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猫が喧嘩で怪我!すぐにできる3つの応急処置の方法!

健康  

猫を飼っている飼い主さんなら
誰でも経験したことのある怪我。

お外から帰ってきた猫から血が出ていたり、
お外に出ない猫でも、
お家に迷い込んだ野良猫や他のお家の猫と
喧嘩をして怪我を負ってしまったことは、

猫を飼っている方なら経験したことのある、
よくある話なのではないでしょうか?

まだ経験されたことのない方も、
その場合どのようにしたらよいか
処置の方法はご存知ですか?

今回はそんな時に
どのような処置をしたらよいか
ご紹介させていただきます。


猫が喧嘩で怪我をして帰ってきた時の応急処置3つの方法

猫が喧嘩でけがをした場合、
特に気を付けなければいけないのが感染です。

咬み傷なのか、ひっかき傷なのかも
もちろんありますが、

爪先や口の中には雑菌が多くいるため、
傷口から雑菌が入って
化膿してしまう可能性が非常に高いです。

一歩間違うと
小さな傷でも治療に時間を要する傷へと
変わってしまいがちです。

そうならないように

  1. エリザベスカラーをつける
  2. 水道水で洗い流す
  3. 刺激が少ないので刺激が少ない消毒液で

という方法がおすすめです。

1. エリザベスカラーをつける

怪我をした時に、
エリザベスカラーをつけることはとても大切です。

猫は気になると、
傷口の場所を何度も何度も
ひっかいてしまったり、

舐められる場合はずっと舐めてしまうことが
あります。

そうしてしまうと、
猫の爪や口にいる細菌がさらに増えてしまって、
感染がひどくなったり

舐める場合は、猫の舌はザラザラしているので、
さらにえぐれてしまう可能性があり、
傷が悪化しがちです

エリザベスカラーはペットショップなどでも
購入可能ですが、
以下の記事で手作りをする方法も
ご紹介しています。

参考にしてみてくださいね。

⇒猫のエリザベスカラーは代用できる?ある物で手作りする方法は?

2. 水道水で洗い流す

前述の通り、
猫の爪や口の中には雑菌が多く存在します。

感染が広がるのを防ぐためにも、
怪我をしているのを発見したら
まずは水道水で洗い流してあげましょう。

洗うことで、
傷口周りの細菌は少し減らせるのと、
血が落ちることで傷口の大きさや
どのような傷なのかがわかりやすくなります。

3. 刺激が少ない消毒液で消毒をする

そして消毒液でけがをしている部分を
消毒します。

猫が嫌がる可能性が高いので
出来れば抱っこをする方と、
消毒をする方の二人でするのがおすすめです。

このときにオキシドールやイソジンなど
しみるものであると傷口が痛くて
嫌がる可能性があるので、
刺激の低い消毒液を選んであげると良いでしょう。

猫の怪我にイソジンは使ってはいけないって本当?

猫が怪我をした時、
消毒と聞いて一番に思い浮かべるのが
イソジンなのではないでしょうか。

イソジンと言っても、
うがい用のものだと希釈されているため、
傷口などの消毒に使う消毒用のものです。

イソジンは使ってはいけない
わけではありませんが、
皮膚刺激が比較的強いとされており、
塗布した時にしみる可能性が高いのです。

病院などではクロルヘキシジン
呼ばれる成分のものを
使用することが多いのですが、

市販だと消毒液としては
アルコールが入ってしまっていたり、
あまり使えるものは無さそうなので、

動物病院に相談して
処方してもらうと良いでしょう。

 


猫の怪我にも湿潤療法が主流になってきている?

湿潤療法という方法を
ご存知でしょうか?

人間でも「キズパワーパッド」などで
注目されています。

今までは傷口を開放していた方が
治りやすいと思われていたのが、

湿潤療法という生体の治癒能力を活かして
傷口を被覆材と呼ばれるもので
湿度を保ちながら覆ってあげることで、
湿潤環境を保ったまま
治癒していくという方法です。

猫でも湿潤療法を行う動物病院は
多くあるようです。

ただし、怪我の状態により、
適しているか否かという問題があり、
逆に治癒を遅めてしまう可能性
あります。

まずはご自身で
湿潤療法を行うか否かを判断せずに、
動物病院で相談してみてくださいね。

猫の怪我で病院へ連れて行ったら費用はどれくらい必要?

動物病院での猫の怪我の治療の相場は
いくらでなければならないということが
実は決まっていません。

病院によって費用は様々ですし、
怪我の状態や使うお薬の種類によっても
変わってきます。

例えば怪我と一口に言っても、
傷口をさっと消毒をして、
抗生剤を処方して終わるようであれば
費用は安く済むでしょうし、

余りに猫が嫌がって処置をさせてくれず、
傷も深い場合は鎮静をかけての処置になり、
そしてお薬も飲めないので
持続性の抗生剤注射薬を
することになってしまうと

費用はどんどん高くなる可能性があり、
費用も行う処置によって、かなり幅が出てきます

ただ、大まかな金額は
教えてもらえると思うので、
まずはかかりつけの動物病院に
費用はどのくらいになるのか
電話で相談してみても良いかもしれませんね。

まとめ

よくあることですが、
大きな傷になってしまう可能性もあり、
侮れない猫の怪我。

しかしまずお家で出来ることを
動物病院を受診する前に出来るだけでも
だいぶ悪化は防げます。

また普段から信頼関係が築けていると、
消毒や投薬などの処置もしやすいでしょう。

いざというときのために、
普段から情報を収集しておいたり、
猫との関係を築いておいたり、
そしてちょっと相談…というのが
動物病院ともできる関係に
なれていると理想的かもしれません。

怪我の他にも
こんな原因で傷を作ってしまい、
消毒が必要になるケースもあります。

以下の記事で紹介をしているので
よろしければ参考にしてみてくださいね。

⇒猫がストレスで自傷行為!気持ちを和らげる3つの方法とは?


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りな

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