猫の口内炎の治療法は?市販薬を使ってもいいの?
猫の口内炎は、色々な原因でできます。
ウイルス、免疫、腎不全などなど。
中々治らないことも多いので、
今現在悩んでる飼い主さんも沢山いますね。
病院での治療に加えて民間療法を
試してみたりもしたいし、
市販でもお薬がいくつか売っています。
効くんでしょうか?
そこで、猫の口内炎の民間療法や
病院へ行くべきタイミングなどを紹介します。
猫により劇的に効果があるものも
全然効かないものもあるので、
身体に害がなさそうなら試してみるのも
良いかもですよ。
この記事に書いてること♪
市販薬に頼らない猫の口内炎の治療法4つ
猫の口内炎はすぐ治らないことも多いし、
治っても繰り返すことが多いです。
治療が長引く場合、民間療法で
なんとかならないかと試したくなります。
効果ありという意見の多い民間療法を、
4つ紹介していきます。
1.口内炎に馬油をぬる
口内炎に馬油を塗ると良いという説があります。
馬油は生体組織になじみやすいし、
抗炎症作用があるためです。
口内炎に塗ることで食べ物などに
口内炎が直接接することを防げるため、
物理的に刺激を受け辛くするという
目的もあります。
同じ理屈でバターも有名ですね。
個人的な感想ですが、自分が舌炎になったときに
やってみたら痛みがマシでした。
しかし油がなくなってしまうと痛いので、
炎症がひどいと効果は一時的です。
うちの猫にはバターでやりましたが、
口が痛いので塗ること自体
ものすごく嫌がります。
猫の口内炎は範囲が広いことも多いので、
自分で舐めてくれるなら試してみても良いかも。
2.ヨーグルトを食べさせる
ヨーグルトは、乳酸菌を体内に取り入れることで
口腔内や腸内の善玉菌を増やすことができます。
猫の口内炎の根本的な原因がウイルスや
腎不全でも、細菌の二次感染を
起こしている場合には口内炎が和らぐ可能性が
あります。
乳酸菌は腸内で窒素酸化物を分解してくれると
いわれているので、BUNが高い猫にも
良い効果が表れることも。
乳酸菌のサプリは腎不全のサプリでも
エビデンスがとれているものがあるので、
効果が出る子が比較的多いのでは
ないでしょうか。
ただし、原料は牛乳なのであげすぎは禁物です。
乳糖不耐性の子は下痢しちゃいます。
3.猫用アロエベラジュースを与える
アロエベラは、軟膏やジュースなど様々な場面で
用いられていますよね。
アロエベラには抗炎症効果があるので、
それを猫にも応用できないかと考えられたのが、
猫用のアロエベラジュースです。
猫は本来犬に比べると植物を利用するのが
上手ではないのであげすぎは禁物ですが、
口内炎に効果がある子もいるようです。
アロエは犬や猫にあげすぎると嘔吐や下痢を
発症したりするので、ジュースを使う場合には
用法・容量をしっかり守りましょう。
弱い子もいるので、少な目の量から
始めることは絶対!
また、アロエ軟膏など成分が凝縮されているもの
は使わないことをおすすめします。
4.サプリメントを与える
口内炎のサプリも、沢山売られていますよね。
痛そうにしている猫を見ていると、
何か効くものはないかと
試行錯誤したくなります。
サプリというのは医薬品と違って、
効果がある子もいるし効果が無い子もいます。
使ってみなければ分からないので、
猫の身体に負担が無いなら
何が合うか使ってみるのは良いと思います。
何しろ口内炎を改善させないと
食欲もなくなってしまうので、
徐々に全身状態が悪くなりかねないからです。
口内炎のサプリをひとつリンクしておきます。
最近人間の分野でも注目されている、
乳酸菌のサプリです。
猫の口内炎に市販薬を使ってもいいの?
成分や効果などをネットや本などで
きちんと調べたうえで、自分の猫に
負担がなさそうなら使っても良いです。
市販薬として売られているのは、
基本的にはサプリメントです。
サプリというのは医薬品に比べると
規制が緩いので、どうしても怪しげなものも
あります。
不安であれば、かかりつけの獣医さんに
成分を聞くのが一番。
市販薬を使おうか悩んでいる飼い主さんは
猫のために治療に必死になっている方が
多いので、獣医さんも「市販なんてダメ」と
一蹴はしないです。
一緒に悩んでくれますよ。
猫の口内炎で病院にいくタイミングは?
猫に口内炎ができていても、
いつ病院に連れていくべきか
ちょっと迷いますよね。
できれば、初期の方に行くと良いです。
炎症があまり広がっていなければ
抗炎症薬を短期間使えば一時的にでも
収まってくれることが多いですし、
原発疾患(腎不全やエイズ、腫瘍など)が
早めに見つかるかもしれません。
歯の問題で口内炎になっていても、
体力が落ちてからよりも体力のあるうちに
歯の処置を行った方が回復する可能性が
より高まります。
猫の口内炎は色々な原因で発症するので、
口の治療と一緒に早めに原発疾患も
治療を開始しましょう。
限界まで放っておくのは1番危険です。
猫の口内炎を放っておくとどうなるの?
原発疾患にもよりますが、
猫の口内炎を放っておくと猫は食欲がなくなり、
ついに廃絶状態になることが多いです。
食べ物を食べたいけど、食べると痛いから
ごはんをじっと見つめている・・・。
切ない光景ができあがります。
どうしても食べたい子は、悲鳴をあげながら
ごはんを食べることも。
適切な治療をしていても炎症が引かない子も
いるので、食道や胃瘻チューブを付けて
流動食で生活する子も中にはいます。
私自身の経験ですが、私は疲労とストレスが
過ぎると舌炎が大量にできます。
これがものすっごく辛いです。
水を含んでも、喋るだけでも痛い状況が
薬を使っても1~2週間。
ほぼゼリーしか食べたくない状態に
なってしまいます。
そんな状態を猫に味合わせるのは
かわいそうですよね。
口内炎は放置せず、すぐに炎症が引くうちに
早めに治療を開始しましょう。
まとめ
猫の口内炎についてポイントは
押さえられましたか?
- 色々な原因で口内炎ができる
- 重症化すると痛みでごはんも食べられない
- 薬やサプリの効き方は個体差がある
- 早めの治療が重要
もうすでに猫の口内炎にかなり悩んでいる
飼い主さんも多いと思います。
エイズや腎不全などどうしても止めようがない
症状もあるので、できるかぎり苦痛を
少なくするという考えを基本に
お世話してあげてください。
ウイルス風邪などで一時的な口内炎に
なっている場合には、しっかり治療は絶対!
もぐもぐと美味しそうにごはんを食べてる姿を
見られるよう、頑張りましょう。
おうちの猫ちゃんが快適に暮らせるよう、
この記事が参考になれば嬉しいです。
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