猫のさかりの時期はいつ?予測することはできるの?
子猫を飼い始めた飼い主さんの
懸念事項といえば、
いつ避妊手術や去勢手術を受けさせるか
ですよね。
時期を誤ると手術を行ったあとも
マーキングなどの問題行動をとる猫が
多いので、
猫にとっても飼い主さんにとっても
手術は一生に一度の一大事。
避妊手術や去勢手術は
性成熟を迎えて最初の発情(さかり)が
来る前に行うのがベストなので
- さかりの時期
- さかりのときの行動
をしっかり見極めて適切な時期に
手術を受けさせてあげたいですね。
そこで今回は猫のさかりの時期や
猫のさかりの行動について解説していきたいと
思います。
この記事に書いてること♪
猫のさかりの時期はいつ?
猫の発情期、
つまりさかりの時期はこちらです。
- メス・・・春から夏
- オス・・・メスに反応して発情
次からの項目でそれぞれ詳しくお伝えします。
メスのさかりの時期
メス猫のさかりの時期は季節に関係し、
昼間の時間が長くなっていく
春から夏にかけて発情(さかり)を
繰り返します。
したがって、2月~8月の間が繁殖期間です。
ですが一年中家の中に過ごす室内猫の場合は
繁殖季節は不明瞭です。
オスのさかりの時期
オス猫のさかりの時期は、
メスに反応して起こるので
オス独自のさかりの時期というものは
ありません。
したがってメスのさかりの時期である
春から夏にかけてがオスのさかりの時期と
なります。
猫のさかりを行動で予測しよう
猫がさかりの時期に入ると
以下のような行動をとります。
愛猫の様子をチェックして
さかりの時期の予測に役立てましょう。
- 独特な声で鳴き始める
- 粗相や尿スプレー行動
- メスは腰を高く上げるようになる
- オスは攻撃的になる
これらの行動が見られた場合は
猫が発情期を迎えている可能性が高いので
すぐに病院へ連れていきましょう。
時期を逸するとスプレー行動などの
問題行動が残ってしまうことがあるので
獣医師とよく相談の上、
早めに手術を受けさせることをおすすめします。
1.独特な声で鳴き始める
猫がさかりを迎えると、
「オーン」「アオーン」と
独特の低い声でうるさく鳴くのが特徴です。
いつもの声とは全く異なるので
飼い主さんはすぐに気づくでしょう。
こちらのメス猫ちゃんも
迫力ある声で激しく鳴いています。
▼さかりで鳴くメス猫の動画
発情期の鳴き声対策について知りたい方には
こちらの記事がおすすめです。
対策を施すのも大切ですが、
子供を作らせない場合は早めに
去勢・避妊手術を受けさせてあげましょう。
2.粗相をしたり、尿スプレー行動を始める
猫がさかりを迎えたときの行動として、
トイレの粗相や尿スプレーが挙げられます。
尿スプレーは
オス猫のマーキング行動として有名ですが、
メス猫もすることがあります。
オス猫のスプレー行動は去勢手術を行うことで
90%なくなると言われているので
子供を作らせる予定がない場合は
適切な時期に手術を受けさせましょう。
3.メスは腰を高く上げるようになる
さかりに入ったメス猫の行動として、
腰を高くあげるようになることが
挙げられます。
これは「ロードシス」といって、
オス猫を受け入れようとする体勢です。
このほか床にゴロンゴロン転がったり、
家具や飼い主さんに自身の体を
こすりつける行動もよく見られます。
4.オスは攻撃的になる
さかりに入ったオス猫は攻撃的になるという
特徴があります。
これはメスを巡って他のオス猫を
ライバル視することが原因で、
喧嘩が絶えなくなる猫も多いです。
猫の初めてのさかりはいつ?
猫の初めてのさかりはいつからか、
その時期はメスとオスで異なります。
- メスの場合生後6ヶ月~10ヶ月頃
- オスの場合生後9ヶ月~12ヶ月頃
猫の避妊手術や去勢手術は
性成熟を迎えて最初の発情をする前に行うのが
ベストです。
ですが猫の発育状況や健康状態によっては
治療が必要になって
すぐに手術を行えない場合もあります。
発情を迎えてしまうとスプレー行動などが
その後も残ってしまうことがあるので、
飼い主さんは早めに愛猫の体を診てもらい、
適切な時期に手術が受けられるよう
準備万端に備えておきましょう。
まとめ
猫のさかりの時期はこちら。
- メス・・・春から夏
- オス・・・メスに反応して発情
ですが一年中家の中に過ごす
室内猫の場合は繁殖季節は不明瞭です。
猫がさかりの時期に入ると
以下のような行動をとります。
愛猫の様子をチェックしてさかりの時期の
予測に役立てましょう。
- 独特な声で鳴き始める
- 粗相や尿スプレー行動
- メスは腰を高く上げるようになる
- オスは攻撃的になる
猫の初めてのさかりは
- メスの場合生後6ヶ月~10ヶ月頃
- オスの場合生後9ヶ月~12ヶ月頃
猫の避妊手術や去勢手術は
性成熟を迎えて最初の発情をする前に行うのが
ベストです。
発情を迎えてしまうと
スプレー行動が残ってしまうことがあるので、
飼い主さんは早めに愛猫の体を診てもらい、
適切な時期に手術が受けられるよう
準備万端に備えておきましょう。
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