猫の背中がピクピクしている!危険な病気の可能性はある?
こんにちは!ピヨです。
『猫の背中がピクピクする!』
ん~。
猫を長年飼っている方なら、
猫が向こうを向いている時などに
ピクピク!ピクピク!っとさせている
という光景は、
珍しいことではないですよね。
いたずらで猫の背中に値札のシールを
ペッと貼ったりすると、
背中をゾクゾクさせて一生懸命
取ろうとしますよねぇ。
(猫はいい迷惑ですね。(´・ω・))
それほど猫の背中は敏感で、
触れるか触れないかの距離でも
何かを感じ取りピクピクします。
私たち人間も背中がゾクゾクするという
表現があるように、
大切な背骨を守るために
感覚が鋭い場所でもあります。
だから、この
『猫の背中がピクピクしている!
危険な病気の可能性はある?』
というタイトルを見たときに、
『背中に何かついてるからじゃないの?』
と思ってしまいました。
『世の中には、色んな事が気になる人も
いるものだなぁ』と感心して
これもお仕事だからなぁと、
『猫 背中 ピクピク』
とキーワード検索したところ
『FHS』
という耳慣れない病名がヒットしました。
猫では珍しい病気ではないそうなのですが、
原因が分からない診断の難しい病気
なのだそうです。
今回は、背中が異常にピクピクする
『FHS』という病気について
掘り下げていきたいと思います。
猫の背中がピクピクしている!これって痙攣?
まずは、こちらの動画をご覧ください。
FHSの症状が出ている猫ちゃんの様子です。
(YOUTUBEより)
どうですか?
こんな症状だとさすがに心配しますよね。
時には近くにいる人間や物にまで、
威嚇や攻撃をすることがあるそうなので、
猫が興奮状態の時には静かに見守りましょう。
考えられる原因は?
FHS(Feline Hyperesthesia Syndrome)
というと、??となってしまいますが
猫の知覚過敏症という病気なのだそうです。
知覚過敏?って、冷たいものなんかが染みる
あれ?と思ってしまいますが、
それとは違います。
主な症状は
- 背中が痙攣する
- 瞳孔がひらく
- 一点をじっと見つめる
- 過度のグルーミング
- しっぽを過剰にふったり追っかける
- 突然走り出したりジャンプする
- 気になるところを血が出るほど舐める
といったものです。
原因ははっきり分かっておらず、
何かのきっかけで突然発作的に
症状が出るのが特徴です。
危険な病気の可能性はあるの?
症状は色々な原因から発病すると
考えられ、
脊髄や脳の異常を伴う神経疾患、
皮膚炎、アトピーなどの皮膚病、
筋肉障害、感染症や、ストレス
などを伴うと言われています。
シャム、バーミーズ、ヒマラヤン、
アビシニアン系の猫が罹りやすく
子猫の場合は、環境の変化でも
知覚過敏を発症するようです。
背中のピクピクを見つけたら!対処法とは?
原因を突き止め治療出来ればいいのですが、
先でも述べたように未だに
原因がはっきりしないので診断が難しく
対処療法となります。
環境が変化したことによるストレスには
環境を整えてやる、
神経疾患や異常行動による場合は、
抗てんかん薬や抗うつ剤、抗不安薬などの
投与により症状をコントロールすることで
症状を緩和することができます。
まとめ
いかがでしたか?
背中がピクピクと言っても、
ただ単にゾワゾワしているだけでなく
症状によっては苦しんでいる猫ちゃんも
いるんですね。
脊髄や脳の疾患など病気が原因の場合は
私たちではどうしようもなく、
獣医さんにお任せするしかありませんが、
環境を整備してあげたり
猫ちゃんがストレスを溜めないように
遊んであげるなどは出来るので、
室内飼いでも運動ができるように
キャットウォークやキャットタワーを
設置してあげるのもいいかも
しれませんね。
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