猫が糖尿病になると後ろ足に異変がある!?見分け方とは?
最近猫の後ろ足の様子がおかしい・・・
とお思いの飼い主さん。
後ろ足の異変は
’’糖尿病’’が関連しているかもしれないこと、
ご存知ですか?
糖尿病といえば、
腎臓病や失明などにつながりかねない
怖い病気です。
’’そんな病気と関連あるかもしれない’’
となると、不安でたまらなくなりますよね。
今回は、
- 猫の後ろ足がおかしいと
糖尿病の可能性がある? - 後ろ足と糖尿病はどんな関連があるの?
- 糖尿病の場合の見分け方
- 猫が糖尿病になるとどんな症状が出る?
について調べてみました。
この記事に書いてること♪
猫の後ろ足がおかしいと糖尿病の可能性があるって本当?
猫の後ろ足がおかしいと
糖尿病の可能性があるって本当でしょうか??
答えは、『本当』です。
糖尿病が原因で、
後ろ足がおかしくなることがあります。
でも、
’’どうして糖尿病で後ろ足?’’
と不思議ですよね。
糖尿病と後ろ足の関連を
みていきましょう。
後ろ足と糖尿病はどんな関連があるの?
糖尿病の症状が後ろ足に出る原因は、
’’糖尿病性神経症’’にあります。
糖尿病が中程度まで進行すると、
糖尿病が神経症を引き起こし、
後ろ足の神経に障害が出るのです。
糖尿病の場合の見分け方は?
後ろ足の異常は
ケガや他の病気でも起こります。
糖尿病からくる異常を見分ける方は
なにかないのでしょうか?
残念ながら、
見た目だけで正確な見分けはできません。
しかし、
次のような特徴がみられた場合は
他の原因よりも糖尿病が疑われます。
●後ろ足がぐにゃぐにゃして
力が入っていない様子
●急に足を投げ出して座るようになる
●踵様跛行(踵を着けて歩く歩様異常)
このうち踵様跛行は特に特徴的で、
他の原因ではあまり見られない症状です。
猫のかかとは上の写真のCの部分ですが、
ここを地面につけてひょっこひょっこと
歩くようになるのです。
実際に動画をみて、
特徴的な歩き方を覚えておきましょう。
糖尿病の症状に気づきやすくなり、
早期発見につながります。
(40~45秒あたりがわかりやすいです)
糖尿病以外で
足に異常がみられる原因については、
こちらの記事が参考になります。
→
猫の後ろ足に力が入らない!びっこを引いてひきずる原因は?
猫が糖尿病になるとどんな症状が出る?
猫が糖尿病になったら、
後ろ足以外にどんな症状が
でるのでしょうか?
糖尿病のおもな症状を
まとめました。
(下にいくほど重症です)
●食べているのに体重が減る
●毛並みが悪くなる
●元気がなく不機嫌
●筋肉が細くなる
(棚などから落下しやすくなる)
●食欲不振
●黄疸
●嘔吐
●下痢
●呼吸が浅く早い
このような症状がみられたら、
できるだけ早く動物病院にいき、
血液検査を受けましょう。
糖尿病を治療せずにいると、
腎臓病や失明など
怖い病気になることもあります。
食事療法やインスリンの投与などで
症状を落ち着かせて
進行を止めることができるので、
獣医師とよく相談して
最適の治療法を選んであげてくださいね、
まとめ
いかがでしたか?
猫が糖尿病になると、
後ろ足に異変がでることがあります。
特にかかとをつけて歩いていたら
要注意です。
糖尿病が中程度まで
進行しているかもしれないので、
早めに動物病院に
連れていってあげてください。
糖尿病は怖い病気ですが、
適切な治療で症状を抑えることができます。
糖尿病を抱えながら、
毎日楽しくかわらない生活を送って、
見事天寿を全うする子も多くいます。
あまり怖がらずに、
まずはかかりつけの獣医師に
相談してみてくださいね。
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