猫のリンパ腫!食欲廃絶の状態になると余命はどれくらい?
愛猫がリンパ腫の診断を受けた・・・
それだけでも心配でたまらないですが、
食欲がなくなってきたら
もっと心配になりますよね。
もしかして
そろそろ余命宣告されるのでは、
と通院のたびに不安になると思います。
そこで今回は、
- リンパ腫で食欲廃絶状態からの余命
- 末期のリンパ腫の症状
- リンパ腫は治療で治るのか
について調べました。
飼い主が不安を抱えていると、
猫も不安になると聞きます。
できるだけリンパ種のことを知って、
飼い主も猫も強気で
病気に立ち向かいましょう!
猫がリンパ腫の診断を受けた!食欲廃絶状態からの余命は?
猫がリンパ腫の診断を受け、
食欲廃絶状態(まったく食欲がない状態)
になってしまったら、
余命はどのくらいなのでしょうか?
残念ながら、食欲がなくなってしまうと
だいたい余命数週間~1カ月ほど
といわれています。
とても残酷な数字です・・・。
でも、これはあくまでも一般論です。
猫の年齢や症状、
リンパ腫が発生した部位によって
余命は異なります。
なかには
ステロイド剤を上手に使って症状を抑え、
余命宣告から1年以上
がんばっている子もいます。
余命宣告は怖いですが
愛猫にとって1番いい治療を選ぶためにも、
主治医の診察を受けて
じっくり相談してみましょう。
末期にはどんな症状があらわれる?
猫のリンパ腫の末期には、
次のような症状が表れます。
●高熱
●食欲廃絶
●重度の貧血
●体重の減少
●元気がない
●胸やお腹に水がたまる
●呼吸困難
●重度の腎不全
●ブドウ膜炎などの眼科疾患
●大きなしこりがあちこちに出来る
猫のリンパ腫は
体中のいろいろな部位で発症するため、
症状も多様です。
しかもこれらの症状は
他の病気でも起こりやすいので、
注意が必要です。
末期症状のひとつである、
’’胸やお腹に水がたまる’’状態の
動画をご紹介します。
横になる姿勢が普通ではないですよね?
このように
いつもと違う姿勢で寝ていたら、
お腹などに水が溜まって
内臓が圧迫されているおそれがあります。
すぐに病院へ連れていってあげてください。
この猫ちゃんはその後
抗がん剤がよく効いて回復したそうです♪
リンパ腫は治療で治るの?完治の可能性は?
リンパ腫は、
適切に治療すれば治るのでしょうか?
完治の可能性が本当にあるのか、
気になりますよね。
残念ながら、
猫のリンパ腫の治療成績はとても悪いです。
犬や人のリンパ腫に比べて、
猫は抗がん剤が効きにくいのです。
抗がん剤が効いた場合でも
平均生存期間は約7カ月といわれています。
発病してしまうと、
治療しても完治は難しいのが現状です。
ただ、先ほどもお話ししましたが、
免疫療法やステロイド剤などの
いろいろな治療法を組み合わせて、
発病後も元気に暮らしている猫も
少なからずいます。
できるだけ初期の段階から
その子に合った方法で治療を始めると、
リンパ腫に打ち勝つことも可能です。
まとめ
いかがでしたか?
猫がリンパ腫と診断を受け
食欲廃絶状態になった場合、
余命は数週間~1ヶ月と
いわれています。
食欲廃絶状態以外にも、
リンパ腫の末期には
さまざまな症状がでます。
どれもしんどい症状なので、
獣医師と相談して
対処してあげてくださいね。
リンパ腫は治療が難しい病気で、
抗がん剤の効きもあまりよくありません。
そのため、一度発病してしまうと
治療しても完治は難しいと
いわれています。
でも上手くリンパ腫をコントロールして、
平均生存期間以上を
元気に生きている子もいます。
どうか諦めないで、
最後まで猫ちゃんの生命力を
信じてあげてください。
きっと猫ちゃんはできる限りの力で、
あなたの思いに応えてくれると思います。
今週のおすすめ記事6選♪
この記事をSNSでシェア