3年に1回の接種を
推奨していますが、
日本の接種率はアメリカのような先進国と
比べると高くありません。
その分日本では感染のリスクが高いため、
毎年1回の接種をしない猫は、
病気に感染するリスクが高まります。
猫の予防接種で予防できる病気は、
- 猫ウイルス性鼻気管支炎
- 猫カリシウイルス感染症
- 猫汎白血球減少症
- 猫白血病ウイルス感染症
- クラミジア感染症
の5種類です。
予防接種には数種類あり、
種類によって予防出来る病気が異なります。
猫カリシウイルス感染症、
猫汎白血球減少症
猫カリシウイルス感染症、
猫汎白血球減少症、
猫白血病ウイルス感染症
猫カリシウイルス感染症、
猫汎白血球減少症、
猫白血病ウイルス感染症、
クラミジア感染症
猫カリシウイルス感染症
猫汎白血球減少症、
猫白血病ウイルス感染症、
クラミジア感染症
※7種混合ワクチンでは全ての病気
+3種類のカリシウイルスが予防できます。
猫に一番多い、いわゆる猫風邪と呼ばれる
猫ウイルス性鼻気管支炎の原因となる
猫ヘルペスウイルスや、
猫カリシウイルス感染症の原因となる
猫カリシウイルスなどは、
室内飼いの場合でも
飼い主の衣類や靴に付着して
室内に持ち込まれる場合があります。
「うちは完全室内飼いだから」
と予防接種を受けずにいると、
思わぬところから
感染する可能性があります。
また、100%病気の感染を
予防出来るものではありませんが、
予防接種をしておけば
もし感染したとしても重症化せずに
治せる可能性がぐっと高まります。
子猫が母猫からもらった免疫がなくなると
病気にかかりやすくなるので、
特に予防接種を受けることが大事です。
注射後にぐったりと元気がない・・・副作用はないの?
予防接種を受けたけれど、
注射の後ぐったりしてしまった…
なんだか元気がない…
いつもと違う様子だと心配ですね。
予防接種は
実際のウイルスを弱めて
体内に直接入れるものなので、
注射の後で体調を崩したり、
アレルギー反応を起こす場合があります。
一番怖いのは
アナフィラキシーショックという、
予防接種に対する
激しいアレルギー症状です。
命を落とす危険もありますので、
注射の後、
少しでも様子がおかしいと感じたら
獣医師に相談してください。
そういったトラブルに早く対処出来るよう、
予防接種は午前中に受けることを
おすすめします。
また、妊娠中・熱がある・寄生虫がいる時は
接種が出来ません。
アレルギー症状を起こしたことがある猫は
獣医師に相談しましょう。
まとめ
完全室内飼いでも伝染病にかかる可能性
があるんですね。
うちの猫も室内飼いですが、
時々ベランダに出たりするので、
毎年忘れずに受けさせようと思います。
予防接種で感染を防いだり、
もし感染したとしても症状が軽く済むように
日頃から気を付けてあげたいですね。
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