猫の虫下しには副作用があるって本当!?正しい飲ませ方は?
猫は寄生虫に寄生させることがあり、
虫下しの薬を飲ませないと
いけないときがあります。
でも、
『虫下しの薬を飲ませてから
どうも調子が悪い・・・』
という声をわりよくと聞きます。
下痢や嘔吐、食欲不振など
症状はさまざまなようですが、
これは虫下しの副作用なのでしょうか?
今回は、
- 猫の虫下しの薬には副作用がある?
- どんな副作用の症状がでるのか
- 正しい薬の飲ませ方とその効果
について調べました。
虫下しの治療を検討している方や
虫下しの薬を処方された方は、
ぜひこの記事をご覧ください。
この記事に書いてること♪
猫の虫下しの薬には副作用があるって本当!?
猫の虫下しの薬には、
本当に副作用があるのでしょうか?
答えは、’’本当’’です。
猫の虫下しの薬には、
さまざまな症状の副作用が
結構な数報告されています。
副作用でどんな症状が出るの?
虫下しの薬の副作用では、
いろいろな症状がでます。
●嘔吐
●食欲不振
●痙攣
●腹水や胸水
●むくみ
●意識障害
●死亡 など
多くの場合は、
下痢や嘔吐などの消化器症状が
でるようです。
幼猫や老猫は
特に強い副作用がでやすく、
死亡する危険も高くなります。
また、
寄生虫に寄生されてから時間がたっていて、
体内の虫の量が増えているほど
不幸な結末を招きやすくなります。
寄生されやすい生き物です。
でも「寄生虫ってなに??」
という方も多いと思います。
少し気持ち悪いですが、
動画で寄生虫を見てみましょう。
こんなのがお腹の中で増えたら、
とても危険です・・・。
虫下しの薬の副作用を
怖がり過ぎずに、
これからご紹介する
正しい薬の飲ませ方を参考に
寄生虫を取り除いてあげてくださいね。
正しい薬の飲ませ方とその効果とは?
できるだけ副作用が出ないように、
寄生虫を取り除いてあげたいですよね。
副作用が出にくい正しい薬の飲ませ方と
その効果をご紹介します。
正しい薬の飲ませ方
正しい虫下しの薬の飲ませ方は、
- 適切な時期に
- 適切な薬を
- 確実に飲ませる
の3つを守ることです。
1.適切な時期に
虫下しの薬には、
飲ませるのに最適な時期と
飲ませるべきでない時期があります。
虫が猫の体内で増えて
量が多くなっている場合は、
虫下しを飲ませることで
逆に強い副作用を招くのです。
また、幼猫や老猫など
猫の体力が不足している場合も、
副作用に耐えられず
亡くなってしまう危険があります。
そのため、獣医師の診断をうけ、
寄生虫の量や猫の体力を考慮して
最適な時期に薬を使う必要があります。
2.適切な薬を
猫に寄生する寄生虫には
回虫・鉤虫など線虫や
瓜実条虫などの条虫など、
いろいろな種類がいます。
どの種類の寄生虫に寄生されたのかは、
検便検査や血液検査をしないと
はっきりはわかりません。
種類によって最適な薬を使わないと、
副作用がでる危険が高くなります。
きちんと獣医師に検査をしてもらって、
寄生虫ごとに適切な薬を
処方してもらいましょう。
3.確実に飲ませる
寄生虫の薬は、
2~3回ほど飲ませる必要があります。
毎回ちゃんと飲み込ませないと
うまく寄生虫を退治できないため、
猫が薬を吐きださないように
確実に飲ませる必要があります。
素早く確実に薬を飲ませる方法を
動画でご紹介します。
びっくりするくらい素早いですよ!
口や手をつかまれて
少しかわいそうにも見えますが、
素早く終わらせてあげる方が
猫にとっても楽です。
ぜひ参考にしてくださいね。
最後に、
虫下しの薬の効果をみておきましょう。
虫下しの薬の効果
虫下しの薬には、
’’虫を体外に排出する効果’’
があります。
体内の寄生虫をマヒまたは死亡させ、
糞と一緒に体外に排出してくれます。
まとめ
いかがでしたか?
猫の虫下しの薬には副作用があります。
症状はさまざまで、
軽い下痢や嘔吐から死亡まで
いろいろな例が報告されています。
副作用の危険を減らすためには、
正しい薬の飲ませ方をしましょう。
適切な時期に、適切な薬を、
確実に飲ませてください。
虫下しの薬は寄生虫を体外に排出し、
寄生虫による病気から猫を守ってくれます。
今週のおすすめ記事6選♪
この記事をSNSでシェア