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猫が寝るときに痙攣するのは病気?原因と対処法は?

健康  

お家で猫を飼っている飼い主さんは
寝ているときに手足をピーンと伸ばして
プルプルと震えたり、
これは痙攣なのかな?と思われたことが
あるのではないでしょうか。

痙攣というと、
泡を吹いたり、意識がなくなって
手足を強直させるてんかんのような発作が
イメージとして直結しがちですが、

その発作的な痙攣と
同じものとして病院へ行くべきなのか、
とても悩ましいところですよね。
今回は

  • 痙攣が病気なのかどうか
  • 痙攣の原因
  • 対処法について
  • 病気の場合

ということに注目し、
お家で寝る時に痙攣をしているのを
見付けた時に病気か否か判断して
すぐに対処できるように
お伝えしたいと思います。


猫が寝るときに痙攣するのは病気なの?

まず寝るときにする痙攣は、
猫にとって病気だというサインなのか、
当たり前に起こることなのかということは
見極めるべきポイントだと言えるでしょう。

人間でもあるように、
浅い睡眠の際に、神経が反射したり、
筋肉の反射などで
軽い痙攣がおこることはあります。

この場合の痙攣は
病的なものではありません。

ただし、寝る時の痙攣は
すべて病的ではないと
言い切れません

例えば、てんかんもそうですし、
脳炎のような神経症状として
痙攣が起こることもあります。

病気か病気でないかの判別として、
まずは声をかけて起こしてみましょう。

病的なものでなければ
意識があるため、
すぐに起きて通常通りの動きに
戻ると思います。

それでも反応せずに
痙攣が続いている場合は、
病気と判断した方が良いです。

猫がよく寝ているところを
起こすのは忍びないですが、
痙攣が長い時間続いていたり、
良く起こる場合は、
意識の有無を確認してみた方が
安心でしょう。

ちなみに寝ているときの
病的ではない痙攣とは
この動画のようなものです。

よろしければ参考にしてみてください。

猫が寝るときに痙攣する原因とは?

猫が寝るときに
痙攣する原因として、
病気の場合と病気でない場合では
もちろん原因が異なります

病気でないものの原因として、
上で記載したように、
猫の浅い睡眠が挙げられます。

本来野生で生活していた猫は、
本能的に敵などに襲撃されても
すぐに動けるよういつでも浅い眠りを
する習慣が体に備わっています。

人間でも浅い眠りの際に、夢を見たり、
うなされて体が動くということが
あると思いますが、

猫でも同様で浅い眠りの間は
筋肉が反射をしたり、
神経の反射がある場合があります。

一方、病気が原因となる痙攣の場合、
前述の通り、てんかんや脳炎などの
神経症状を始め、

他にも腎臓病により毒素が
うまく排泄されず、
その毒素による中毒症状や、
毒物の誤食、どこかに痛みがあるせいで、
痙攣が起こっている等が考えられます。


猫が寝るときに痙攣した場合の対処法4つ

まず猫が寝る時に
痙攣しているのを発見したら、

驚いて目を
そむけたくなってしまうと思いますが、
まずはしっかりと痙攣の状態を
把握することが大切です。

状況に応じて

  • 痙攣の様子を確認する
  • 痙攣の持続時間を計測する
  • 痙攣の長い場合は痙攣の様子を動画で撮る
  • 気になることがあれば病院へ連れて行く

の段階で行動する必要があります。
いざというときに
落ち着いて行動できるよう、
対処法をご紹介したいと思います。

1. 痙攣の様子を確認する

まずは痙攣の様子を確認しましょう。

猫の意識がありそうかどうか、
力が入っているのかどうか、
どのように痙攣の震えが来ているのか、

確認し、記録をとるのが
対処法の第一歩です。

次にまた痙攣を見かけた時に、
この対処法をとり、記録をしておけると、

前回との痙攣の違いや、
どのように起こっているのかがわかりやすく、
動物病院で相談することになっても
時系列で説明しやすいです。

2. 痙攣の持続時間を計測する

次に痙攣の持続時間を計ってみましょう。

万が一てんかんだった場合、
重積と呼ばれる長い痙攣が
短時間の間に繰り返されることが

猫にとって
死にもつながることにもつながり、
危険です。

病気でない痙攣だったとしても、
どのような時間で起こっているのかは
診察でも大切な情報です。

何度か痙攣が続くようであれば、
対処法として、持続時間をはかり、
何時に起こったのかというのも
記録する習慣をつけましょう。

3痙攣が長い場合は痙攣の様子を動画で撮る

痙攣が長く続く場合、
病気なのかそうでないのかを判断するのが
非常に難しくなってくると思います。

そんな際に、
この猫の痙攣が病気なのかどうなのか、
相談する際に非常に有意義な対処法です。

痙攣が起こっている
まさにその時に猫を
動物病院に連れて行くのは難しいですよね。

そのために、痙攣の起こっている様子を
動画に撮りましょう

動物病院でその動画を見せることで、
どのような痙攣が起こっているのか、
獣医さんに判断してもらうことが出来ます。

出来れば撮影する際は、
猫の全体像を少し離れて
撮るようにした方が、

力の入り方や細かい震えの様子等
全身の状態が把握できるので
おすすめです。

4気になることがあれば病院へ連れていく

そして一番有効な対処方法と
言えるでしょう。

見た様子で、
一見普通に寝ているだけという場合、

継続時間や頻度など
総合的に判断をして
病院へ連れて行くタイミングを
見計らうべきですが、

白目をむいてしまっていたり
意識を失ってしまっている場合は
一刻も早く動物病院へ
連れて行くべきです。

病気の可能性が高まった以上、
専門家のいる動物病院へ行くこと、
そして必要な検査や処置を
してもらうことはとても有意義です。

その際に役に立ってくるのが
前述の痙攣に関する記録や動画です。

リアルタイムで痙攣を確認するのは
難しい可能性が高いため、
その記録を見せて、
痙攣の状態を知ってもらうことは
とても大切です。

そこからさらに各検査へと移り、
異常な部分が無いかを
判断していくことになります。

猫にとって、
病院に連れて行くというのも
難しいこともありますが、

その際はかかりつけの動物病院に
動画や記録などを伝えて
まずはどのような可能性があるのか
相談してみるのも良いかもしれません。


猫の痙攣が続くときに考えられる病気とは?

猫の寝るときの痙攣が
一時的なものでなく、頻繁に続く場合、
病気の可能性が高くなります

痙攣で考えられる病気
  •  てんかん
  • 脳腫瘍や脳炎などからの神経症状
  • 腎臓病からの毒素による中毒症状
  • 毒物誤食からの中毒症状
  • なんらかの痛みによる痙攣

上記のような病気が考えられ、
この痙攣が死にもつながる可能性
出てきてしまいます。

病気によっては
何か精神的な刺激が痙攣へと
つながってしまうこともあるため、
お家での過ごし方に
変化が出てくる場合もあります。

そういったことも含め、
心配な場合は動物病院で
相談出来たらいいですね。

痙攣だけでなくよだれなどが
出ているのを見かけても
不安になりますが、
以下のような記事もありました。

参考にしてみても良いかもしれません。

⇒猫が寝る時によだれを出すのは高齢のせい?病気の可能性は?

まとめ

寝るときに見られる痙攣について、
病気でないものから
病気のものまでご紹介させて
いただきました。

まず猫が寝るときに
痙攣しているのを見付けたら、
しっかりと観察し、把握することが
大切ということがわかりましたね。

痙攣すること自体、
生理的な現象で起こることもあるので、
見かけたからと言って
怖がらなくても大丈夫です。

また、病気であったとしても
早期に気付いて対処をすることで、
命の危険につながらずに
済むこともあります。

恐れずに、適切な対処法を
行なっていきたいですね。


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りな

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