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猫が離乳食を食べない!原因と5つの対処法を解説

健康  

子猫の授乳期間が終わると
いよいよ離乳食デビューです。

飼い主さんも食べてくれるか
緊張ものです。

しかし、せっかくの離乳食も、食べてくれないと
焦ってしまいますよね。

子猫が離乳食を食べない場合は、
どのような原因が考えられるのでしょう。

離乳食を食べてもらうには、どのような工夫を
すればよいのか気になる方も多い
ことでしょう。

この記事では、子猫が離乳食を食べない
原因と対処法をまとめました。

 


猫が離乳食を食べない4つの原因

子猫が離乳食を食べてくれないと、
とても心配になりますよね。

食べないからといって、
いつまでもミルクでは栄養の偏りや
母猫への負担も気になります。

ここでは、子猫が離乳食を食べない際に
考えられる原因について調査しました。

1.子猫の体調が悪い

子猫が離乳食を食べない場合に、一番はじめに
疑う必要があるのが「体調不良」です。

子猫はまだ免疫が弱いため、
猫風邪などの病気にかかりがちです。

猫風邪にかかると、鼻詰まりや鼻水により
離乳食の臭いが感じとれず、
食欲が落ちてしまいます。

また、体調不良の際に見られる症状としては
下痢や嘔吐、元気がないなどが挙げられます。

体の小さな子猫が体調を崩すと、
すぐに弱ってしまいます。
改善が見られないようであれば
動物病院を受診してください。

2.離乳食を警戒している

今までミルクを飲んでいた子猫は、
初めて見る離乳食を食べ物だと
認識することができず、警戒してしまう
ケースがあります。

離乳食は食べ物であると子猫に
認識させるためには、指に離乳食を少量
付けけて臭いを嗅がせながら口元に
運んではげましょう。

それでも食べない場合には、
口の中に少量を数回入れてあげます。

味のついた離乳食を食べ物であると
経験することで、自ら食べてくれるように
なります。

また、人肌程度に温めたり、
ミルクの量を増やしたりすることも
おすすめです。

3.お腹がいっぱい

授乳期間を終えていない場合には、
授乳後などでお腹が空いていない
可能性も考えられます。

しかし、いつまでもミルクだけでは
栄養が偏るほか、母猫にも負担が
かかってしまいます。

徐々に授乳の回数や量を減らし、
離乳食を食べるように切り替えを行う
必要があります。

また、一緒に遊ぶ時間を増やすなどして、
運動時間を作ることも大切です。

4.離乳食が硬すぎるもしくは柔らかすぎる

子猫は成長と共に食べやすい
餌の硬さが異なります。

離乳後すぐは、ミルクや水で
柔らかくしてみましょう。

それでも食べない場合には、
まだ離乳食を始めるには早すぎる
可能性もあります。

また、生後2ヵ月を過ぎると、
離乳食といっても徐々に硬いものに
興味を示します。

子猫用のドライフードをふやかした
少し硬めのご飯を与えてみることも
おすすめです。


猫が離乳食を食べないときに試したい5つの対処法

子猫に離乳食を食べてもらうには、
どのようなことを試すと良いのでしょうか。

ここでは、子猫に離乳食を食べて
もらいやすくする工夫を紹介します。

1.猫の味の好みを知るために他の離乳食を試す

離乳食にも、魚やチキン、ラムといった
様々な味の商品が販売されています。

子猫にも味の好みがあり、今与えている
味が気に入らない可能性もあります。

何種類か違う味の離乳食を
試して見ることもおすすめです。

味を変えたとたん、すんなり
食べてくれる場合もあります。

2.離乳食の量を減らし、ミルクの量を多めにする

離乳食を始めたばかりの子猫が
食べない場合には、離乳食への
切り替え時期が早すぎる場合も
考えられます。

あまりにも食べない場合には、
離乳食の量を減らしミルクの量を
増やしてみる方法もおすすめです。

今まで飲んでいたミルクの味や臭いが
強くなれば、離乳食に対して安心感を
抱き食べてくれるようになる
場合もあります。

ミルクを増やして食べるようであれば、
少しずつ離乳食の割合を増やして
いきます。

いくら離乳食を食べないからといって、
いつまでもミルクのみでは栄養の面
などで良くありません。

最終的には離乳食のみで食べることが
できるよう、量の調整は忘れずに
行いましょう。

3.離乳食をレンジで人肌にあたためる

子猫は食事の温度に敏感です。

熱すぎても冷たすぎても食べてくれません。

母猫が与えていたミルクと同じ温度を
好みます。

離乳食を人肌程度かそれよりも
少し暖かめにして与えてみましょう。

冷めてきてまた食べなくなった
場合には、再度温め直します。

温めすぎも食べない原因になりますので、
子猫の食いつきが良い温度を把握しておく
ことも大切です。

4.離乳食にささみをトッピングする

食いつきが悪い時には、茹でたささみを
離乳食に混ぜるという方法もあります。

ささみは嗜好性が高いため、
食いつきを良くすることにうってつけです。

与える際には必ず火を通し、
細かく刻んでから与えるように
してください。

また、離乳食を始めたばかりの子猫には、
消化不良などの原因になるため、
控えたほうが無難です。

5.ドライフードを与えてみる

生後2ヵ月頃になると、
そろそろ離乳食を卒業する時期です。

子猫の歯がしっかり生えている
ようであれば、硬い食事に
切り替えてみても良い頃でしょう。

ドライフードを与えて食べるよう
であれば、離乳食は卒業です。

離乳食をすすめるときはゆっくりと慌てずに行う

子猫の離乳食を始める際は、初めて見る
離乳食を警戒して食べてくれない
場合があります。

ほかにも様々な原因が考えられますが、
食べないからといって無理やり
口に押し込んででも食べさせようと
することは避けましょう。

嫌な思いをさせてしまうと、離乳食そのものに
対し
嫌悪感を抱いてします。

その結果、その後も離乳食自体を嫌い
食べないようになってしまう可能性が
あります。

体調に異常はないか、人肌に温めてみては
どうかなど、様々な可能性を考え、
工夫して与えてみましょう。

あまりにも食べない場合には、
動物病院を受診して相談してみることも
おすすめです。

日頃から体重、食事の回数、食べた量、
排泄の回数などを記録しておくと、
異常があった際に気が付きやすくなります。

子猫が離乳食を食べてくれないと、
慌ててしまう気落ちは分かります。

しかし、飼い主さんは落ちついて
行動することが大切です。

何が原因なのかを考え、子猫が自ら
離乳食を食べれるよう工夫し、時には
ミルクに戻して見ることも解決策の
一つです。

まとめ

子猫が離乳食を食べてくれないことには、
体調不良や警戒、味や温度が合わないなど、
様々な原因が考えられます。

飼い主さんは、離乳食を食べないからといって
無理やり食べさせたりいきなりミルクに
戻したりするのではなく、味を変えてみたり
口元まで餌を運んでみたりするなど、
色々な工夫をしてみることが大切です。

子猫の離乳食はいつまで続けるべきなのでしょう。

ドライフードへの切り替え時期は、
いつ頃がおすすめなのか気になる方は、
こちらの記事がおすすめです。

⇒猫のドライフードはいつから?離乳の進め方も紹介

ドライフードへの切り替え時期や、
切り替える方法などが詳しく紹介
されています。


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ライター紹介 ライター一覧

原京子

高校生の時からジャンガリアンとゴールデン計10匹と暮らしました。仕事も動物病院や動物園をはじめ、動物業界を中心に活動してきました。この経験を活かしみなさまによりよいハムスター生活の手助けができればと考えております。大好きなのはハムのクロワッサン(横になって眠っている姿)です!

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