1. TOP
  2. 病気
  3. 猫の去勢費用はどのくらい?オスが手術するメリットは?


猫の去勢費用はどのくらい?オスが手術するメリットは?

病気  

IMG_0982[1]
うちのこまろ(1才2か月)は

オスなんですが、
最近マーキングのスプレーが
ひどくて困っています。

こまろは、生まれつき漏斗胸という
肋骨が内側にへこんでいる病気で
呼吸があまり深くできないので
全身麻酔の去勢手術は
慎重にしなければならず、
延ばし延ばしにしています。

どこでもかしこでも、
おしっこをかけてまわるので、
そろそろ考えなければいけないかな?
と思う今日この頃ですが
今回はタイムリーな去勢手術の
お話ですね。

うちも久々の若いオス猫さんなので、
去勢手術のあれこれを
おさらいしながら
みなさんにも、お伝えしていこう
と思います。


猫の去勢費用の料金相場はどのくらい?

オスの猫の場合、去勢費用の相場は
ほとんどの場合1万5千円~2万円位
が相場です。

うちのこまろのように、病気があり
麻酔に特別な管理が必要になってくる場合は
もう少し割高になってきます。

オス猫は、おなかは開かずに
睾丸の摘出手術だけですので、
メスに比べ体に負担が少ないですが、
まれに停留睾丸(陰睾)といわれる
睾丸が外に降りてこずにおなかの中に
とどまったままの子がいます。

この場合は、開腹手術で睾丸を摘出
しなければならないので、
多少手術費が高くなります

この停留睾丸という病気は、
睾丸が体内にあるために、
常に睾丸が温められ、
通常ならば体外で冷やされるべき睾丸が
体温により変化し腫瘍化しやすい
という特徴を持っています。

この腫瘍を放っておくと、悪性の場合
転移して死亡する場合もあります。

また、片方残っていると、生殖機能は
残されるので、
メス猫を妊娠させる可能性があります。

ですので、停留睾丸の場合は、
開腹手術できちんと処置しておくのが
安心ですね。

 

もっと具体的に詳しく去勢手術の方法を
知りたい方のために、
YOUTUBEで去勢手術の動画を
見つけました。
血に弱い方は閲覧をお控えください。


 

去勢費用には助成金制度はある?

猫の去勢手術の費用は自治体によっては
助成金が出る場合があります。

ぜんこく犬猫助成金リストというサイトに
全国の助成金が出る自治体のリスト
が載っていますので、
お住まいの地域が助成金の対象と
なっているならば利用できます。

ぜんこく犬猫助成金リストのサイトはこちら。

ぜんこく犬猫助成金リスト

 

詳しくはお住いの自治体に
お問い合わせ下さい。

さかりがつく前が正解?手術に適した時期とは?

IMG_0658[1]

あまり早すぎても、遅すぎても
いけません。

半年未満の子はまだ尿路が未発達のため
早くに去勢手術をすると
尿路結石になりやすくなる
言われています。

また、年をとってからの去勢手術は
体力的に麻酔に耐えられない
場合もあるので、
手術に適した時期は、さかりがつく前の
半年過ぎから、1才くらいが理想
と言えます。

もしも、
おませさんで半年にならないのに
発情してしまった子は
体が出来上がる半年まで待った方が
安心です。

オスが去勢手術をするメリット・デメリットを比較してみた!

去勢手術のメリット

オス特有の生殖器の病気になる心配が
なくなり、発情期のストレスから
解放されます。

発情がなくなるため、過剰な縄張り意識が
薄れ、マーキングや大きな声で鳴く、
他の猫とのケンカが少なくなります。

発情により、外へ脱出して
交通事故に遭ったり、
欲求不満によるイライラから解放されるので
結果的には去勢していないオス猫よりは
長生きする傾向にあります。

 

[ad#res-a2]

 

去勢手術のデメリット

最大のデメリットは、去勢は生殖能力を
完全に奪うので、二度と赤ちゃんは
望めないと言う点です。

また、発情期には動き回ったりして
活動的だったのが、
発情期がなくなると穏やかな性格になり
活動的ではなくなるために
肥満になりやすいと言われています。

去勢手術を失敗することもある?

去勢手術は、睾丸が体の外に出ている
場合は、すこし切開して
睾丸を摘出するだけですので
失敗することはほとんどありませんが、
猫の手術は全身麻酔で行うために
まれになんらかの理由により
突然呼吸が止まったりして危険な状態
に陥ったり、最悪の場合は死亡する
こともあります。

何においても言えることですが、
100%
安全という手術はありません。

ですので、簡単な手術とはいえ
よく納得してから、万が一のことも
頭に置きながら手術はうけましょう。

まとめ

IMG_0942[1]

いかがでしたか?
去勢手術は簡単な手術ですが、
猫が去勢手術を望んでする
わけではありません。

猫の一生を左右する事かも
しれないので、去勢手術も
リスクはあるという事を頭に入れ
よく理解してから
受けましょう。


\ SNSでシェアしよう! /

にゃんたんといっしょの注目記事を受け取ろう

この記事が気に入ったら
いいね!しよう

にゃんたんといっしょの人気記事をお届けします。

  • 気に入ったらブックマーク! このエントリーをはてなブックマークに追加
  • フォローしよう!

    この記事をSNSでシェア



ライター紹介 ライター一覧

アバター画像

ピヨ

はじめまして!ピヨです!

私は、こちらのサイト
にゃんたんといっしょで
お役立ち記事を書いています。

動物は大好きで、今も
猫・犬・熱帯魚・カエル・イモリ・キジバト
と暮らしていますが、
中でも猫が一番好きです!
(ほかの子には内緒ですが…)

特技はDIYとネコパシーの解読です♪
(ネコパシーとは、猫のテレパシーの造語です。
作りました(^^ゞ)

知っているようで知らない
ミステリアスな猫の秘密を
皆さんと一緒に
楽しく学んでいきたいと思いますので
よろしくお願いいたします。

関連記事

  • 猫の去勢時期はメスの場合いつ?時期によって方法がちがう?

  • 猫の病気の皮膚の症状!原因や対処方法【まとめ】

  • 猫が元気がないのは病気だから?考えられる5つの病気を解説

  • 猫の舌に黒い斑点がある!病気とそうでない場合の違いとは?

  • 猫伝染性腹膜炎(FIP)は予防できるの?感染したら治らない?

  • 猫のワクチンの費用は全部でどれくらい?絶対に必要なの?