猫の歯磨きのやり方!嫌がる場合の3つのコツとは?
猫ちゃんって口の周りを触られるのが
嫌いな子が多いですよね。
歯磨きをしようとすると暴れて
離れて行ってしまったり、
中には引っ掻いたり噛んだりしちゃう子も…
嫌がるのに無理やり歯磨きするのは
可哀想だから、やらなくていいや!
ちょっと待ってください!
猫ちゃんは歯磨きをしないと
ご飯が食べられなくなってしまう
危険性もあるんです。
猫ちゃんのためにとても重要な歯磨き。
お家に迎えた猫ちゃんですから、
飼い主さんが責任を持って
行う必要がありますよね。
今回は歯磨きのコツを3つ紹介します。
まずは歯磨きの基本的な
やり方から見ていきましょう。
この記事に書いてること♪
猫の歯磨きの簡単なやり方とは?
歯磨きのやり方はとっても簡単!
猫ちゃんを抱っこしたら、利き手とは
逆の手で猫ちゃんの頭を支えます。
猫ちゃんの頭の後ろ側から包むように
支えると猫ちゃんが暴れにくいですよ♪
頭を支えている手の親指で上唇を押し上げて、
あとは利き手の歯ブラシで磨きましょう。
歯と歯茎の間、歯の表裏をしっかりと磨きます。
人間と違ってうがいは必要ありません。
簡単って言うけど、
家の猫は大人しくやらせてくれない!
と言う飼い主さんが多いですよね?
次は嫌がる場合の対処法を紹介します。
猫が歯磨きを嫌がる場合はどうしたらいい?
猫ちゃんが嫌がる場合には、
まずは抱っこした状態で撫でてあげましょう。
ゴロゴロと気持ち良さそうにしていたら
ゆっくりと歯磨きをし始めます。
いきなり口に歯ブラシが突っ込まれたら、
人だってびっくりしてしまいますよね。
はじめはゆっくりと
歯磨きするのがポイントです!
やり方が分かったら
次はコツを紹介していきます!
猫の歯磨きを上手にするための3つのコツをご紹介!
やり方は分かっても、
実際にやろうとすると難しいですよね。
コツはズバリ、
充分に慣らしてあげること!
毎日のトレーニングがとっても重要です。
早速慣らし方を見ていきましょう♪
1.口の周りに触ることを慣れさせる
口周りを触られるのが嫌な猫ちゃんには、
口元を触るトレーニングから始めます。
まずは猫ちゃんの体を撫でてあげて、
ゆっくりと顔、顔の次は口元に近づけていきます。
口元を少しでも触らせてくれたら
たくさん褒めてあげましょう♪
途中で逃げてしまった場合は
焦らずにペースを落としてあげてくださいね。
口元を触られることに慣れたら
次のステップに進みましょう!
2.ガーゼを指に巻いて歯を拭く
口元は触らせてくれるようになった猫ちゃん。
今度は歯ブラシが嫌みたい…その場合には、
飼い主さんの指にガーゼを巻きつけて、
ガーゼで歯磨きしてあげましょう!
この時にぜひ使用して欲しいのが、
猫ちゃん用の歯磨き粉です!
実は猫ちゃんの歯磨き粉って
美味しい味が付いているんですよ。
歯磨きが苦手な猫ちゃんや
初めての猫ちゃんでも、
歯磨きが上手にできる
ポイントの1つなんです♪
口に突っ込まれたら美味しい、と覚えることで
歯磨きが好きになってくれるんですね。
ガーゼで歯磨きをクリアしたら、
指サックタイプの歯ブラシを使えば
上手に歯磨きができます!
ガーゼから歯ブラシに変える時には
またゆっくりと慣らしながら
歯磨きしてあげてくださいね。
ガーゼの歯磨きは飼い主さんの指を
噛んでしまって、何度試しても無理でした…
と言う飼い主さん!
諦めるのはまだ早いですよ。
次のステップへ進みましょう!
3.綿棒を使って歯磨きをする
ガーゼが苦手な猫ちゃんには、
綿棒を使って練習してあげましょう!
綿棒に歯磨き粉をつけて、
綿棒が猫ちゃんの視界に入らないように、
口元を撫でながらそっと歯磨きをし始めます。
綿棒なら噛まれてしまっても痛くないので、
安心して練習してあげられますね。
綿棒で歯を磨くようになぞってあげて、
練習が終わったら
たくさん褒めてあげましょう♪
綿棒で慣れたら猫ちゃん用の歯ブラシに
切り替えてあげればバッチリです!
上手に歯磨きできるようになった猫ちゃん♡
歯磨きは1日に何回行えばいいのでしょうか?
猫の歯磨きの回数や頻度はどれくらい必要?
猫ちゃんの歯磨きは頻度は、
1日1回以上が理想です。
毎日歯磨きすることで、歯垢の歯石化を防ぎ、
歯肉炎などの歯周病を防ぐことができます。
猫ちゃんの口の中は人と違って
アルカリ性なので、歯垢はなんと
たったの3日間で歯石になってしまいます。
一度歯石になってしまうと
歯磨きでは落とせません。
歯石とりは嫌がる子が多いので、
全身麻酔をして除去することが多いんですよ。
体の小さい猫ちゃんにとって
全身麻酔は大きな負担です。
そうならないためにも少なくても
3日に1回は必ず歯磨きしてあげてくださいね!
1日1回は行う歯磨きですが、
いつ行うのが効果的なのでしょうか?
猫の歯磨きのタイミングはいつがいいの?
タイミングに特に決まりはありませんが、
1日2回行う場合は
毎食後が分かりやすいですよね。
1日1回行う場合には1日の終わりに
歯磨きしてあげるといいですね。
寝る前にその日1日の
汚れを落としてあげることで、
歯茎にばい菌が溜まりにくくなります。
生活環境によって夜の歯磨きが難しい飼い主さんは
朝ご飯の後に歯磨きしてあげましょう。
どうしても歯磨きをする
時間がない時には他の方法はあるのでしょうか?
猫の歯磨きの代わりにおすすめなものはある?
歯磨きほどの効果はありませんが、
歯磨き効果のあるおやつやおもちゃがあります。
毎日歯磨きを行うのがもちろん1番ですが、
どうしてもできないときには
ご飯の後に歯磨きおやつをあげましょう。
歯垢を少し落とすことができるので、
歯磨きができない猫ちゃんの場合も
おやつで歯周病になるリスクを
少しだけ減らすことができますよ。
まとめ
いかがでしたか?
猫ちゃんは自分で歯磨きができません。
歯周病のリスクなんて猫ちゃんは
分からないので、
嫌がってしまうのも仕方ないですよね。
飼い主さんがしっかりと歯磨きしてをして、
猫ちゃんの健康を保ってあげてくださいね♪
こちらの記事ではおすすめの
歯磨き効果のあるおやつを紹介しています。
どうしても歯磨きができない猫ちゃんには
おやつで歯磨きしてあげましょう。
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