猫の老衰はどんな症状が出る?寿命での最期はどんな状態?
大事な猫ちゃんが
いつまでも長生きしてくれることは
飼い主にとって何より嬉しいことです。
特に近年はキャットフードの質が良くなり、
動物に対する医療が発達したおかげで
長生きの猫ちゃんが増えてきました。
猫も人間と同じで、
年老いてくると体に不調が出てきます。
そんな姿を見ていると、
もうそろそろお別れが近づいてきたのかも
しれないと、ふと思うこともあります。
そんな時、猫の老衰とは
どのような症状が出るのかを知っておくと、
年老いた猫の負担を和らげてあげる
ヒントになり、
飼い主としても最期の時に向け、
心構えをして備えておけたら
少しだけ心にもゆとりが出来るかもしれません。
今回は猫の老衰とは何か、
症状や最期の看取り方をまとめました。
まずはじめに、
具体的な症状についてみていきましょう。
食べない・歩けない・・・猫の老衰はどんな症状が出るの?
具体的に猫の老衰とは
どのような症状が出てくるのでしょう。
老衰が始まる年齢は猫によって違いますが、
高齢猫に
食餌を食べない・水を飲まない・歩けない
などの症状が見られた場合、
まずは獣医師の診察を受け、
病気でないかを調べましょう。
老衰ではなく、
病気が原因でその症状が出ているのであれば
治療により回復したり、
症状を軽く・進行を遅く出来る
可能性もあります。
高齢猫には、
糖尿病、甲状腺機能亢進症、
副腎皮質機能亢進症、腎機能低下が多く、
これらの病気の場合も
食欲減退などの症状が出ます。
動物病院で老衰と診断されたら、
獣医師と相談の上、
もし痛みなどがある場合は取り除いてあげる
などのケアをしてあげましょう。
寿命での最期ってどんな状態?
昔からよく猫は死に際に姿を消すと
言われていますが、
近年は完全室内飼いの猫が多いので
お家で看取る場合が増えています。
では、猫の寿命での最期は
どのような状態になるのでしょう。
高齢猫は何らかの病気や
疾患を持っていてもおかしくありません。
また、老衰とは
病気ひとつ無く死んでいくのではなく、
老化により多機能不全を起こすことであり、
腎機能や心機能が著しく低下した末に起こる
腎不全・心不全や肺炎などが
老衰死の本当の原因
となることがほとんどです。
そのため、猫の老衰の症状により
最期がどのような状態になるかは
一概には言えませんが、
老衰に陥り、寝たきりになった猫が
全く水を受け付けなくなると最期が近いと
覚悟をしておくべきだそうです。
猫ちゃんがそろそろかな?と思ったら、
かかりつけの獣医師に、
どんな時は動物病院の受診が必要か、
どんな症状なら
このまま家で看取ってあげたら良いのかを
聞いておくといざという時に不安にならずに
対応出来るかもしれません。
猫の寿命!何歳頃まで生きられるの?
猫の平均寿命は、
オス猫が13.3歳、メス猫が14.3歳です。
ギネス記録に残っている
これまでの世界最高齢の猫は
38歳(人間でいうと168歳!)だそうです。
日本国内でのこれまでの
最高齢は36歳の「よも子」ちゃん
(「さん」付けの方が良さそう)。
上野動物園から
表彰を受けたこともあるそうです。
猫は7歳を過ぎた頃からシニアと呼ばれ始め、
10歳を超えると高齢、
15歳以上は人間でいうと80歳以上の超高齢
になります。
7歳頃からシニア向けのフードに変える、
あまり動かなくなり爪とぎもしなくなるので
定期的に爪を切ってあげる、
寝ている時間が徐々に長くなるので
寝ている時はそっと寝かせてあげるなど、
日常生活にも
少し気を付けてあげると良いですね。
まとめ
私が昔飼っていた犬は
病気で死んでしまったので、
ペットを老衰で看取った経験がありません。
介護は想像以上に大変なものですよね。
年老いて苦しそうな姿を見ることも
とても辛いでしょう。
でも最期まで大好きな人と
一緒にいられる猫ちゃんは
きっと幸せでいっぱいだと思います。
動物病院の先生とも相談の上、
出来る限りのことをして
看取ってあげたいですね。
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