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猫が予防接種後にぐったりしてるのは副作用?病院に行くタイミングを解説

猫を飼っている方の多くが経験する予防接種。

病気予防のために、絶対にやった方がいいですが
一方で、予防接種後にぐったりしていた…
という経験をした方もいらっしゃるのでは?

様子を見ていていいのか、病院に行くべきか
迷ってしまう方も多いかもしれません。

今回は、予防接種後の体調不良について
お話します。




予防接種後、猫の半数はぐったりしてしまう

一説では、半数の猫は予防接種後に
ぐったりしてしまうと言われています。

ただ、実際にワクチンを打った後に、
調子が悪いと病院に来られる猫ちゃんは、
ほとんどいません。

個人的主観では、年に数百回程ワクチンを打って
その後に、体調不良で来院される猫ちゃんは、
年に1頭いるかどうかくらいかと思います。

ワクチン前「去年予防接種後どうでしたか?」
とお聞きすると、
5種混合ワクチンを打たれた方からは、
「しんどそうだった」と比較的耳にしますが
3種の場合は、ほぼ「大丈夫」と仰ります。

ワクチン自体は身体にとって「異物」ですので、
免疫が過剰に反応(アレルギー反応)したり、
免疫が「ワクチン=異物」に対処している間に、
元々持っている(隠れている)病気が悪化する
可能性はゼロではありません。

しかし、ぐったりする子は一定割合いますが
多くの場合が、「そこまで気になる程ではない」
ということかと考えますし、
特に治療の必要もない方がほとんどです。

予防接種後に病院に行くタイミング

しかし、比較的稀なケースではありますが、
病院に行くべき体調不良の場合もあります。

では、具体的どのような場合なのでしょうか?

実際には明確な線引きは難しいと思いますが、
少なくとも以下のような症状の場合には、
病院に行った方がいいでしょう。

1.予防接種後1~2日経ってもぐったりしている

接種当日~翌日は

  • なんとなく元気や食欲がない
  • 嘔吐や下痢をする

などがあります。

激しくなければ
一過性の症状であることも多く
治療はとくに必要がない場合がほとんどです。

ただ「なんとなく」レベルではない激しい症状、
緩慢でも長引く症状はおかしいです。

早めに動物病院に連絡をして相談しましょう。

2.予防接種した患部が2週間以上たっても腫れている

ワクチンに限らず、注射した部位に
「しこり」が出来ることがあります。

ほとんどの場合、気にする必要のないものです。

稀なケースですが、特に5種混合ワクチンの場合
注射部位に肉腫(悪性腫瘍=癌)できることが
あります。

悪いものでなくても一生消えないものや、
なかなか消失しないものも多いですが、
特に5種混合ワクチンを打った部位が腫れていて
なかなか治らない場合、病院で相談しましょう。

3.下痢や嘔吐が1日経っても治まらない

1.と同様ですが、長引く場合は異常です。

また、当日でも何回も吐くのは異常ですし、
嘔吐が続くことで「膵炎」を併発することも…

気になる場合は、早目に病院にいきましょう。

4.アレルギー反応が出た

厳密には、予防接種後の体調不良の内、
アレルギー反応とそれ以外を区別することは
できませんが、
顔の腫れやじんましん、虚脱、呼吸困難など
症状が出た場合、すぐに病院に連絡しましょう。

一般的には、数時間以内にでることが多いです。

特に、虚脱(血圧低下)や呼吸困難などの症状は
アナフィラキシーショックの可能性があり、
命に係わる重篤な症状の可能性がありますので、
緊急的に処置が必要です。

5.予防接種後1日経っても食欲がない

これも1.と同様です。

ワクチンの影響だけでなく、
ストレスでも猫は食欲がなくなるので、
病院に行ったストレスで食べないのかも…

しかし、そんなに長く食べないのは、
やはり異常です。

また、(特に肥満の)猫は数日食べないだけで、
肝リピドーシス(肝臓に脂肪が蓄積して肝臓が
機能できなくなる病気)併発のリスクがあるので
長く食べない場合は注意が必要です。

少し本題から逸れますが、
猫の病院でのストレスを表す動画をご紹介します

実際には、もっと嫌がる子も珍しくないです。
知らない場所で注射を打たれることは、
それくらいストレスがかかるんですね。

でも、こういう子って、注射を打つ瞬間は
意外と嫌がらないんですよね。

猫は皮膚の痛みの感覚は弱い上に、
緊張と興奮で痛みを感じてないのかも。

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予防接種は午前中に受けるのがベスト

前述のとおり、稀ではありますが命に係わる
重大な症状がでる可能性もありますので、
打ったあとも長く病院が開いている午前中に
予防接種をすることをオススメします。

病院によっては、
午後のワクチンは断るところもあります。

また、知らない内に症状が出ることを避けるため
接種後も飼い主さんが様子を見てあげられる日
予防接種を受ける方がいいでしょう。

まとめ

病気の予防という点から、予防接種は大切です。

しかし、その後の体調不良のリスクはあります。

また、体調不良がでるかどうかは、
接種前には全くわかりません。

リスクを減らすために、調子が悪い時などは、
ワクチン接種は避けるべきですし、
接種後も、近日中はシャンプーなどといった
ストレスのかかることは避けましょう。

病院に行くかどうかを明確に線引きするのは
難しいです。

長引く症状や激しい症状の他、気になるようなら
早めに病院に相談しましょう。

以下のページなども参考にしてみてください。
⇒猫がぐったりしているのは病気?考えられる5つの原因と応急処置の方法

アナフィラキシーショックの場合は、
1分、1秒を争う危険な事態です。

アナフィラキシーかどうかの見極めは
困難なこともあるので、
ワクチン接種後の体調不良は、
様子を見過ぎないことをオススメします。

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辺銀 歩

辺銀 歩

関西の動物病院で獣医師として働いています。動物の病気等に関する専門的知識だけでなく雑学的な知識も併せてご紹介していければ...と思っています。
日々の仕事の中で、「知らなかった」ことから不幸を感じてしまう動物や飼い主さんの姿を数多く見てきた経験から、読んで頂いた方々が、動物に関する正確な知識を得ることで、後悔することない人生を送ることができることを目指しています。
「一つの答え」ではなく、動物と飼い主さんのライフスタイルに応じた「選択肢」をご提案していきたいです。

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