猫が毛玉を吐くのは毛球症?自宅でできるケア方法を紹介
猫は暇さえあれば
グルーミング(毛づくろい)に
いそしんでいますよね。
それ自体は何の問題もない
自然な行動ですが、
気をつけたいのが「毛球症」。
毛球症とは猫が毛づくろいで
自分の体を舐めた時に飲み込んだ毛が
胃や腸などの消化管内にたまることで
発症する病気のこと。
猫が毛玉を吐く場合、
この毛球症になる可能性があるので
注意が必要です。
そこで今回は
毛球症を予防するためのケア方法について
解説していきたいと思います。
愛猫が毛玉を吐く飼い主さんは
是非参考にしてくださいね。
この記事に書いてること♪
猫の毛球症を防ぐ3つのケア
猫がグルーミングして
飲み込んだ毛が胃腸内で大きい毛玉になり、
排出できなくなることを
「毛球症」といいます。
この毛球症を予防する3つのケアが
こちらです。
- 1日1回のこまめなブラッシング
- 1ヶ月に1回のシャンプー
- フードの切り替え
次からの項目で詳しくお伝えしていきます。
どれも自宅でできるケアばかりなので
是非トライしてみてくださいね。
また猫が吐いたときの対処法については
こちらの記事がおすすめ。
実際に効果があった対処法なので
是非トライしてみてくださいね。
1.1日1回のこまめなブラッシング
毛球症の予防には、
よくブラッシングをしてあげることが
一番です。
1日1回のこまめなブラッシングで
無駄な毛をとり、
猫が飲み込む毛の量をけらしてあげましょう。
春先と晩秋の換毛期は
特に抜け毛の量が増加するので、
この時期は念入りにブラッシングを
行なってくださいね。
ブラッシングをすることで
猫の体全体のチェックが行えるほか、
全身のマッサージ効果も期待できるので、
愛猫とのコミュニケーション手段としても
おすすめします。
ブラッシングが気持ちよくて
うっとりしている猫ちゃんをご覧ください。
2.1ヶ月に1回のシャンプー
シャンプーをして抜け毛を洗い流すのも、
毛球症予防には効果的なのでおすすめ。
1ヶ月に1回程度の頻度が目安です。
ただし猫によっては
シャンプーが苦手で精神的なストレスに
なることもあるので、
猫の様子をみて加減してください。
その分毎日のブラッシングを
欠かさないようにするのもお忘れなく。
3.フードの切り替え
猫の毛球症予防対策として、
フードの切り替えもよいでしょう。
毛玉ケア用のキャットフードはいかがですか?
フードに含まれる食物繊維が
胃の中で毛をからめとって、
ウンチと一緒に排出してくれるというものです。
即効性はなく、継続して初めて
効果が感じられるものではありますが、
毛球症になるリスクを抑えてくれるでしょう。
フードの切り替えを検討する際は
こちらの記事も是非参考にしてください。
⇒猫が吐くのを予防するキャットフード!おすすめランキングTOP5!
愛猫にぴったりな一品を選んであげましょう。
猫の毛球症は放置すると命の危険も!
「たかが毛球」
と思いがちかもしれませんが、
あなどってはいけません。
胃腸内の毛玉が大きくなりすぎてしまうと、
吐き戻すことも
ウンチとして出すことも難しくなり、
手術が必要になることも。
また脱水症状で衰弱死することもあります。
毛球症は放置すると
命の危険もある危険な病気なのです。
1.重症になるとを吐き出せず手術で取り除く
毛球症が軽度な場合は、
毛球除去剤を与え、便と一緒に
体内に蓄積された毛を排出させます。
ですが毛球除去剤を与えても効果が見られず、
毛玉が消化管に完全に詰まってしまうなど
症状が重篤な場合は
胃や腸を切開する開腹手術が必要になり、
直接毛玉を取り出すことになります。
2.毛球が大きくなりすぎると脱水症状を引き起こす
毛球が大きくなりすぎて、
嘔吐や食欲不振が長引けば、
脱水症状を起こして衰弱死
してしまうこともあります。
毛球症はどの猫にもなる可能性がある
あなどってはいけない病気です。
飼い主さんは日頃のケアを
しっかり行いましょう。
また愛猫に毛球症が疑われる場合は
すぐに猫を病院に連れていき
適切な治療を受けさせてください。
まとめ
毛球症とは
猫が毛づくろいで飲み込んだ毛が
胃や腸などの消化管内にたまることで
発症する病気のこと。
毛球症を予防するため、
以下のケアを行いましょう。
- 1日1回のこまめなブラッシング
- 1ヶ月に1回のシャンプー
- フードの切り替え
毛球症は放置すると、
手術や脱水症状での衰弱死などといった
リスクがあります。
日頃から地道なケアを継続し、
愛猫の毛球症を予防していきましょう。
今週のおすすめ記事6選♪
この記事をSNSでシェア