猫の皮膚病!治療費はいくら用意すれば良い?種類別に紹介!
耳に赤いブツブツができたり、
やたらとかゆそうにしている・・・
愛猫のそんな症状、
もしかしたら’’皮膚炎’’かもしれません。
皮膚炎は動物病院での治療が必要ですが、
治療費はいくらくらい用意すればいいのか、
わからなくて不安ですよね。
動物病院は費用面の予想がつきにくく、
私もいつも会計時に
足りるかな??とドキドキしてしまいます。
そこで今回は、
- 皮膚病の種類別の治療費
- 皮膚病の予防法
を詳しく調べてみました。
この記事に書いてること♪
猫の皮膚病の治療費はいくら?種類別に紹介!
猫の皮膚病の治療費は、
どのくらい用意しておけば
安心なのでしょうか?
’’皮膚炎’’とひとくちにいっても
皮膚の病気にはたくさん種類があり、
種類ごとに治療法も治療費も
違っています。
疥癬など虫による病気
猫の皮膚炎の中には、
ダニやノミなどの虫が原因で
起こるものが多くあります。
虫による皮膚炎を見分ける特徴が
いくつかあります。
2.耳や顔などに
赤い発疹とかさぶたができる
3.毛をブラッシングしたら
黒いすりごまみたいなゴミがでてくる
(虫のフンです)
治療法
虫による皮膚炎の治療は、
- 駆虫剤による虫の駆除
- 抗生物質の投与
- 薬浴
を組み合わせて行います。
たいていは
駆虫剤で虫を駆除すれば、
自然に皮膚炎も治っていきます。
駆虫剤は、
『レボリューション』という
スポットタイプのものがよく使われます。
使い方は簡単で、
肩甲骨あたりに液を垂らすだけです。
治療費
駆虫剤1回の投与だけで
ほぼ100%駆虫できます。
そのため治療費も安く、
駆虫剤費1本700~1000円ほどと
診察料のみですみます。
すでにひどい皮膚炎になっている場合には、
膿皮症を防ぐ抗生物質の投与や
薬浴もします。
※膿皮症・・・
皮膚で細菌が異常繁殖し、
化膿してしまった皮膚炎のこと。
●駆虫剤:700~1000円
●薬浴:3000~4000円
●抗生物質:1000~3000円
☆合計:1200~9000円
真菌などカビによる病気
猫の皮膚炎の中には、
真菌などのカビが原因で
起こるものも多くあります。
人間の水虫に似た症状を
引き起こします。
2.強いかゆみ
3.ほぼ円形の脱毛
治療法
カビによる皮膚炎の治療は、
- 抗真菌薬の内服
によって行います。
子猫や老猫など場合は、
- 抗真菌薬による薬浴
- 抗真菌薬入り軟膏の塗布
も組み合わせます。
治療費
抗真菌薬は1か月ほど続ける必要
があり、治療費は少し高くなります。
●抗真菌薬:5000~7000円
●薬浴:3000~4000円
●軟膏:1000~3000円
☆合計:5500~15000円
1か月も薬飲ませるのか・・・
と費用面以外でも憂鬱になった方、
多いと思います。
猫に薬飲ませるの、
結構大変なんですよね・・・。
とっても簡単に薬を飲ませる方法を
動画でご紹介します!
魔法みたいですよ~♪
抜け毛・脱毛など
この他にも、
抜け毛や脱毛を引き起こす皮膚炎
もいくつかあります。
顔まわりの脱毛と赤みが特徴。
消化器系の症状を伴う場合も。
●日光過敏症
耳の先端や鼻先などに、
赤みと脱毛がみられる。
白い猫に多い。
●舐性皮膚炎
一か所を舐めすぎたことによって、
脱毛や赤みがでる。
原因はストレスや虫刺されなど。
●線状肉芽腫
太ももの後ろ側や腹部の横側、
前足の外側などが脱毛する。
ウイルスやアレルギーが原因。
治療法
原因によって、治療法は違います。
- 食物アレルギー:アレルゲンの除去
- 日光過敏症:日にあてない
- 舐性皮膚炎:
ストレスの除去
エリザベスカラーをつける - 線状肉芽腫:
感染症の治療
アレルゲンの除去
治療費
治療法によって、治療費も違います。
線状肉芽腫の場合で
感染症の治療が必要なケースでは、
治療費が高額になることもあります。
●血液検査:5000~8000円
●エリザベスカラー:500~1000円
●感染症治療:5000~20000円
☆合計:
○食物アレルギー・・・
500~9000円
○日光過敏症・・・
500~10000円
○舐性皮膚炎・・・
1000~10000円
○線状肉芽腫・・・
5500~30000円
エリザベスカラーは
病院でレンタルもできますが、
手作りもできるんですよ♡
ぜひこちらの記事を参考に
世界に1つだけのものを
作ってあげてくださいね↓
猫のエリザベスカラーは代用できる?ある物で手作りする方法は?
発症する前に予防できる対策法はある?
ここまで治療法と治療費を
ご紹介してきましたが、
結構かかりますよね・・・。
猫にとっても
かゆみや脱毛は辛いですし、
なんとか予防してあげたいものです。
発症する前に予防できる対策法を
ご紹介します。
●レボリューションを定期投与する
●ストレスのない飼育環境を作る
この3つを心がけるだけで、
多くの皮膚炎を予防することができます。
まとめ
いかがでしたか??
猫の皮膚病にはいくつか種類があり、
ダニ・カビ・ストレスなどが原因で
脱毛やかゆみなどが起こります。
治療費は原因によって違い、
500~30000円ほどが相場です。
治療費は動物病院によっても違うので、
獣医師に相談してみてくださいね。
今週のおすすめ記事6選♪
この記事をSNSでシェア