猫の呼吸がブーブー鳴るのは鼻づまり?原因と対処法についても
愛猫が呼吸するたび、「ブーブー」
「プープー」と音が鳴る。
一体これは何の音なのか、
気になってしまいます。
鼻詰まりによるものなのでしょうか。
飼い主さんとしては、
とても心配ですよね。
鼻が詰まっているとすれば、
どのような病気の可能性が
考えられるのでしょうか。
この記事では、猫の鼻が
ブーブーなる原因と対処法
についてまとめました。
この記事に書いてること♪
猫の呼吸がブーブー鳴るのは鼻づまりが原因
猫の呼吸が「ブーブー」「プープー」
鳴っているのは、鼻づまりが原因です。
猫風邪やアレルギーなど
何らかの原因で鼻が詰まっており、
呼吸がしにくい状態です。
猫は人間のように鼻をかむことが
できないため、鼻づまりを自力で
解消することは困難です。
猫が鼻づまりの時に考えられる病気4つ
猫に鼻づまりの症状が見られる場合、
どのような病気が考えられるのでしょう。
ここでは、鼻づまりの際に考えられる
病気を4選紹介します。
1.アレルギー性鼻炎
猫も何らかの物質にアレルギーを持つ
個体が存在します。
花粉やウィルス、ダニなどの
アレルギー性鼻炎を発症した場合、
鼻づまりの症状が現れます。
季節性のものや慢性化するものもありますので、
動物病院でアレルギー検査を受けることを
おすすめします。
アレルギー症状の場合は、
鼻づまりと共にくしゃみも起こります。
猫のくしゃみについて
詳しく知りたい方はこちらの記事が
おすすめです。
アレルギーや風邪など、
猫のくしゃみの原因が詳しく
紹介されています。
2.猫風邪
猫風邪はウィルス性の疾患で、
人間の風邪に似た症状が現れます。
鼻づまりのほかにも、鼻水や発熱、
食欲低下や元気がないなどの
症状が見られます。
長引くようであれば動物病院の
受診をおすすめします。
3.副鼻腔炎
副鼻腔炎とは、鼻炎が長引くことで
炎症が副鼻腔まで広がった状態のことです。
副鼻腔炎は鼻から
額にかけて痛みを伴います。
鼻づまりのほかにも
発熱や食欲低下などの症状が現れます。
副鼻腔炎と思われる症状の場合には、
悪化するとほかの感染症にかかる
リスクが高まるため、
動物病院の受診をおすすめします。
4.クリプトコッカス症
クリプトコッカスという真菌に
犯されることで発病します。
媒体は主に鳩の糞です。
鼻づまりのほかに、大きないびきをかく、
鼻の周囲にしこりができる、皮膚から膿が出る
などの症状が現れます。
クリプトコッカス症にかかることはまれですが、
症状がひどい場合には、クリプトコッカス症を
疑い動物病院を受診することをおすすめします。
猫の呼吸がブーブー鳴ったときの対処法
猫の鼻づまりは、どのような処置や
お手入れをすると良いのでしょうか。
ここでは、鼻づまり時のお手入れ
方法を紹介します。
定期的に鼻のお手入れをしてあげる
猫は自分で鼻をかむことができないため、
鼻づまりの処置は飼い主さんが
行ってあげましょう。
ガーゼをお湯で湿らせ、
鼻水や固まった部分を優しく
拭いてあげます。
鼻が乾燥してひび割れが起きている
際には、加湿器で部屋の湿度を高めたり、
ワセリンを塗ってあげたりすると
おすすめです。
鼻腔内は傷をつけてしまう
可能性があるため、無理なお手入れは
必要ありません。
ひどい場合は病院で薬を処方してもらう
鼻づまりが酷い場合には、動物病院で
薬を処方してもらう方法もあります。
抗生物質や抗炎症剤などを
使用することで、ウィルスや真菌、
炎症による鼻づまりを緩和する
ことが可能です。
愛猫の鼻づまりが長く続くよう
であれば、動物病院を受診
してみるとよいでしょう。
愛猫のくしゃみ、
鼻水に困っている方はこちらの記事が
おすすめです。
止まらないくしゃみや涙の原因や
対処法が詳しく紹介されています。
まとめ
猫の鼻がブーブーとなるのは、
鼻づまりが原因です。
猫の鼻づまりには、風邪や
アレルギーなど様々な疾患が考えられます。
いずれも症状が酷いようであれば、
動物病院の受診をおすすめします。
愛猫の鼻づまりには、
濡らしたガーゼで汚れを拭いてあげたり、
湿度を高めたりすることで症状を
緩和することも可能です。
また、ほこりやダニなどが湧かないよう、
室内を清潔に保つことも大切です。
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